自転車にぶつかられました
自転車で道を走っていました。 隣に並んだ自転車の人が、どうもスマホをいじっているようだったので、嫌な気はしたのです。
並走すること数メートルで、横断歩道に着きました。 タイミングよく信号が青に変わったので、直進しようとすると…突然横を走っていた自転車が向きを変えました。
「ちょっと！あぶないっ！！」と叫んで、私は慌ててブレーキをかけたのですが、前を見ていない隣の自転車は勢いを落とすことなく、ぶつかってきました。 私は前カゴに積んでいた、カバンもろとも激しく道路に放り出され、痛みに呻くことにー…。
あまりの痛さに打ったところを抑えて転がっていると、ぶつかった自転車の人はすごく不思議そうな顔で覗きこまれました。
「大丈夫ですか？」
なぜ私が転がっているのか、わからないといった風に。
「いや、あの…いきなり曲がられたので…」と、身体を起こしながら言うとキョトンとした表情。 もう一度「あの…」と、言うとようやく耳にしていたイヤホンを外されました。
散らばったカバンの中身を拾ってどうにか立ち上がると、信号を渡ろうとしていた人が「大丈夫ですか？」と支えてくれました。 「病院へ行きますか？」とも言われたのですが、身体中が痛いやら何が何やらで、私は「大丈夫です」としか言えませんでした。
そんな態度が気に障ったのか、ぶつかった相手はイライラしてきたようです。 「（ぶつかったのは）そっちがスピードを出していたからだ」と言われました。 隣を並んで走っていたことにさえ、気づいておられないことに驚きました。
乗り物に乗りながらスマホを操作するのはやめて欲しい
できるなら乗り物に乗って、スマホを操作するのはやめて欲しいと、心から思いました。 できるならイヤホンで音楽を聴くのも、周囲の音が聞こえるくらいの音量で聴いて欲しいです。
もしもスマホを操作しながら、音楽を聴きながら運転されるのであれば、せめて右折左折の際に周囲を見渡してみてはいただけないでしょうか。
あと最近多く目に入るのが、一旦右折の方へハンドルをきってから、左折する（もしくはその逆）という方です。 「流行ってるのかな？」と思うくらいに、見かけます。
その方々も左右の確認をしないで、いきなり方向転換されるので、もう何度もぶつかりそうになっています。 だから自転車の隣を走るときはゆっくりと、道が広ければなるだけ近づかないように…と、自衛策はとっているのですが、あまり役に立たないなぁ…と、今回痛感しました。
今後、どんな風に対処すれば事故に巻き込まれないで済むのか…全く考えられません。 自分が自転車に乗らなくても、自転車に乗っている人にぶつかられそうになることも多いですからね。 怖いことです。
