荒巻メイン回は普段見られない表情が見られてお得でした
現在、Huluで配信されているアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。
第17話は、荒巻がメインの回でした。
舞台も日本ではなく、イギリス。
普段見られない荒巻の表情も見れて、お得な物語です。
出演されている声優さんは、
草薙素子:田中敦子さん
荒巻大輔:阪 脩さん
バトー:大塚明夫さん
トグサ:山寺宏一さん
イシカワ:仲野 裕さん
サイトー:大川透さん
ボーマ:山口太郎さん
パズ:小野塚貴志さん
タチコマ:玉川紗己子さん です。
なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。
物語の舞台は、西暦2030年ー。
情報ネットワークが、あらゆる進化を遂げている世界。
アンドロイドはもちろん、生身の身体と機械を融合させる技術も発展していた。
大半の人々は“義体化”という…脳や中枢神経以外の身体のパーツを、人工臓器や義肢などへ機械化している。
それにより、犯罪も多様化した。
政府は深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発、凶悪犯罪の捜査を一手に引き受ける、組織を内務省直属でつくりだす。
それが、公安9課。
通称「攻殻機動隊」と呼ばれている。
>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site
今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第17話-未完成ラブロマンスのネタバレ感想を書きます。
苦手な方は、ご注意ください。
アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第17話-未完成ラブロマンスの真相のざっくりしたあらすじ
国際テロ対策会議に出席するため、荒巻と素子はイギリスを訪れていた。
会議が終わり、自由行動を取ることになった2人。
荒巻は昔馴染みが居るという、ワインファンドを扱う銀行へ向かう。
建物の入口には美しい女性が立っており、荒巻を出迎えた。
素子は仲睦まじい荒巻たちを見て、微笑みを浮かべながら、その場を立ち去る。
美しい女性の名前は、シーモア(CV:高島雅羅さん)。
彼女は昔、日本で政治関係の仕事をしていたことがあり、荒巻と親交があるのだ。
シーモアは、上層部の手引きで、マフィアの資金のロンダリングが行われてることを、荒巻に相談する。
管理名簿の中に、巧妙に偽装されたファイルを見つけたシーモアは、自分の仕事で悪事の片棒を担ぐのは、耐えられないという。
荒巻は管轄外での出来事に、シーモアからの調査依頼を断るが、そこへ強盗が押し入ってくる。
縛られ床に座らされる、荒巻とシーモア。
組織を抜け出して来た…という、男2人はワインセラーに隠された、ヴィンテージワインを探すが見つからない。
床に座っている荒巻は、それでも窓から見える情報から、現状を推察していた。
早くも警察が、周囲を取り囲んでいるらしい。
警察を信用していない銀行は、帳簿への不審なアクセスを察知したら、通常、民間の警備会社へ連絡が行くよう、プログラムが組まれている。
それなのに警察がいち早く到着するということはー…?
ロンダリングを裏で操る人物がわかった荒巻は、銀行強盗もろとも自分たちを殺すつもりだと、察する。
目的の物が見つからないと、焦る男たちに荒巻は「助かりたいなら、協力をしろ」と申し出た。
男たちの持っている武器と地図を元に、作戦を練る荒巻。
一方、待ち合わせの時間になった素子は、銀行の前に陣取る警官たちに、何かが起きたことを感じ取る。
地元警察に話を聞こうにも、相手にすらしてもらえない。
状況を見ると、このままだと警察が強行手段を取ることは明らか。
素子はメディアに情報を流し、銀行前に呼び寄せた。
これでいくらか、時間が稼げる。
荒巻は外の様子から、警察が突入して来ることを考えて、幾重にも仕掛けを施した。
そしてー…
警察が銀行内に飛び込むと、そこには気を失った警備員がいるだけだった。
どこを探せど、荒巻もシーモアも男2人も見つからない。
4人が遠くへ逃げたと考えた警察は、捜索範囲を広げるため、外へ出て行った。
深夜…銀行には、表に警官が1人見張りに立っているだけになる。
素子が警官のフリをして、見張りを交代して銀行内に入る。
状況を見て、床下を開けるとそこに荒巻たちが居た。
素子に救出された後、荒巻は男たちが手に入れていた、不正取引の資料のデータを持って、警察署長の元へ行く。
突入に対して苦言を呈してから、公安が捜査に乗り出すことを予告する。
図らずもシーモアの望みを叶えた荒巻は、とても感謝される。
そして長年“シーモアは結婚した”という思い違いを修正して、荒巻は素子と共に帰途についた。
賢い人の脳みそというのは一体どうなっているのでしょう
荒巻が、本当にカッコイイ回です!!
賢い人の脳みそというのは、一体どうなっているのか…。
状況を瞬時に判断し、自分がどういう行動を取るべきか。
また、周囲の人たちをどのように動かせば、目的が達成できるのか…それらを的確に言葉にして、実行に移せるというのは、もはや魔法のようです。
こういう場面を見るたびに「荒巻の下では、働けないな」と、思います。
阿吽の呼吸とか、絶対に無理だし。
それとも…荒巻ほど賢い人ならば、私の足りない脳みそ分も考慮した指示を出してくれるんでしょうか?
基本、一人一人の個性を活かしてくれる方だなぁ…と思うので、荒巻の側では呼吸がしやすいかもしれません。
こんな人が会社に1人…いや、国に1人でも居てくれたら、いいのになぁ。
今回は特に、荒巻の心のやわらかい部分を見られたので、余計にそう思うのかもしれません。
実際に居たら、すごく怖い人…なんでしょうね。
でも、憧れます。