こめなべ

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マンガ『つくしてあげます』全1巻ネタバレ感想

こめなべ-20161216

漫画家・藤間麗さんの絵が綺麗で本当に大好きです!

マンガ『水神の生贄(はなよめ)』藤間麗著・小学館)を読んで、好きになった漫画家・藤間麗さん。

1巻完結の作品を見つけて、手に取りました。 マンガつくしてあげます』(藤間麗著・小学館)。

こちらもすごく絵が好みで、ウハウハしながら読みました!! 全1巻ですが、1冊の中に『つくしてあげます』と『花火の終わる頃』、『僕のヒステリックガール』が収録されています。

今回は、マンガ『つくしてあげます』全1巻ネタバレ感想を書きます。 結末も含みますので、苦手な方はご注意ください。

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マンガ『つくしてあげます』全1巻のざっくりしたあらすじ

高校生の柚子(ゆずこ)は、同じクラスの須賀 斎(すが いつき)に憧れていた。 綺麗な顔立ちに、クールな瞳…まるで王子様のようだと。 だが、周囲とはテンポがズレていて、思ったこともすぐ口に出してしまう柚子は、斎に嫌われているようだった。

ある日、友だちと“超美形・メイド&執事カフェ『CROWN』”へ行くことになる、柚子。 途中、みんなとはぐれてしまい、柄の悪い男に絡まれるが、そこを美少女に助けてもらう。 その美少女を店内で見かけて、心が高まる。

クラスメイトの桜井(さくらい)と十河(とがわ)が、スタッフとして働いていたため、柚子の友だちの希望でお店のメイド服を着させてもらう。 着終わったとき、美少女を見かけた柚子は、助けてくれたお礼を言いたくて駆け出す。

その勢いで、誤って店内に出てしまい、スタッフから従業員と間違えられてしまう。 そこでも美少女に助けられた柚子は、感謝の気持ちを込めて「好き」と言葉にする。 すると突然キスをされ、戸惑う柚子。

相手は女のコなのに…と思うが、トキメキを止められない。 また会いたいと、1人でお店に行った柚子は、お客様に絡まれている美少女を助けようと、突っ込んでゆく。 逆にお客様に絡まれてしまった柚子を、美少女が蹴り上げて助けるのだが…そこで初めて、 美少女が斎だと気づく。

このお店は斎の家のもので、両親の趣味で女装して接客をしていたという。 お客様に暴力を振るった斎は、2週間のメイド謹慎処分。 代わりに柚子をメイドとして働かせると、斎の父親に命令されてしまった。

メイド服に着替えて店に出た柚子の前に、執事姿の斎が現れる。 柚子を守るために、側で一緒に働くという。 そんな斎に柚子はトキメキ、彼に恋をしたことを実感するのだった。

また、斎も柚子のことを本気で好きになり、自分だけのものにしたいと思う。

ところが、斎には親同士が決めた許嫁・沙織がいた。 柚子は、斎の友人・十河から「斎の将来に相応しいのは、沙織だ。君は斎から、離れてくれないか」と頼まれる。

斎と一緒にいたいと言う、柚子に十河は斎の生活を覗かせてやる。 そこには既に社会人並みに、会社経営に関わり仕事をしている斎がいた。 その相談相手になれる、沙織の姿も。

斎を諦めなければならないのかと悩む柚子の前に、沙織が現れ「斎の心を手に入れている、あなたが嫌い!」と言われる。 柚子は改めて斎にもらった言葉と、自分の気持ちを重ね合わせ「好きだ!」と強く思う。

本社で父親と打ち合わせをしている斎の元に駆け込んで、柚子は告白する。 すると斎も、父親との約束を果たしたことで、沙織との婚約を白紙に戻し、柚子と結婚すると宣言したのだった。

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天然の柚子ちゃんの健気な姿に胸キュン!

柚子ちゃんが、可愛かったー!! 自分が天然なんだ…ということを自覚し、それを懸命に直そうとするのですが。 一朝一夕にはうまくゆかずに、悩んだり、涙を流したりしてしまいます。

その柚子ちゃんの健気さが、可愛くて、可愛くて!!

気の小さい子なのかと思えば、斎クンのためにと努力することを怠らない、柚子ちゃん。 それは斎クンも惚れちゃうよね…と、深く深く頷きました。 あと、自分だけのものにしたくなる気持ちも!!

小柄で可愛くて、警戒心の薄い柚子ちゃんを見ていたら、そりゃうもう守ってあげたくなりますよ!! 可愛いって、最強だなぁ…(しみじみ)。

可愛いといえば…本気で柚子ちゃんに惚れてしまった斎クンも、可愛かったです 友だちに柚子ちゃんと自分の中を引き裂かれそうになり、ヤキモチを焼いてしまう斎さん。 自分の溢れんばかりの感情に、戸惑っておられる表情がたまりませんでした!!

両想いになってからは、基本ラブラブな柚子ちゃんと斎クンだったので、見ていてとても甘々ないい気分になれました。

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