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ドラマ『相棒season15 第12話』ネタバレ感想

こめなべ-20170131

飄々とした亀井さんを演じる、笹野さんがたまりませんでした!

2017年1月18日に放送された、ドラマ相棒season15 第12話-臭い飯』を見ました。 出演は水谷豊さん、反町隆史さん、鈴木杏樹さん、川原和久さん、山中崇史さん、山西 惇さん、浅利陽介さん、片桐隆二さん、小野了さん。

ゲストは、笹野高史さん、入山法子さん。

飄々とした亀井さんを演じる、笹野さんを見ていると、にやにやが止まりませんでした! 右京さんとの場面では、互いの物差しを持ち出して話す対比が面白くて。 もっと、お2人の掛け合いが見たかったです!!

今回は、ドラマ『相棒season15 第12話-臭い飯』のネタバレ感想を書きます。 苦手なかたは、ご注意ください。

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ドラマ『相棒season15 第12話』のざっくりしたあらすじ

杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)は、捜査一課の伊丹憲一(川原和久さん)と芹沢慶二(山中崇史さん)の依頼を受け、工事現場で発見された白骨死体を調べることに。

白骨死体は、身元のわかりそうなものを何も身につけていなかった。 発見現場はマンション予定地で、1年前から立入禁止だった。 つまり、何者かが被害者を、裸で放置したことになる。

右京は遺骨の側にあった、小さな袋を見つけた。 中を開けてみると、米と告発文が入っているー…米穀販売会社・タキガワが、主食用の米に加工米を混ぜて販売しているというのだ。

身元の特定は難しいと思われていたが、サイバーセキュリティ対策本部・青木年男(浅利陽介さん)は、骨髄から摘出したDNAが蜂矢克巳(稲健二さん)と一致したと告げる。 蜂矢には、前科があったのだ。

蜂矢は出所後、協力者雇用制度という元受刑者の、社会復帰を図る仕組みを利用して、タキガワに入社。 右京と冠城はタキガワへ、蜂矢のことを聴きに行く。

2人を出迎えたのは、社長の多岐川徹(宮本大誠さん)と、工場長の戸柱友一(野添義弘さん)。 多岐川は偽装の否定と、蜂矢がある日突然出社しなくなったことを告げる。

一方的に“前科持ち”だからだと、吐き捨てる多岐川の態度に、苛立ちを覚える、冠城。 協力者雇用制度は、受刑者を採用した企業に補助金が支給される仕組みで、冠城も法務省時代に、この制度の作成に深く関わっていたのだ。

タキガワからもらった、雇用した受刑者のリストを調べる、右京と冠城。 蜂矢が失踪したのと同じ時期に、逮捕された男・亀井雄吉(笹野高史さん)を見つける。

亀井は累犯受刑者で、軽犯罪を犯しては度々、逮捕されていた。 刑務所にいる亀井の面会へ行く、右京と冠城。

亀井は蜂矢が熱意を持って、仕事に取り組んでいたことを語る。 また、仕事中に“何か”に気づいた蜂矢が、社長に物申していたことも。

右京はそんな亀井に、さらに話を聴きたいと出所を待った。 亀井は「シャバは、地獄だ」と語り始める。 一度罪を犯したら、いくらやり直そうと努力しても認めてもらえない…と。 蜂矢の死を悼み、悔しがる亀井。

ある朝、多岐川が家の前に出したゴミの中から、蜂矢の遺留品が発見される。 なぜ、一年経った今? 右京は疑問を感じ、遺留品に付着していた鉄くずに注目する。

亀井の実家は、小さな工場を営んでおり、そこで採取した鉄くずと、遺留品に付着した鉄くずを、鑑識に照合してもらう、右京。 結果は、見事に一致。

食い逃げを働き、また逮捕された亀井の前に立つ、右京と冠城。そして、伊丹と芹沢も同席した。 右京は亀井に、蜂矢は自殺だったのでは…と切り出す。 観念した亀井は、自殺した蜂矢を発見したとき、なんとかして会社の不正を訴えたいと思い、遺体を遺棄したと告白する。

犯罪者である自分が、証拠を揃えて訴えたところで、誰も取り合ってくれないだろう…と、亀井は考えたのだ。 亀井の心情もわかる、右京と冠城は今度出所したら、一緒に亀井の好きなおはぎを食べようと、約束する。

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右京さんの正義が少し変化してきた気がする

最近、右京さんの“正義”が、ちょっと理解できなくなってきました。 以前のような、トゲトゲしい正義ではなく…柔軟さを持った、柔らかい正義に変わってきたような気がして。

それを強く感じたのは、『相棒season15 第10話 元日スペシャル』の『帰還』からです。 「殺意を持った」という冠城さんに、釘をさすでもなく受け流されたので驚きました。

右京さんが冠城さんのことを、信頼しているからー…と受け取れば、違和感は無いのかもしれません。 でも、今までの右京さんなら、もっと冠城さんを責める気がするんですよね。

今回の亀井さんにしても、出所後の約束までされるなんて、思ってもみませんでした! 感情的な流れで「一緒に、おはぎを食べよう」って約束されたら、涙が止まりませんけども。 なんだか、今までの右京さんらしくない気がします。

この違和感が、映画へ続く伏線なのかどうなのかわかりません。 もしかしたら伏線でもなんでもなくて、右京さんの心境の変化で、そうなっているのかもしれません。

最終回まで見たら、理由が掴めるでしょうか? 次回は映画に繋がるものがたりが見られるとのことなので、期待しています!!

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