第5話の怒涛の展開には参りました!!
2017年2月14日(火)に放送されたドラマ『カルテット』第5話。 出演は松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さん。
【1?5話SPダイジェスト】
— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』2/21 (@quartet_tbs) 2017年2月15日
カルテットも次週からいよいよ後半戦に突入します!
1話から5話までの、6分間のスペシャルダイジェストを公開しました!!初めての方も、おさらいしたい方も、ぜひご覧ください!!https://t.co/afndl1oWcu#TBS #カルテット
第一章が終わり、第ニ章に突入するという、節目の回でした。 個人的には第4話で、諭高さんの背景も知れたので「ひと段落」と思っていたのですが…まあ、甘い考えでした。 息つく暇もないくらいの展開に、ただただ驚きっぱなしです。
今回はドラマ『カルテット』第5話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方は、ご注意ください。
ドラマ『カルテット』第5話のざっくりしたあらすじ
『Quartetto doughnut hole(カルテット ドーナツホール)』として活動を続ける、巻真紀(松たか子さん)、世吹すずめ(満島ひかりさん)、家森諭高(高橋一生さん)、別府司(松田龍平さん)の4人は、ライブレストラン・ノクターンで演奏を続けていた。
ある日。 司の弟・圭(森岡龍さん)が、ノクターンにやって来る。 圭は現状を冷静に分析し、司に「これからどうするんだ」と、苦言を呈す。
『Quartetto doughnut hole』の活動だけでは生活できないのに、ちゃんとした仕事に就ているのは司だけなのだ。 4人が共同生活を送っている別荘も、別府家の持ち物ー…。 圭は、真紀やすずめ、諭高たちが司の負担になると考えていた。
そんなとき『Quartetto doughnut hole』に、音楽プロデューサーの朝木国光(浅野和之さん)から、あるミュージシャンのコンサートに出て欲しいと、声をかけられる。 演奏をべた褒めする朝木に、舞い上がる4人。
仕事の依頼を受けリハーサルに参加すると、なぜかコスプレを要求される。 朝木たちが欲しかったのは、演奏の上手い人間ではなく、“キャラクターとして、そこに居る人間”だった。 奏者としてのプライドを傷つけられた4人は、落ち込む。
さらに『Quartetto doughnut hole』に仕事を依頼したのは、圭に頼まれたからだと、朝木から告白されてしまう。 自分たちの実力で勝ち取った仕事ですらなかったことに、目の前が真っ暗になる4人。
しかし真紀は「プロとして、この仕事をやり遂げよう!」と、すずめや諭高、そして司を励ます。 不完全燃焼で仕事を終えた4人は、帰り道に路上ライブを繰り広げた。
自分たちで楽器を演奏し、それを聴いてくれる人たちを見て、4人はとても幸せな気持ちになった。 この先どうなるかわからないが、4人で演奏を続けてゆけたらいい…と思うのだった。
【第5話オフショット】
— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』2/21 (@quartet_tbs) 2017年2月16日
カルテット美剣王子「愛死天ROO」の皆さんです(実写版&アニメ版)
第5話をもう一度ご覧になりたい方は、民放公式TVポータル「TVer」で!https://t.co/FHI7YyqOU5#TBS #カルテット #愛死天ROO pic.twitter.com/Ip37tYnCQA
一銭にもならないプロ論でも潔くて好き!
「おおっ!このまま、プロデビューしちゃうの!?」と、朝木さんの言葉に期待してしまいましたが…まさか、圭さんのコネだったとは。 しかも4人の演奏なんて、どうでもいいと考える人だったなんて。
「弾いているフリだけでいい」と言われて、悔し泣きするすずめちゃんと、その想いに共感し優しい言葉をかける諭高さんに…見ている私まで、悔しさが込み上げてきました。
朝木さんの語るプロ論は、現実的で…きっと直球ど真ん中の正論なのでしょう。 でも個人的には、すずめちゃんや諭高さんの“子どもっぽいプロ論”の方が好きです。
奏者なんだから、弾いてナンボ!! 聴いてくれる人に、弾いてないのに、弾いているなんて嘘を吐きたくない…それはビジネスじゃなくて、感情論になっちゃうんでしょうけど。 一銭にもならないプロ論でも、潔くていいなー…と思います。
だからコンサートの仕事帰りに、路上ライブをやってのけた4人が、すごくキラキラしていて眩しくて。 とても、カッコよく見えました。 好きなことを全力でやる姿って、本当に素敵ですね!!
有朱さんの黒さには恐怖しかありません
すずめちゃんに代わって、真紀さんの裏の顔を探ろうとする、有朱さん(吉岡里帆さん)。 前回、すずめちゃんと鏡子さん(もたいまさこさん)の秘密を知り、すずめちゃんにゆすりをかけていた、有朱さん。
彼女の黒い部分に、ゾッとしていましたが…まさか、自分から鏡子さんに売り込みに行くとわ。 有朱さんの目的は、お金よりも人の弱みとか…弱い部分を見つけて、抉ることなんですね。
真紀さん相手に、エグい質問をぶつけてゆく場面は、恐怖しかありませんでした。 すずめちゃんのやってきたことが、可愛らしく見えましたもん。
真紀さんに、盗聴がバレると一転。 すずめちゃんを味方につけようと、必死になるところも、有朱さんの黒さが滲み出ていて、震えました。
穏やかな表情の中で、ものすごい怒りと悲しみをたたえていた真紀さんに気づかないのも、有朱さんだからこそなんでしょうね。 いや…。 わかっていてやっていることなのかも。
これから有朱さんは、どう関わっていくんでしょう? 今までと変わらず…なのかな。 怖さが、増していくばかりです。