こめなべ

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禁止言葉は無意識に行動を支配する

こめなべ-20160413

新しいことに積極的になれないのは、本能だから仕方ない

「○○しちゃダメ」。 「□□はやらないほうがいい!」。 などなど…禁止言葉を、よく耳にする。

耳にするということは、私も気づかない内に、沢山使ってるんだろうなぁ。

「こんなことしちゃダメだ!」っていうのは、あっという間に100個くらい集まるけど、「いいじゃん!やってみようよ!」って意見は、悲しいほど湧いてこない。

人間は自分を守るために、なるだけ新しいことはしたくない…という本能があるそうなので、「新しいことをやってみよう!」って積極的に行動できないのは、仕方のないことかもしれません。

新しいことを積極的にやれるとき…というのは、「これを始めても、自分は傷つかない!」って、パッとわかっちゃうときだろうな。 自覚はなくても「大丈夫!」って、心と頭が判断するから、一歩が踏み出せる…のではないか、と思います。

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人によって何通りもある禁止言葉

どうしたら、禁止言葉を振り払えるんだろう?…と、考えてみて気づく。 そもそもその“禁止言葉”って、人によって違うんですよね。 私が「○○しちゃダメ!」って思っていても、「いや!これはやっていいこと!!」として、バンバンやれちゃう人もいるし…逆にその人が「それはダメでしょ?」ってことを、私がホイホイやっちゃうこともある。

私がホイホイやっちゃうパターンは、仕事に多い。 引継ぎなどで「今までこのやり方でやってきたので、あなたもやってください」というもの。

新しい職場で仕事を習うと「ん?コレは、なんでこんなに複雑なやり方をしてるんだろう?!」というものに出会うことがある。 教えてくださる方に聞いてみても「前の人から教わったから」と言われるだけ。

そんなときは、しばらくそのやり方で仕事をしつつ…「手順変えても問題ない!」とわかったら、じんわりと効率がいいやり方に変えていく。 もちろん上司の方にも相談して、OKをもらいますが…多分、教えてくださった方が知ったら「そんなことしちゃダメ!」って言われるだろうなぁ。

でも、長年の事務経験が「これは、大丈夫!」と、私の心と頭が判断するから。 やってみてダメだったことも含め、経験してきてるのが大きいんだと思う。

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禁止言葉を振り払う方法は、試しにやってみること!

ぱすもさんの記事を読んで、「あ!まさにこれだ!!」と思いました。

一般的な藤の花には、致命的なことだったかもしれません。 でも藤の花にだって個性…というか、その木だからこその花の咲かせ方があるのでしょう。

人も同じ。 「それやっちゃダメ!」って言われてる中に、自分だけの花の咲かせ方が眠っているのかもしれない。

禁止されていることを、やり始めるのは勇気がいるので、少しづつ。 本気じゃなくて、試す程度から始めてみるのがコツ

少しづつだから失敗しても、軽い怪我で済むし。 失敗したからこそ「ああ!こうすればよかったんだ!」って新しい道が見つかったりもする。 何も見つからなくても、"見つからなかった"ってことがわかる。一歩、前進。

「ダメ!」っていうのは、言っている人(自分を含め)の中のルールなんですよね。 その人の基準が変われば、すぐにでも「ダメ!」が「やってよし!」に変わっちゃう。

自分で自分に出してる禁止言葉があるなら、誰かに聞いてみるといいのかも。 「やってよし!」なら、試してみる。 気がつけば「あれ?そういえば禁止言葉を、最近聞かないなー」って日が、来るのかもしれません。