こめなべ

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ドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』にキュンキュン!!

こめなべ-20170106

多部未華子さんと高橋一生さんの掛け合いが可愛かったー!!

2016年12月20日(日)21時から放送されたドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』。 出演は多部未華子さん、高橋一生さん、大政絢さん、志尊淳さん、山田裕貴さん、忍成修吾さん、田中要次さんです。

録画していたのを、今頃見たのですが…か、可愛かったー!! 多部さんと高橋さんの掛け合いが、たまりませんでしたっ!!

今回は、ドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』のネタバレ感想を書きます。 結末までわかるものとなっていますので、苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』のざっくりしたあらすじ

恋愛シュミレーションのゲームプランナー・白野莉子(多部未華子さん)は、「女のコが憧れる、理想の男性なんて現実にいない!」というのが持論。 だからこそ2次元の世界で、女のコたちの希望を叶える男のコたちを、作り出しているのだ。

そんな莉子の次の仕事は、アプリ会社「TIMEIS(タイムイズ)」でのゲーム開発。 莉子が提案したのは、徳川家の将軍たちと恋をする…という企画なのだが、社長の黒川壮一郎(高橋一生さん)は否定的だった。

莉子の企画云々よりも、2次元の世界にハマる女のコたちが理解できないと、バカにする壮一郎。 恋する気持ちを大切に想ってこの仕事をしている莉子は、真っ正面から壮一郎に喰ってかかる。

莉子の話に納得した壮一郎は、素直に謝り新たな依頼を持ち出す。 それは、「女心が致命的にわからない自分に恋愛指導をして欲しい」というもの。 壮一郎はかねてから、社員の桃瀬はるか(大政絢さん)に片想いをしていたが、想いを伝えようにも空回るばかりなのだ。

壮一郎の真剣さに心を打たれた莉子は、その依頼を引き受ける。 どんなときに、どうすれば女のコがトキメくのかを、丁寧に説明してゆく莉子。 壮一郎はそのアドバイスを受け入れ、どんどん実践していった。

まるで戦友のような関係になった2人は、互いのことについても話すようになる。 莉子が現実の男性に愛想を尽かしたのは、高校生のとき。 好きな人に大勢の前で、自分の恋心を笑い者にされたのだ。

そのときの傷を抱えたままの莉子に、今度は壮一郎がアドバイスを送る。 今度開かれる同窓会に、出席してケリをつけて来いというのだ。 壮一郎と出会ってから、自分の中にも変化が起きていることを感じていた莉子は、アドバイスに従って同窓会へ顔を出す。

しかし、過去のことを持ち出されて笑い者になってしまう、莉子。 莉子が男たちに言い返すと「どうせ、男なんていないんだろう!」と、野次を飛ばされてしまう。 そこへ壮一郎が“女のコが憧れる男性”として颯爽と現れ、莉子を守り立ち去る。

莉子を守ることは、壮一郎にとって友だちを守ることだった。 壮一郎の想いをわかっていながら…莉子は、彼のことを好きになってしまう。

莉子は自分の気持ちをひた隠し、壮一郎の恋を応援する日々を続ける。 すると見事に壮一郎は、はるかと付き合うようになった!

自分の恋が実ったことで、浮かれまくる壮一郎は、なんとか莉子にも幸せになって欲しいと言う。 風邪で弱っているときに、そんな言葉をかけられたものだから、莉子は遂に自分の気持ちをぶちまけてしまった。

以来、莉子は壮一郎から距離を置くようになる。 その頃、壮一郎の会社ではクーデターが起こっていた…社長である壮一郎を、部下の緑谷拓(志尊淳さん)が辞任に追いやったのだ。

仕事を生き甲斐としていた壮一郎は、目的を見失い途方に暮れる。 そんな彼の姿を見かけた莉子は、壮一郎に恋愛アドバイスを指南するために作成していた“黒川壮一郎とはー…”というデータを、壮一郎にメールした。

莉子からのメールを見た壮一郎は、自分を取り戻し新たなビジネスを展開してゆく。 はるかとの交際も順調に進んでいる…ように見えたのだが、彼女から別れを切り出されてしまう。 壮一郎の見ているのは、自分ではないと言って。

そこで初めて壮一郎は、莉子のことを好きになっている自分に気づく。 はるかは莉子にも、壮一郎と別れたことを伝えそっと背中を押してやる。

莉子は自分の気持ちを抑えなくていいんだ…とわかり、壮一郎の元へと駆け出す。 壮一郎は少し戸惑ったように展開照れ臭そうに、莉子のことを好きだと告げるのだった。

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「王道を制するものは、キュンキュンを制す!」は名言だと思う!!

メッチャ、キュンキュンしましたー!! 「なんだこれ?!なんだこれ!なんだこれー!!」と、笑いながら胸キュンしまくって!! いや、もう…莉子さんと壮一郎さんの組み合わせ、最高過ぎる!!

一番ツボだったのは、莉子さんに恋愛指導を求めた壮一郎さんが言われるままに、恋愛シュミレーションゲームの王道…王子様キャラ、俺様キャラなどをはるかさんに試してゆくところです。

莉子さん的には…壮一郎さんが、どのキャラに一番向いているかわからないし、はるかさんの好みも知りたいからということでしたが…短期間にいろんなキャラを試し過ぎて…はるかさんから「最近の社長、情緒不安定なのかも」と、心配されるところはもう…膝を叩いて爆笑しました!!

「お前がやれって言うから…」と、莉子さんのアドバイスと真剣に向き合っていく壮一郎さんは、本当に純粋で不器用な人なんだなぁ…と、微笑ましくなってしまって。 なんのかんので打ち解けてしまえば、優しくて少年みたいに笑う人だから。 これは莉子さん、放っておけないよなぁ…と、思いました。

莉子さんのセリフで「王道を制するものは、キュンキュンを制す!」というのが、とても印象に残っています。

“王道”って…なんていうか、真剣に突き詰めていくと、最強だなと思うので。 ただ、その中で個性をどう出せるかは、すごく難しいことだということも、わかります。

ところが壮一郎さんは、無自覚にこのハードルをポーンと飛び越えてきちゃうから「なんだようっ!!恋愛指導頼んでたクセに、その成長っぷりわ!!」と、悔しくなってしまいました。 しかも“王道”を活かせている、自分の威力に気づいてないとか…反則ですよね。

はるかさんが身を引いてくれたおかげで、ようやく想いを伝え合うことができた莉子さんと壮一郎さん。 軽口叩きながら、末永くお幸せにと胸の奥をあたたかくして願いました。