ドラマ『カルテット』第9話ネタバレ感想-真紀さんの過去が明らかに

真紀さんの過去が明らかになり…そして

2017年3月14日（火）に放送されたドラマ『カルテット』第9話。出演は松たか子さん、満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さん。

第8話のラストで、まさかの真紀さんが、真紀さんでない事実が発覚して…私の中で、うっすらと漂い始めていた“カルテット内の恋愛模様”なんてものは、吹き飛ばされてしまいました。

動揺を隠せないまま見た、第9話ですが…。「真紀さんが、真紀さんが、真紀さんが…」と、前回以上にテレビの前でアワアワするばかりでした。すずめちゃんも、諭高さんも、司さんも、これまでに見たこと無い表情盛り沢山で。改めて4人の魅力を感じ、惹き込まれまくりです！！

今回はドラマ『カルテット』第9話のネタバレ感想を書きます。苦手な方は、ご注意ください。

夫と離婚して、旧姓の早乙女に戻った、真紀（松たか子さん）。世吹すずめ（満島ひかりさん）、家森諭高（高橋一生さん）、別府司（松田龍平さん）と共に、別荘でこれまで通りに『Quartetto doughnut hole（カルテットドーナツホール）』としての暮らしをしていた。

ある日。真紀の夫だった巻幹生（宮藤官九郎さん）の母・鏡子（もたいまさこさん）の元へ、富山県警の刑事・大菅直木（大倉孝二さん）がやって来る。

コンビニ強盗をして、逮捕されている幹生のことで捜査にやって来たのかと思った鏡子に対し、大菅は…「この女は“早乙女真紀”という人物の名を、騙っています」と言う。困惑する鏡子に、大菅は真紀の本名は山本彰子（やまもとあきこ）だと告げ、彼女の生い立ちを話始める。

彰子は幼い頃、母親を事故で亡くし、再婚相手だった父親に、日常的な暴力を受けて育った。だが、母親の保険金2億円の受取人になっていたため、音楽大学にも通うことができたらしい。何度か家出をしたこともあるが、その度に父親に連れ戻されている。

その後、彰子は2003年に300万円で“早乙女真紀”の戸籍を買い、行方をくらましていたー…。そこで幹生と出会い、買った戸籍で“結婚”をしたのだ。真紀の過去に同情し、擁護しようとする鏡子に対し大菅は、真紀が父親を殺害したかもしれないと言う。

大菅は、軽井沢の別荘まで真紀に、任意同行を求めにやって来る。すずめ、諭高、司は真紀が真紀ではないことに驚きつつも、“今、ここに居る真紀が好きだ！”と、受け入れた。

自分の秘密を全て話しても、変わらぬ態度で接してくれる3人に、真紀は救われる。警察へ行くことを決めた真紀に、すずめ、諭高、司は真紀のことを待ち続けると、約束するのだった。

なんていうか…大菅さんが、悪魔か死神のように見えました。娘さんの傘を、間違えて使っちゃうような、お茶目な人なハズなのに…なんであんなに黒いオーラを感じるんだろう？

特に幹生さんと、相対する場面でー… 幹生さんは、大菅さんから真紀さんの生い立ちを聞き、彼女がどれだけ“普通の家庭”に憧れを持ち、普通に生きたかったのかを理解します。そして、「なんで別れちゃったんだろう（彼女を幸せに出来なかったんだろう）」と落ち込むのです。

頭を抱えて自分を責める幹生さんに、傷口に生酢を流し込む勢いで、“アンタの所為で、あの女の人生はズタボロだ！！”と（実際には、そんなこと言っておられませんが）、高らかに笑いあげ幹生さんを追い詰める大菅さん。 …幹生さんに、個人的な恨みでもあるのかとすら思えました。

それにしても。えらくまた昔のことを掘り返されてますよね…真紀さんは。戸籍を売ることが罪にならないのなら、買うことも罪にならなくていいのになぁ。 …本物の早乙女真紀さんと、戸籍を交換してたら…これまた話が変わってきたのでしょうか？

でも、父親を殺したかも？なんて刑事に問い詰められることになったら、「戸籍を交換しただけです！」って白状されて…結局同じことになってたかもしれませんね。ということは、現状が一番マシなのかなぁ。

「もう人生をやり直したいとは、思わない」と言った真紀さんを、信じます！！そう思える仲間が居てくれるんですもんね！！早く帰って、みんなで食卓を囲む場面が見たいです。

【最終話・最新スポット公開！】
撮りたての最新映像を含む、最終話の30秒スポットを公開しました。ぜひご覧ください！https://t.co/67dGuHMGtt #TBS #カルテット
— 【公式】火曜ドラマ『カルテット』3/21 (@quartet_tbs) 2017年3月17日

次回、最終回。どうか幸せな結末が、訪れますように。『Quartetto doughnut hole』には、笑顔が似合うから！！

Amazonビデオでは、各話個別に動画販売されているようです。