こめなべ

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私のオススメ芸能界が舞台のマンガ!3作品!!

こめなべ-20160407

かみじょーさんのブログを読んで、私もオススメのマンガを書いてみる!

かみじょーさんのブログを読んで、私もマンガ好きで沢山読んでいるので、記事を書いてみようと思いました。

かみじょーさんの記事に載っているマンガで、「私も好きですー!」という作品は、順位関係なく…『蟲師』、『俺物語!』『最終兵器彼女』、『電影少女』、『シティハンター』、『ONE PIECE』、『るろうに剣心』、『いいひと』です!!
もー!マンガ、大好き!!

マンガを読むときに、こだわりのジャンルは無いのですが、読んでいてテンション上がるのは、決まってテーマが“芸能界モノ”。
特に舞台に関することが物語に組み込まれてたら、ハマります!!

舞台…マンガの中でも、「舞台っていいなー」と感じ入ってしまいます。
専門知識が無い分、憧れだけが異様に強いのでしょう。
舞台やお芝居が、好きで好きでたまりません!!

そんな私が、数ある芸能界マンガの中からオススメしたい3作品をご紹介っ!!

二人三脚で夢を叶えてゆく過程もたまらない!ペンギン革命

芸能界が舞台のマンガで、一番にオススメしたい作品は?と聞かれたら、「ペンギン革命!」と光の速度で答えられます!!
『ペンギン革命』(筑波さくら著・白泉社)は、筑波さくらさんの描かれる絵も、物語も、メチャクチャ可愛くて、カッコよくてたまらんのです!!

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高校1年生のゆかりは、偶然に生徒会副会長の涼子と知り合うが、彼女は芸能事務所・ピーコックのまだ売れないタレント・涼が女装した姿だった。直後に父が事業に失敗し、住むところを失ったゆかりは、涼の提案で彼のマネージャーとなる。ピーコックの社長・鳥居から、男装でのマネージャー活動と涼との共同生活を告げられたゆかりは、涼とピーコックNo.1タレントの綾織とともに生活を始める。タレントの背中に見える羽根で、その人の才能がわかるゆかりは、まだ小さなペンギンの羽根しか持たない涼の可能性を信じ、大きく羽ばたかせようとする。

>引用元:ペンギン革命 - Wikipedia

この…ゆかりの、人の背中に羽根が見えるときの描写がとっても綺麗で、毎回見惚れてしまいます!
そして何度も「この能力、欲しいわぁ…」と思ってしまう。
いろんな人の羽根を見られますが、涼クンが集中して本気を出したときの、すさまじい羽根の輝きはっ!!ただただ、身震いする程です!!

テレビのバラエティー番組収録にはじまり、舞台出演、ドラマ撮影etc…芸能界の雰囲気が、これでもかっ!というほど味わえますっ!!
涼と二人三脚で歩んでいく姿とか…応援せずにはいられません!!

現場では、演者さんたちの様子が描かれているのはモチロンですが、スタッフさんたちのやりとりが描かれているのも、個人的には好みです!!
現場で作品をつくるときの、スタッフさんたちの神がかり的なチーム力は、何度見ても惹かれてしまいます。

あと、舞台に関するストーリーは、読めば読むほどワクワクが増してきて…すでに完結している作品なので、話の筋が変わる訳ではないのですが…わかっていても何度も何度も読み返してしまいます。
そして、このマンガを読むたび「あー!生の舞台観に行きたいー!!」って、思ってしまうのでした。

劇団のお話がメインの、もう一人のマリオネットは一気読み!

舞台のことがメインで描かれている『もう一人のマリオネット』(さいとうちほ著・小学館)は、コミックシーモアというサイトで知りました。

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もー…1巻を読んだら、最後まで一気に読みたくなって。
気がづけば、大量にポイントを追加してました!!

『その日のバレエの発表会で納得できる踊りができたら、東京でバレエの勉強をさせて欲しい』
父親とそう約束していた萩野七生は、演目の「マリオネット」になりきる。父親は忙しい仕事の合間を縫って発表会に駆けつけるが、七生の踊りを見る直前に急死してしまう、最期に妻に「七生を東京に行かせてやれ」と言い遺して。
偶然七生の踊りを見ていた演出家の神真之は、七生がバレエの才能よりも演劇の才能を秘めていると直感する。強引な手段で七生を上京・劇団に入団させ、新作「マリオネットII(ツー)」の主役に抜擢する。
神の庇護で贔屓されていると団員に思われ、溶け込めなかった七生だったが、自分なりに問題を解決していく。ライバル劇団の嫌がらせを受けながらも、七生入団後の公演は成功するかに思われたが、団員の裏切りで、急遽神が舞台に立つことになる。そして、神が隠していたある秘密“二重人格”が現れ始めてしまう。

>引用元:もう一人のマリオネット - Wikipedia

このマンガは“劇団”に、強く激しい憧れを抱いている私には、ドンピシャでした!!
公演までの準備とか、台本作り、演者さんたちの練習風景も、描かれていて…涎が止まりません!

素の状態から、スッと役に入り込む瞬間の描かれかたがすごく魅力的で…読んでいるとすぐ傍で、そのキャラが演技をしているような息遣いさえ感じるのです。
だからつい「役者さん、いいなー!!すごいなー!!」を、連呼してしまいます!!

主人公の七生が、お芝居にのめり込んで行く姿も、壁にぶつかり悩む姿も…熱を上げて読みました!
羨ましいというか、憧れるというか…とにかく血が騒ぐんですよねー!!

恋心する力は偉大!天然パールピンクもオススメ!

あと『天然パールピンク』(田中メカ著・白泉社)も、オススメです!

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天然パールピンク』(てんねんパールピンク)は、2002年~2004年に『LaLa』(白泉社)に掲載された田中メカの漫画作品。コミックスは全4巻。

>引用元:天然パールピンク - Wikipedia

物語の最初は芸能界っぽい空気じゃなくて…主人公の桃野珠子が小さい頃に乾貫二と交わした約束…貫二のお嫁さんになる…を叶えるため、貫二の元へやってきます。
約束したことすら、すっかり忘れてしまっている貫二に、珠子はまず"自分を好きになってもらう"ことを目標にアタック開始!!

珠子の母・真珠(本名は真子)は、貫二の父親が経営してる芸能事務所の人気アイドル!
アイドルであるが故、珠子の存在は公にされていませんが、やっと近くに住めるということで、真珠は大喜び!わずかな時間でも、珠子と一緒にいてくれます。

母親の仕事を間近に見たり、父親の事務所を継ぐことを考えて、メイクなどのスキルを上げていく貫二を見ている内、珠子は"人を楽しませること"に魅了されていき…ついに、オーディションを受けてみようと考えるようになるのです。

そこには"芸能界に入れば、貫二が自分を意識してくれるかも…"という期待もありましたが、なによりそうすることで貫二が喜んでくれる…と、珠子は考えました。
真珠も珠子の意思を尊重し、親子であることを公表!

真珠との関係が公になったことで、ねたまれることもありましたが、珠子は努力して、努力して…まあ、見事に綺麗で素敵な女性に、なっちゃうんですよ。
恋する女のコのパワーって、ホントにすごい!!

誰かを楽しませようとして出せる力は、とてつもなく大きい!

さて、今回は芸能界マンガの中からオススメしたい3作品をご紹介しました!

この3作品を改めて読んで思ったのは、どのマンガのキャラクターも「人を楽しませるには、どうしたらいいか?」を考えている…ということ。
その気持ちが、キャラクターたちを輝かせていきます!

そしてその輝きは、楽しませる相手が具体的に決まっているほど、強く出せている気がしました。
『ペンギン革命』だと、ゆかりは涼を。涼はゆかりを。
『もう一人のマリオネット』は、七生が真之を、真之が七生を。
天然パールピンク』では、珠子の貫二を…喜ばせたい、楽しませたい!
その想いが、キャラクターたちにどんどん強い魅力を与えてゆくのです。

自分以外の人を楽しませることが楽しくなってきたら、私にも、普段出せない力が出せるハズ!
それにはまず、自分がとことん楽しんでみなくては!!