こめなべ

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ドラマ『相棒season15 第15話 パスワード』ネタバレ感想-真奈美さん賢い…

こめなべ-20170217

予想外の展開に言葉もありません!

2017年2月15日に放送された、ドラマ相棒season15 第15話 パスワード』を見ました。 出演は水谷豊さん、反町隆史さん、鈴木杏樹さん、川原和久さん、山中崇史さん、片桐隆二さん、小野了さん。 ゲストは、橋本真実さん。

全くもって、予想外の展開にビックリでした。 橋本さん演じる・真奈美さんの賢さといったら…右京さんが絡んでこなければ―…。 どんな結末が待っていたのか、気になります。

今回はドラマ『相棒season15 第15話 パスワード』のネタバレ感想を書きます。 苦手な方は、ご注意ください。

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ドラマ『相棒season15 第15話 パスワード』のざっくりしたあらすじ

『花の里』の女将・月本幸子鈴木杏樹さん)が、胃潰瘍で入院する。 幸子のお見舞いに行った、特命係の杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)は、聴き込みに訪れた捜査一課の伊丹憲一(川原和久さん)と、芹沢慶二(山中崇史さん)に鉢合わせた。

伊丹と芹沢は、幸子の向かいのベッドに居る、井上真奈美(橋本真実さん)を殺人事件の容疑者と見ているらしい。

被害者は真奈美のヘルパーだった・小松崎洋一(小林且弥さん)。 2人は会うといつも険悪なムードだったということから、真奈美が疑われていた。 しかし盲目の真奈美には、簡単に人を殺すことなどできそうにない。

右京と冠城は、被害者の小松崎を調べることに。 小松崎の所持品に、ネットカフェの会員カードを見つけた右京は、自宅にパソコンがあることに違和感を持つ。

なぜ、自宅のパソコンを使わないのか? それは残したくない履歴があるからではないか? 万が一、警察に押収されても証拠が発見されないようにと、ネットカフェのパソコンを使っているのではないかと、右京は推理した。

冠城は、小松崎の衣類についていた香水を発見する。 その香りは、病室で会った真奈美の異母姉・松本貴子(池津祥子さん)からもしていた。 貴子に事情を聴きに行くと、その香水は真奈美の手作りだという。

貴子は父親が亡くなった際、真奈美だけが遺産…2千万円と、伊豆の別荘を相続したことを恨んでいた。 なるだけ真奈美と接触することで、遺産のおこぼれにあずかろうとしていたのだ。

さらに捜査を進めてゆくと、小松崎が何軒もの介護先で、寄付金詐欺をしていたことがわかる。 詐欺の被害者から話を聴いた右京は、現在は真奈美の彼氏である吉田光雄(田中幸太朗さん)も、共犯であると確信した。

小松崎と吉田は、2人がかりで被害者をその気にさせて、お金を巻き上げていた。 ところが真奈美に会ってから、小松崎が詐欺を辞めたいと言い出したのだ。 口論になり、激昂した吉田は小松崎を刺殺ー…。

吉田の犯行だと気づいた真奈美は、好きだった小松崎を殺された復讐のため、吉田を殺そうと罠を張っていた。 右京はそれに気付き、吉田を保護することに成功する。

真奈美が小松崎からもらった、点字の手紙を読ませてもらう右京。 そこには不器用な小松崎から、真奈美への愛が書かれていた…憎まれ口の裏の愛おしさ。

小松崎の本心を知った真奈美は、右京と冠城の前で泣き崩れた。

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冠城さんの黒さを持つ正義は、右京さんにどう影響しているのでしょう

右京さんの口から「殺したくなる気持ちもわかります」という言葉が出たことに、驚きました。 こんな感情に、共感される方でしたっけ?!

「いかなる理由があろうとも、人を殺すなどということはー…」と、キリリと声音を引き締めて、全否定される印象が強いので。 真奈美さんだったから…なのでしょうか?

個人的には、正論過ぎる狂気みたいな右京さんの正義が、怖くも苦しくもありました。 なので、右京さんが殺意に共感されたことで、帯を緩めてもらえたように、息が軽くなったというか。

見ていて心を打ちのめされなくて、よかったのですが…実際、右京さんにそう言われると「え?!右京さんは、ダメだよ!認めちゃダメだよね!?」と、理不尽に感情が先にたちました。

だって、右京さんらしくなかったんですもん。 …矛盾しまくりですね。

右京さんだって、変化してゆく部分はあるハズなのに。 今の相棒は冠城さんなので…“純白の正義”とは、いかない。

謎解きは好きだけど、その謎が1秒でとはやく解けるなら、裏技だって駆使しちゃうような…グレーな人。 そんな冠城さんと一緒にいれば、影響も出るのかもしれません。

冠城さんの黒さを持つ正義…期待しています!!

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