こめなべ

マンガ・アニメ・ドラマや映画の感想&声劇台本置いてます

仕事量が多いときに気をつける、たった1つのこと

こめなべ-20160406

頼まれると、つい仕事を引き受けてしまう

会社勤めをしていると、正社員の方はもちろん、契約社員や派遣、パート、アルバイト…雇用形態関係無しに、いろんな仕事がやってくる。

「うわー!こんなに沢山、無理だーっ!!」って、ドタバタしているときほど「これ、お願い!急ぎでね!」と、頼まれる始末。

心の中では「無理に決まってんでしょ!?見てわかんないのー!!」と、半ギレしつつ…でも、雇ってもらってるんだし、これでお給料もらってるんだから、断るなんて出来ないよね…と、自分を納得させて、笑顔で「わかりました!」。

頼まれると、なんでも引き受けちゃう。 結果。 の多さにパニック状態のまま、仕事がいつまでたっても片付かなくて「私…なんて仕事が出来ないんだろう」と、落ち込んでしまう。

私がまさに、そうでした。

スポンサーリンク

仕事を引き受けすぎて、大失敗したこと

社内を走り回って、書類の山に埋もれながらも、次の仕事を頼まれたら「わかりました!」。 とにかく頼まれた順に、片っ端から処理してゆく。

ある日、別の部署のAさんが、怖い顔でやってきました。 頼まれると断れない私は、いつしか他の部署の人の仕事まで引き受けるようになっていたのです。 雇用形態は、アルバイトだったんですけどね。

Aさん「朝頼んだ書類、まだ出来ないの?」

私「え?あ、これからやろうと…」

Aさん「はぁっ?!俺、急ぎでって言ったよね!?今からいるんだけど!!」

私「す、すみません!!今すぐ急いでやりますので…」

Aさん「もういいよ!間に合わないから!!っていうかさ、仕事引き受けるのはいいけど、やれないものまで引き受けられるの、マジ迷惑なんだよね!出来ないなら、出来ないって言うのも仕事でしょ?そしたら、他の人にやってもらうように、こっちも段取つけられるんだからさ!!」

Aさんからの仕事は、9時~10時頃に受け取っていたのですが、前日からの書類や、同じ部署の方からの「急ぎで!」という仕事に振り回されていました。

私はお昼ご飯も食べずに仕事をして、「よし!Aさんの仕事しよう!」と手をのばした所で…時間は13時頃だったと思います。

書類を渡されてから、3~4時間経っていたので、Aさんは「急ぎで」と頼んでいた自分の仕事は出来ているだろう、と思っておられたのです。 むしろ、もっと早く欲しかったようで…。

頭の整理が追いつかない内に、激怒したAさんは私の手から依頼した書類をひったくって去って行かれました。

この出来事は10年以上経った今でも、鮮明に覚えています。 だって「仕事を引き受けることで、周囲に迷惑をかけることがある」なんて、思ってもいなかったんですから!!

スポンサーリンク

一番大事なのは締切に間に合わせること!仕事内容は紙に書き出す!

Aさんに怒られてから「仕事を引き受けても、締切に間に合わなければ意味がない」と、思うようになりました。 締切に間に合いそうにない仕事を引き受けたら、会社の人や、相手の企業の方にも迷惑がかかる…ということを学んだのです。

それから。 私は仕事を引き受けるとき、担当者の方に詳しく締切日時を聞くようにしました。 すると「急ぎで!」と言われてても、1時間以内にと言われる方もいれば、今日中でいいと言う人もいます。

聞いたら、仕事と締切日時を紙にメモ! 常にメモが目に入る位置に、置いておきます。 あとは締切が近いものから、順番に片付けていくだけ! とっても簡単です!!

仕事が詰まっているとき、新たに仕事を頼まれたら、メモを見て「この仕事を○時までに仕上げて、それが終わったら次にこの仕事があります。それより“急ぎで”と言われると、どちらを優先すればいいですか?」と、担当さんに判断をゆだねました。

「その仕事より、こっち先にして!」という場合は、担当さんから他の仕事を頼んでいる方に、事情を説明してもらったりもして。 締切が伸びる時もあれば、「じゃあ、他の人に頼む」と言われることもあります。

ただし。 ここで一旦任された仕事ができなくなっても「嗚呼、私がもっと仕事できてれば…」と、自分の力不足を嘆くのはやめました。 だって、その分引き受けた仕事があるから! 落ち込んでる時間は、勿体無い!!

また、他部署の方からの依頼については…「締切を守れず、迷惑をかけてしまったので、これからは上司を通して、依頼していただけますか?」と、Aさんと自分の上司にお願いしました。 ホントはこれが、正式な依頼の仕方なので、Aさんや上司も納得してくれました。

仕事量に変化はありませんでしたが、感じるストレスは軽くなりました! それに仕事が終わるごとに、メモに書いた仕事名を横線で消していくと「あ!自分は今、この仕事を終えたんだ!」って強く実感できます。

仕事ができないんじゃなくて、やった仕事にちゃんと目を留めてなかったんですね。 締切も守れるし、仕事ができているという自信にも繋がるこの方法。 私は今でも、職場で積極的に使っています!

簡単にできるので、もしも仕事量が多くてパニックになりそうなときは、やってみてください!! オススメです!!