リペア専門の職人さんがいるなんて初めて知りました！
1年ほど前に眼鏡を買い換えてから、ずーっと掛け心地が落ち着きませんでした。
店舗で微調整をしてもらうと、その場では直った！と思うのですが、家に帰り着く頃には、ズルズルずれてきて気持ち悪いのです。
我慢してしばらく掛け続けるものの、しょっちゅう眼鏡を手で押し上げて使わなくてはならないので、集中力に欠けてしまいます。 耐えきれなくなると、店舗へ行くのですが…私の店員さんへの説明が下手なのもあって、思うようには直してもらえません。
「もう、この状態で耐えるしかないのかな」と、諦めようかとも思いました。 しかし用事があって街中へ行った際、本店を見つけました。
大きくて綺麗な店内で…眼鏡の微調整だけをお願いしに入るのが、少し申し訳ないくらいです。 しばらくお店の前で悩み「入るだけ、入ってみよう！」と、一歩を踏み出しました。
中へ入ると、すぐに店員さんが声をかけてくださいました。 購入目的での来店ではないので、向けられた爽やかな笑顔に、罪悪感を覚えます。
「嫌な顔、されるかなぁ」と思いながら、要件が眼鏡の微調整だけだと伝えると、それでも笑顔で修理専門の方へ引継ぎをしてもらえて、ホッとしました。
…修理、専門？
職人さんの技と心遣いに感動！
整理番号を渡されて、「しばらくお待ちください」と勧められるままに、座っていたのですが…“修理専門”という聞き慣れない言葉に、頭を捻りました。
通常、店舗では接客をされる店員さんが、修理も引き受けてくださいます。 ところがこの本店では、店員さんとは別に“リペア（修理）専門”の職人さんがおられるのです！
順番が回ってきて、職人さんの前に座ると、どんなところを直してもらいたいかを伝えます。 私が相変わらずの説明下手に、落ち込んでいると「ちょっと、いい？」と、職人さんが眼鏡のかかり具合を触ってみてくださいました。
「ああ、これじゃあズレちゃうよ」と、同意して眼鏡を手に取ると、丁寧に調整してくださったのです！！ 掛け直してみると、今までとは全然違うフィット感に驚きました！！
かかり具合はもちろん、不便に思っていることに共感していただけたことが、とても嬉しくて感激しました。 気持ちを察して、受け入れてもらえるというのは、どんな場面でも泣きたいくらい嬉しいものですね！！
「眼鏡を長く使おうと思ったら、寝る前に必ずレンズを拭くといいよ。汚れが寝てる間に、固まってしまうからね」というアドバイスもいただきました！ 日中はこまめに拭いているのに、寝る前は何も考えず、外して置くだけだったので、気をつけようと思います。
リペア専門の職人さんは、常におられるとのことですので、またなにか困ったことがあったら、相談に行きたいです！！
