こめなべ

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乙女向けドラマCD『遊女悲恋 第三章 -雪の下の章-』ネタバレ感想

こめなべ-20170124

予想外の展開に驚きました!『遊女悲恋 第三章 -雪の下の章-』

佐和真中さんが出演されている、乙女向けドラマCD遊女悲恋 第三章 -雪の下の章-』。
TSUTAYAにあったので、借りて来ました!!

>公式サイト⇒ステラワース

時代物なんだろうなぁ…というのは、タイトルとパッケージのイラストを見てわかったのですが、どんな物語が展開されるのかは、全く予想がつきませんでした。

しかし、聴いてみて納得!!
『遊女悲恋』かぁ…なるほど!!と、タイトルを噛みしめました。
こういう展開の物語を聴いたのは初めてだったので、驚きも強かったです。

今回は乙女向けドラマCD『遊女悲恋 第三章 -雪の下の章-』の感想を書きます。
ネタバレ結末を含みますので、苦手な方はご注意ください。

乙女向けドラマCD『遊女悲恋 第三章 -雪の下の章-』のざっくりしたあらすじ

私(ヒロインのこと)は、公家の生まれであったものの、家が潰されてしまい、兄の手により吉原へ売られてきた。

客引きにも慣れた頃、二度と会えないと思っていた兄の姿を見つける。
声を掛けるのも忘れ、私は手に持っていたキセルを、兄に向かって投げつけてしまう。

キセルを拾った兄は、私に気づき座敷へ上がってくれることになった。
恋い焦がれた兄は、「実の兄妹で、愛し合うこと」で、妹である私が世間から傷つけられることを、恐れていた。

しかし…「これが最後かもしれない」と、私の想いを受け入れてくれる。
兄の言葉に引っかかりを覚えるものの、それ以上のことははぐらかされてしまう。

後日、兄から手紙が届く。
可能であるなら、吉原を抜け出して会いにきてくれというのだ。
私は兄に会いたくて、危険を承知で駆け出した。

兄は仕事として、人の依頼を受け、殺人を繰り返していた。
ところが裏稼業の元締めの怒りを買い、追われる立場になってしまったという。

その理由は、兄も私のことを愛してくれていたから。
兄と私は、捕まって殺されるにしても、離れ離れになるのなら…と、短剣で互いの胸を突きあうのだった。
地獄で、結ばれるために。

ヒロインて死なないんだと思ってました!

乙女向けドラマCDをいくつか聴いて…「ヒロインが死ぬことは、ないんだろうな」と、漠然と思っていました。
それが、まさかの心中!!

ただ物語の流れ的には、それはとても理想で…聴きながら、「そうなればいいのにな」と思っていました。
大好きな人と、死に別れるのが目に見えていたら…一緒に逝きたいと思いますもん。

1人遺されるのは、嫌だなぁ。
このヒロインは、小さい頃からお兄さんのことが好きで好きで…。
吉原で生きてこれたのも、「もしかしたら、またいつかお兄さんに会えるかもしれない」という、淡い期待があったからだと思います。

それがやっと再会できて、お兄さんも禁断の想いだと知りながら、好きでいてくれたんです。
お兄さんが亡くなった後、思い出を胸に生きていくー…というのは、辛過ぎます。

悲しい結末ではありましたが、この2人にとってはすごく幸せな最期だったんじゃないかなと…涙が出ました。
掠れてゆく声を聴きながら「お兄さん、妹さん、結ばれてよかったねー!!」と、喜んでしまいました。

乙女向けドラマCDには、こんな終わり方もあるんですね。