こめなべ

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乙女向けドラマCD『遊女悲恋 第一章 -水芭蕉の章-』ネタバレ感想-衝撃的過ぎました

こめなべ-20170321

『遊女悲恋 第一章 -水芭蕉の章-』が衝撃的で驚きました

佐和真中さんが出演しておられる、乙女向けドラマCD『籠女ノ唄 ~吉原夜話~ 空木編』の物語に感動して、「このシリーズを、もっと聴いてみたい!」と思いました。

さすがに購入するだけの甲斐性がないので、TUTAYAでレンタルしてきました。
ところが「佐和さんが出演されている、吉原モノ」という、アバウトな状態で行ったので…同じ吉原モノでも『遊女悲恋』のシリーズを借りていました。

>公式サイト⇒ステラワース

目的の物とは違ったのですが、借りてきた『遊女悲恋 第一章 -水芭蕉の章-』が衝撃的で…。
茶介さん演じる悠之丞に、とにかくいろいろ驚かされました。

今回は乙女向けドラマCD『遊女悲恋 第一章 -水芭蕉の章-』の感想を書きます。
ネタバレ結末を含みますので、苦手な方はご注意ください。

乙女向けドラマCD『遊女悲恋 第一章 -水芭蕉の章-』のざっくりしたあらすじ

ヒロイン(聴き手のこと)は、公家の生まれであったものの、家が取り潰されてしまい、艶原(よしわら)へ売られてきた。

艶原で過ごすこと、数年。
ヒロインの前に、かつての許嫁・榊悠之丞(CV:茶介さん)が現れる。

ヒロインが艶原にいるかもしれないという情報を掴み、手当たり次第に店へ飛び込んでは、聴き込みをしていたのだ。
それは艶原では、あまり褒められる行為ではなった。

馬鹿にされながらも、悠之丞は己のプライドを捨て、ヒロインを探し続けた。
ようやく『舛花屋』でヒロインを見つけたときは、感極まって会話もロクにできない始末。

ヒロインが生きていてくれたことを喜び、悠之丞は彼女を自分の妻にすると言い出す。
ヒロインは身分違いであることや、身請けするには大金が必要なため、悠之丞の申し出を断る。

ところが、自分の妻になるのはヒロインただ1人として、悠之丞は父親の説得に必死だ。
お金が用意出来ない間、ヒロインは客を取らねばならない。

仕事だとわかっていながらも、悠之丞は嫉妬を抑えることが出来ない。
なんとしても“自分だけのもの”にしたいと、強く望むようになる。

ヒロインはそんな悠之丞の姿を見て、自分のために彼の人生を狂わせていると悟り、身を引こうとした。
他の男からの身請け話を、受けたのだ。

悠之丞は嫉妬に狂い…なによりも、大切な愛しい人を助けられない自分を、消し去ってしまう。
彼は、一番幸せだった子ども時代へと、記憶を飛ばしてしまった。

これまでの記憶一切を失くした悠之丞は、榊家の恥…とばかりに、暗い座敷牢へと幽閉されてしまうのだった。

茶介さん演じる悠之丞の世界にグイグイ惹き込まれていきました!

ヒロインに会えた喜びが、ものすごい勢いで伝わってきて、ビックリしました。
勢いというか、圧というか。
ドラマCDを聴き始めてから、初めて「大丈夫?」とキャラクターに語りかけてしまった程です。

これがまた、物語が進むごとに悠之丞の感情が、昂ぶってゆくのでますます心配になりました。
とにかくヒロインに対する、情の入れっぷりがハンパない!!

“まぜるなキケン”と書かれた洗剤を、一斗缶で混ぜ合わせちゃった感じです。
どうすればいいのか、もはや誰もわからないレベル。

強い愛情だったハズのものが、少しの亀裂で救いようのない狂気に変わってゆく様は…凄まじかったです。
タイトルにある『悲恋』のど真ん中を、突き進んでゆくような人でした…悠之丞は。

彼は、子どもの頃…ヒロインにかけられた言葉と笑顔のおかげで、生きてこられたといいます。
そのことに恩を感じ、愛おしさを募らせて、今度は自分がヒロインを助けようと…自分の手で幸せにしようと願うのです。

賢そうな人なのになぁ…。
ヒロインを見つめることに精一杯で、視野が狭くなってるんだろうと、思います。
彼女を助ける方法として、お金を用意することしかないなら、稼げそうなのに…勿体無い。

今回はとにかく、茶介さん演じる悠之丞の世界に、グイグイ惹き込まれていきました!!
微妙に絶妙な塩梅で壊れてゆく悠之丞が、たまりません!!

何回か聴いてみたのですが…。
この物語のラストは、悠之丞1人ぼっちなんでしょうか?
それともヒロインと共に、幽閉されている設定なのでしょうか?

妄想力が足りずに、モヤモヤしています。

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