こめなべ

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乙女向けドラマCD『Rouge et Noir Under the Gun 麻薬取締官 真壁亮』ネタバレ感想

こめなべ-20170201

シナリオの面白さに惹かれて聴いた『麻薬取締官 真壁亮』編

佐和真中さんが、出演しておられる乙女向けドラマCD『Rouge et Noir Check in the Dark 鑑定官 来栖玲』。
この作品を聴いてから、どうにも気になっていたものがあります。

それは『Rouge et Noir』のもう1つの作品『Rouge et Noir Under the Gun 麻薬取締官 真壁亮』です。
出演されているのは、河村眞人さん。

『Rouge et Noir(ルージュエノワール)』は、新種のドラッグの名前。
この薬は、覚醒剤以上の快楽と中毒性を持っており、中毒症状が末期になると脳出血や多臓器不全で死に至る。
港湾厚生局麻薬取締部は、緊急な対応を迫られていました。

犯罪シンジケートの『ハウス』が、裏で糸を引いていることを掴んだ上層部は、特別広域捜査課(通称:特広)に特命を下します。

ここで、ヒロイン(聴き手のこと)と一緒に捜査をすることになるのが、麻薬取締官 真壁亮か、鑑定官 来栖玲でドラマの内容が変わってくるのです。

私は、同じテーマで何種類かCDが出ていても、他の作品も聴いてみたいと思うことが、あまりありません。
でも今回は、シナリオの面白さに惹かれて『麻薬取締官 真壁亮』編も聴きたくなったのです!!

今回は、乙女向けドラマCD『Rouge et Noir Under the Gun 麻薬取締官 真壁亮』ネタバレ感想を書きます。
結末を含みますので、苦手な方はご注意ください。

乙女向けドラマCD『Rouge et Noir Under the Gun 麻薬取締官 真壁亮』のざっくりしたあらすじ

新人麻薬取締官のヒロイン(劇中では“新人”と呼ばれている)は、麻薬常習者のイマリトウゴが滞在しているというホテルへ、デリヘル嬢に化けて潜り込もうとしていた。
同じ課の先輩・真壁亮(CV:河村眞人さん)からの指示のもと部屋へ入るが、隠れていた容疑者に襲われてしまう。

ヒロインを助けるべく、階下で待機していた真壁たちが駆けつけ、イマリを確保。
「怪我はないか?」と心配する真壁に、ヒロインはイマリが隠し持っていた薬を手渡す。
おかげでイマリを覚醒剤所持で、逮捕することができた。

イマリを調べる内、“Rouge et Noir(ルージュエノワール)”の入手方法がわかる。
これまで有益な情報を得ることができずにいたので、このチャンスを逃す訳にはいかない。

特別広域捜査課(通称:特広)の課長は、亮とヒロインに「カップルを装って、ドラッグのサンプルを手に入れてこい」という、特命を出す。
なにしろ“Rouge et Noir(ルージュエノワール)”は、性的興奮を高めるにはもってこいの薬。
カップルで楽しむため、薬に手を出すのもよくあることらしい。

早速、イマリの情報を元にザナドゥというショットバーへ出かける、真壁とヒロイン。
“Rouge et Noir(ルージュエノワール)”を欲しい人間だけが注文する裏メニューを頼み、真壁はディーラーの連絡先を手に入れた。

真壁がディーラーに電話をすると、ディーラーはある場所を指定する。
それは、ラブホテルの一室だった。

しばらく待っても連絡が入らない状況に、真壁は自分たちが“客としてふさわしい人間かどうか?”を、試されていると悟る。
おそらく監視されているだろう室内で、ディーラーの警戒を解くため、ヒロインと共に恋人同士の芝居を始める、真壁。

すると予想通りに連絡が入り、真壁とヒロインは怪しまれることなく、ディーラーから“Rouge et Noir(ルージュエノワール)”のサンプルを手に入れることができた。

いよいよディーラーを逮捕すべく、取引を行なったN地区埠頭7番倉庫へと、おびき出すが思わぬ邪魔が入る。
特広の手柄を横取りしようと、刑事たちが尾行してきたのだ。

真壁は自分たちの仕事がやりづらくなることを避けるため、刑事たちの尾行を撒く。
その所為で、待ち合わせに1時間近く遅れてしまう、真壁とヒロイン。

N地区埠頭7番倉庫へ着き、何かを勘付かれたと、真壁が察した瞬間―…激しい銃撃に見舞われる。
初めての銃撃戦で、恐怖に身を固めるヒロインを守りつつ、真壁は1人でディーラーの仲間を追い払う。

現場に慣れていないヒロインに、真壁は「この仕事から外れろ」と言うが、ヒロインは最後までやりたいと訴えた。
この予想外なヒロインの返事に、真壁は自分の過去を思い出す。

真壁はヒロインに、自分の新人時代の話を語りはじめる―…。
真壁も新人時代、激しい銃撃戦に見舞われたことがある。
彼もまた、“人を傷つけることが怖くて”引き金を引くことができなかった。
その所為で、真壁は当時のバディに怪我を負わせ、特広から去る決断をさせてしまったのだ。

真壁はあのときの自分を何年経っても、許せないでいる。
だからもう二度とバディは組みたくないと、思っていた。
それなのに…。

ヒロインと組んで事件を追うことで、真壁は“支え合う”ことの大切さを思い出す。
逃げられたディーラーを逮捕するため、真壁はヒロインと共に捜査を開始。

2ヶ月かけて、ディーラーを追い込むことに成功。
真壁とヒロインは、ディーラーを無事に逮捕できた。
とはいえこのディーラーは、末端の末端。

全組織を壊滅させるまで、真壁とヒロインは一緒に頑張ることを誓い合う。
公私共にバディとなって。

特別広域捜査課の仕事がよくわかって私得でした!!

真壁が麻薬取締官ということで、『Rouge et Noir Check in the Dark 鑑定官 来栖玲』編よりも、ヒロインがガッツリと捜査に関わっていく内容です。
特広が具体的に、どんな仕事をしているのかよくわかって、とっても私得でした!!

賢さはもちろん、臨機応変に対応する能力とか…それ以上に、なんと体力勝負なお仕事なんでしょう。
犯人との格闘や銃撃戦まで…。
相手が海外マフィアだからか、容赦なく撃ちあいが始まってビックリします。

真壁編では、現場の場面が多いからかもしれません。
個人的にはもう少し『ハウス』のことについて、描いて欲しかったなぁ…と。

これはやっぱり、気になります!犯罪シンジケート『ハウス』!!
来栖編で登場するアーレン・クライブ(名前と外見の描写だけ有)も、真壁と因縁がある訳で。
過去編でも、捜査が進展してからのお話でもいいので、真壁と来栖の2人が互いに協力して、アーレンを捕まえる(捕まえようとする)場面が見たいな…と。

その時はやはり、新人ちゃんはいなくてもいいかなぁ。
真壁と来栖、そしてアーレンの掛け合いが聴ければ…至福です!!

現状、真壁は真壁で来栖に対する後ろめたさがあり、来栖は来栖で真壁に対する後ろめたさがあるので、そこを乗り切らないといけないのでしょうけれども。
一方の話だけだと見えなかったものが、両方の話を聞くと見えてくる景色があるので、面白いです。

来栖の語る真壁を聴いていると、真壁のことを知りたくなり。
真壁の語る来栖を聴いていると、来栖のことを知りたくなります。
ちょっとしたすれ違いがあるだけなのがよくわかるので、仲直り(…ではないのかなぁ?)されるといいのになと。

まだまだ犯罪組織の裾を掴んだくらいで、真壁編も来栖編も終わっているので、是非とも続編が制作されることを期待しています!!

※追記
なんと!!アーレン編のドラマCDも発売されるんですね!!
2017年5月31日!!こ、これは楽しみ過ぎる!!