こめなべ

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ドラマ『A LIFE~愛しき人~』第2話ネタバレ感想-一言の重みに涙

こめなべ-20170127

予告で見た一光さんの怒鳴り声が気になって仕方ありませんでした

2017年1月22日(日)21時からTBS系で放送された、ドラマA LIFE~愛しき人~第2話。 出演は木村拓哉さん、竹内結子さん、松山ケンイチさん、木村文乃さん、菜々緒さん、柄本明さん、田中泯さん、小林隆さん、及川光博さん、浅野忠信さん。

予告で井川さんが一光さんに怒鳴られているのを見て、「なにがどうしてそうなるんだろう?」と不思議で仕方ありませんでした。 第1話では一光さんには関わらないようにしよう…と、井川さんは思っておられるようだったので。

でも放送を見て、納得しました。 ……井川先生。

今回はドラマ『A LIFE~愛しき人~』第2話のネタバレ感想を書きます。 苦手なかたはご注意ください。

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ドラマ『A LIFE~愛しき人~』第2話のざっくりしたあらすじ

外科医・沖田一光(木村拓哉さん)は、東京にある、壇上記念病院の院長・壇上虎之介(柄本明さん)の手術のために、一時帰国していた。 虎之介の術後の経過も良いため、シアトルへ帰ろうとするが、副院長の壮大(浅野忠信さん)に呼び止められてしまう。

壮大の妻・深冬(竹内結子さん)の脳に腫瘍が見つかったが、複雑な位置にあるため一光でないと、手術できないというのだ。 深冬は過去、一光の好きだった女性でもある。 小児科医として活躍する彼女の姿を見て、一光はなんとか助けたいと願った。

しかし、一光にとって脳の手術は専門外。 脳外科医として知られる、壮大のオペを間近で見て勉強するため、壇上記念病院へ残ることを決意したのだ。

ある日、虎之介の友人で和菓子職人の森本洋造(平泉成さん)が、大動脈瘤の手術のため入院してくる。 早く認められたいと野心に燃えている若手外科医の井川颯太(松山ケンイチさん)は、森本の担当医に立候補した。

森本の手術内容は、過去に経験があるものであったため、颯太は“簡単な手術”だと思い込む。 手技の速さにこだわり、予定通りの処置ができると、満足してしまう。

退院後、森本は右手の痺れと痛みを訴えて来院。 しかし颯太は、通常起こりえない症状であるため、手術とは無関係で“心因性のもの”とし、取り合おうともしなかった。

一光は、森本の訴える症状が気になり、独自に調査を開始する。 自分の父も寿司職人であるため、一光には仕事が出来ないことの苦しみが、よくわかるのだ。

調べ抜いた結果ー…。 症状の原因は、颯太の手術ミスだと一光は断言する。

森本は先天的に、鎖骨下動脈に起始異常があった。 通常なら、気づかずに一生を終える人も多いのだが、今回、大動脈瘤の処置としてカテーテルを挿入した際に、右手へ繋がる血管を塞いでしまったのだ。

そのため血の流れが悪くなった右手に、症状が出てしまった。 一光は、森本の再手術を提案する。 ところが、壮大と第一外科部長の羽村圭吾(及川光博さん)は、再手術に反対する。 再手術をすれば、医療ミスを認めることになると言うのだ。

そこへ虎之介が現れ「責任は私がとる」とし、一光に森本の再手術を許可する。 もう治らないと悲観し、自殺未遂までした森本は、一光に全てを託した。

再手術が成功した森本は、生きる喜びを取り戻した。

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森本さんの「助けてくれ」に号泣しました!

壇上記念病院という、大きな病院だからでしょうか? 一人一人の痛みを軽視してしまうのは。

今回は井川さんの、クレーマー発言に驚かされました。 患者の森本さんは、実際に痛みを感じて正直に話しているのに、「心因性でしょう」の一言で片付けてしまう。

本来、痛みや痺れが出る場所ではないからと、検査をしても見ようとしない。 挙句に森本さんを、クレーマー扱いするんですから…「いやいやいや、先生!ちゃんと診てくださいよ!!」って。

一光さんが井川さんに向かって「医者失格だ!」って、怒鳴ってくれたときはよく病院に行く身として、嬉しさを覚えました。 かかりつけのお医者さんは、しっかり診てくださる先生で、お話もキチンと聞いてくれるのですが、初めて行かなきゃいけない病院とかになると、構えてしまいます。

診察といっても、本当に目で見て終わりだったり。 「心因性でしょう」という言葉も、実際に言われたことありますし。 「心因性でしょう」って、お医者さんに言われると、自分がすごく弱くてダメな人間のように思えて、消えてなくなりたくなるんです。

だから、心血注いでやりたい仕事が出来なくなってしまった森本さんのお気持ち…すごくよくわかりました。 一番の頼りである、主治医から見放されたんですから…目の前が真っ暗にもなります。

そんなときに出会った、一光さんは奇跡ですよね。 ずっと言えなくて、一番森本さんの言いたかった「助けてくれ」を聞けたとき…私は号泣してしまいました!

よかった…。 本当によかった。

再手術の成功はもちろんですが、信頼できるお医者さんに出会えて、本当によかったです! 我が事のように、喜びました。

第2話を見終えて。 このドラマは木村拓哉さんが主演ですが…なんというか…毎回その回の主要キャラが放つ、“一言”を最大まで高めるために、作り込まれているのかな?と、思いました。

後継者争いとか、不倫とか…その他諸々のことは置いといて、その“一言”に注目していきたいです!

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