こめなべ

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第20話-消された薬ネタバレ感想

こめなべ-20170406

第20話はトグサが滅茶苦茶カッコイイ回です!!

Huluで配信されていた、アニメ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 第20話は、いよいよ"笑い男事件"の核心に迫っていく…怒涛の展開です!! そしてトグサが、滅茶苦茶カッコイイ回でもあります。

出演されている声優さんは、 草薙素子田中敦子さん 荒巻大輔:阪 脩さん バトー:大塚明夫さん トグサ:山寺宏一さん イシカワ:仲野 裕さん サイトー:大川透さん ボーマ:山口太郎さん パズ:小野塚貴志さん タチコマ玉川紗己子さん です。

なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。

★アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のざっくりした舞台設定について 物語の舞台は、西暦2030年ー。 情報ネットワークが、あらゆる進化を遂げている世界。 アンドロイドはもちろん、生身の身体と機械を融合させる技術も発展していた。 大半の人々は“義体化”という…脳や中枢神経以外の身体のパーツを、人工臓器や義肢などへ機械化している。 それにより、犯罪も多様化した。 政府は深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発、凶悪犯罪の捜査を一手に引き受ける、組織を内務省直属でつくりだす。 それが、公安9課。 通称「攻殻機動隊」と呼ばれている。

>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site

今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第20話-消された薬ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第20話-消された薬のざっくりしたあらすじ

トグサは授産施設へ潜入捜査をして以来、厚生省が“笑い男事件”に関する何かを隠していると、にらんでいた。 証言者たちの記憶の上書きをした、厚生労働省の事務担当のフィービー(CV:幸田夏穂さん)を徹底的に調べあげるが、全く怪しいところが出ない。

公安9課の見解として、彼女は指示された事務処理を行っただけで、目的については知らなかった…と、結論づけられる。 厚生省が怪しいことは、荒巻も認めているのに、手持ちのカードが少なすぎて何もできない。

トグサは笑い男のマークに書かれた文字と、授産施設で見た落書きを思い出し違和感を覚える。 笑い男のマークに書かれた文字は“キャッチャー・イン・ザ・ライ”という小説からの引用だとされていた。 ところが、トグサの見た落書きの方には「or should I ?」と、続きがあったのだ。

トグサは素子に、自分の推理を打ち明ける。 笑い男は、特A級のハッキング能力の持ち主。 そんな彼は、簡単に書き換えが可能な電子情報に、意味を持っていないのではないか?と。 つまり彼が狙っているのは、紙媒体の何か。

素子に厚生労働省へ、捜査に行きたいと願い出る、トグサ。 了解をもらったトグサは、大量の書類にまみれながら、あるはずのファイルが無くなっていることを突き止めた。

それは『村井ワクチン接種者リスト』。

トグサはフィービーから、村井ワクチンについて話を聞く。 それは医学博士の村井千歳が作った、電脳硬化症に効く薬だった。 だが薬事審議会で、認可は下りなかったという。 村井ワクチンが、電脳硬化症に効くという、メカニズムがわからなかったからだ。

結果、後発のマイクロマシン療法が認可を得て、村井ワクチンは表舞台から姿を消したらしい。 ところが…村井ワクチンは極秘裏に認可され、特定指定者有償治験薬として、限られた人間だけが使える薬となっていたのだ。

接種者リストに興味を持つ者は誰かー…? それは『ひまわりの会』という、個人レベルの告訴や裁判を担当しているNPO団体だった。

ひまわりの会は再三にわたって、接種者の情報開示を求めていた。 厚生省は個人情報規制法を盾に、その要求を退けている。

トグサは“父親を電脳硬化症で亡くした、フリージャーナリスト”として、ひまわりの会代表のノギ(CV:中庸助さん)から話を聞く。 すると厚生労働省から紛失したハズの、村井ワクチン接種者リストがそこにあったのだ。

リストには名だたる有名人、財界人の名前が並んでいる。 一番驚くべきは、村井ワクチンを不認可にした張本人、中央薬事審議会理事長・今来栖尚(CV:品川徹さん)まで、この薬に頼っていることだった。

そこへ突然、安岡ゲイル(CV:立川三貴さん)率いる、厚生労働省医薬局麻薬対策課強制介入班(通称:マトリ)が乱入してくる。 ひまわりの会の人間を次々と撃ち殺していく様を見て、トグサは彼らの狙いがファイルだと悟った。

トグサはノギを逃がすために、1人残って応戦する。 しかし安岡の放った銃で被弾し、命からがら現場から逃げ出した。

撃たれたところを庇いながら、なんとか大通りまで出たトグサは、そこで意識を失ってしまう。

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トグサが生身の人間だって思い知らされた回でした

トグサ、大活躍の巻でした。 それにしても、生身の人間なんだから、無理はしないで欲しいものです。

公安9課の中にいるときは、トグサも全身義体化してるんじゃないか?と錯覚してしまいますが…撃たれて赤い血が出るのを見ると、「なに無茶してるのー!!」とアワアワしてしまいます。

仕事中に命を落とすとか、本当にやめて欲しいです。 特に9課はプロ集団なので、ギリギリのことは日常茶飯事なんでしょうけども。 その分、命に対しては真摯な気がします。

義体化してるにしても、脳を撃たれれば、死んでしまいますからね。 脳みそ、大事。

今回から、いよいよ笑い男事件のど真ん中に、突っ込んでいきそうです! 政治的思惑の所為で、特効薬の村井ワクチンが、市場に出回らないって、どんな嫌がらせでしょう。

薬を不認可にした今来栖までも、村井ワクチンを使っているという場面では、さすがに腹が立ちました。 不認可にしたなら、勧められても拒否する勢いでいて欲しかった…。

だって、村井ワクチンを切望して亡くなったかたも、大勢いたと思うから。 笑い男の言葉ではないですが…「クソ野郎」って言いたくなってしまいます。

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