小気味いい展開にワクワクしっぱなしでした!
コミックシーモアの、読み放題で見つけたマンガ『箱入り奥様』(光﨑圭著・オフィス漫)。
私が読んだのは、『ダンナ様にはナイショ★~箱入り奥様~』の中からいくつか集められて、1冊になった状態のものでした。
(よく見たら、4巻完結のも読めるんだ…後で読もう)
「あ!可愛らしいイラストだ」と表紙を見て思い、開いてみると…物語の展開がテンポよくて、楽しくて…あっという間に読み終えてしまいました。
小気味よくて、ワクワクしてくるんですよねー!!
今回は、マンガ『箱入り奥様』のネタバレ感想を書きます。
苦手な方は、ご注意ください。
マンガ『箱入り奥様』のざっくりしたあらすじ
美那乃(みなの)は、生まれついてのお嬢様。
箱入り娘として育ち、現在は世界的に有名な資産家・妹尾(せのお)の妻として、箱入り奥様となっている。
日常の家事全般は、お手伝いの牧(まき)さんが完璧にこなしてくれるし、買い物など用事があれば店の担当者が、家まで商品を取り揃えて来てくれる。
夫は、美しく優しい美那乃のことを心配して、出来るだけ外出しなくてもいい生活を用意しているのだ。
それは、ただ閉じ込めておきたいという欲からではなく、世界的に有名な資産家である妹尾は、何かと狙われることがあるから。
夫として、愛する妻を守ろうと必死だった。
ところが美那乃は、狙われている身であるということにはお構いなしに、何かと用事を作っては外へと出かける。
資産家の妻であることは自覚しているが、普通の生活を送りたいと思っているからだ。
だが外出先では大抵、事件に巻き込まれてしまう美那乃。
銀行強盗に襲われたり、誘拐されたり…命の危険を感じる場面が多々起こる。
しかし美那乃は怖がるどころか、どこか楽しむように涼やかな顔をして、事件を解決してしまう。
そのお手並みは、警察も驚く程。
実は、美那乃の前の夫は刑事で、結婚している当時、いろいろ教えてもらったらしい。
箱入り奥様とは思えないほど武術に優れ、頭の回転も早く、度胸が据わっている。
また人脈も広く、アメリカ大使からヤクザの組長まで、みんな美那乃の魅力にメロメロ。
美那乃がお願いすると、誰もが全力で協力してくれる。
だから、どんな事件だってすぐに解決できてしまうのだ。
実は、全然箱入りでない奥様なのだけれど、美那乃は愛する夫のためにいつでも“箱入り奥様”として微笑んでいる。
実写化されたら面白いのにと思えてならない作品でした!
本当に面白い、作品でした!!
全部で6話あるのですが、どれも美那乃さんの可愛らしさと、腕っぷしの強さのギャップにやられます。
あと、人脈の広さ!!
出会うのは社交パーティー?とかなのでしょうが、その後もちゃんと関係が築けてるのが、すごいなー…と。
世界的に有名な資産家の奥様になると、そりゃあもう私には想像できないくらいの…何千人とか、何万人とかと出会うことになるのでしょう。
でも美那乃さんは、一人一人を完全に覚えておられそうです。
地位とか外見とか関係なく、その人の中身をちゃんと美那乃さんは理解して、受け入れているんだろうな。
生年月日とか家族関係、その人の好きなものや、苦手なもの…etc。
本人でも忘れていたものまで、しっかり記憶されてる気がします。
それ故の、人脈の広さと深さなのでしょうね。。
そして、美那乃さん自身の溢れる魅力!!
こんな人、現実には絶対に居ないだろうと思いつつ、憧れがとまりません!!
マンガを読み終わって、作者・光﨑圭さん…現在は、光崎と表記されているようです…のお名前を検索してみると、ブログを発見しました!!
長くこのお仕事を続けてきていますが、「箱入り奥様」は自分でも
オリジナルとしては、すごく愛着のあるシリーズなので、ぜひぜひ
皆様にお手にとって頂ければ嬉しいです。
作者の方も愛着のあるシリーズとわかり、1人勝手に盛り上がりスイッチが入りました。
このマンガ、実写化されたら面白いのにーっっっ!!と。
ちなみに、私の中の美那乃さんのイメージは、柴咲コウさんです。
ああ、妄想が止まりません!!