こめなべ

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第22話-疑獄ネタバレ感想

こめなべ-20170413

荒巻課長のプライベートが明らかに!?

Huluで配信されていた、アニメ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 第22話は、荒巻メインの回でした。 荒巻にお兄さんがいたなんて…弟なイメージが全く湧かないのですけども…私だけでしょうか。

上とか下とかじゃなくて、荒巻って一人っ子なイメージです。 子ども時代とか想像つきませんが。

出演されている声優さんは、 草薙素子田中敦子さん 荒巻大輔:阪 脩さん バトー:大塚明夫さん トグサ:山寺宏一さん イシカワ:仲野 裕さん サイトー:大川透さん ボーマ:山口太郎さん パズ:小野塚貴志さん タチコマ玉川紗己子さん です。

なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。

★アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のざっくりした舞台設定について 物語の舞台は、西暦2030年ー。 情報ネットワークが、あらゆる進化を遂げている世界。 アンドロイドはもちろん、生身の身体と機械を融合させる技術も発展していた。 大半の人々は“義体化”という…脳や中枢神経以外の身体のパーツを、人工臓器や義肢などへ機械化している。 それにより、犯罪も多様化した。 政府は深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発、凶悪犯罪の捜査を一手に引き受ける、組織を内務省直属でつくりだす。 それが、公安9課。 通称「攻殻機動隊」と呼ばれている。

>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site

今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第22話-疑獄ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第22話-疑獄のざっくりしたあらすじ

厚生労働省医薬局麻薬対策課強制介入班(通称:マトリ)を取り押さえることで、厚生労働省医薬局長の新見(CV:三木敏彦さん)を逮捕する手続きが整う。

『ひまわりの会』の一斉捜査時における殺人と、中央薬事審議会理事長・今来栖尚(CV:品川徹さん)の殺害を示唆したとして、荒巻が新見を迎えに来る。 今来栖の件について、シラをきろうとする新見だったが、なんとマトリの班長・安岡ゲイル(CV:立川三貴さん)が会話を記録していた。

公安9課へ戻る荒巻の前に、元首相の神崎修三(CV:小山武宏さん)が現れる。 そして荒巻たちが追いかけている事件の黒幕…薬島幹事長について、強い後ろ盾を持っていることと、海軍に顔がきくという情報を伝えた。

神崎は以前、娘が拉致された際に荒巻を始め、公安9課のメンバーに救ってもらった恩があるのだ。

本部へ車で戻って来る、荒巻。 彼を待ち構えていたのは、週刊誌の記者だった。

荒巻の兄・洋輔が、麻薬密売容疑で逮捕され、さらに麻薬中毒で警察病院に収容されているというのだ。

洋輔とは戦時中に行方不明になって以来、会っていなかった荒巻は記者を巻くと、兄に会うため警察病院へ向かう。 だが身内である荒巻が、容疑者に面会することは許されなかった。

記者が口にした、洋輔が生活していたスラム街へ向かう、荒巻。 歩いているとホームレスたちから「洋輔!」と、声をかけられる。

洋輔の弟だとわかり歓迎される、荒巻。 彼らの話では、洋輔はここで暮らす人たちのために尽力していたらしい。 さらに彼らによると、洋輔は警察に無実の罪を着せられて逮捕されたという。

荒巻が話に聞き入っているとー…突然、話をしていた男たちの態度が急変! 隙を突かれ、荒巻は彼らに捕まってしまう。 彼らは、マトリの残党だった。

意識が途切れる寸前に、イシカワが荒巻の脳波をキャッチする。 そこから事の経緯を把握したイシカワは、荒巻の行方を捜しているバトーに連絡した。

彼らは倒れた荒巻の服に麻薬を忍ばせ、所轄に“麻薬密売が行われている”と通報していたのだ。 所轄が現場に到着する直前、なんとかバトーは荒巻の救出に成功する。

その足で入院となった荒巻の元へ、素子がやって来る。 素子もマトリとの闘いで、傷ついたボディを交換する処置を受けていたのだが…そこにも、殺害目的の女が現れた。

どうにか女を倒して、捜査の現状を把握した素子は、荒巻に報告に来たのだ。 新見が電脳自殺を図り、言語野と記憶野の一部を消してしまう。 これで新見の証言は、法廷での証拠能力を失った。

また、荒巻の兄・洋輔の件については、全てマトリの残党が作り上げた“デタラメ”だとわかる。 荒巻は、本物の洋輔の行方を探そうとすらせず、職務に邁進してきたことを悔やむ。

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素子と笑い男の知的な空気溢れる会話が聞いてて楽しい!

荒巻の家族関係が、いきなり明らかになって驚きました。 勝手に、天涯孤独な人だと思っていたので。

子ども時代の荒巻も…想像できません。 荒巻は、生まれた時から“荒巻”って感じがします。 まるで公安9課のために、プログラムされた存在…みたいな?

なので、お兄さんがいる…しかも、生きているかもしれないと知り、ものすごい違和感を覚えました。 違う意味で「これはハメられてるんだ!」と、ハナからわかっていたという。

荒巻は9課の課長だし、防壁もそんなに容易くは破れない仕様になっているのでしょうが。 電脳ってハッキングできるから、いつ記憶が改ざんされてもわからない気がして…。 自分が自分であることを自覚するのが、難しい世界なんだなぁと、思いました。

今回、素子と笑い男が急接近する場面があり、高まりました!! この2人の会話って、知的な空気に満ち溢れていて、正直全くついてゆけてないのですが。 掛け合いを見ているのは、本当に楽しいです。

賢い人同士が会話すると、こんな訳のわからんことになるんだー…と。 私が感じ取っている…何万倍もの情報や感情etc…を、一言でわかり合っているんだろうなぁ。

さて、笑い男はあることをするため、素子に自分の記憶を託しました。 自分が志半ばで死んだら、9課の力で白日の下に晒して欲しいと頼みます。 身体の自由がきかない状態で、素子は半強制的に笑い男の記憶を共有され、事件の真相を知ることになったのです。

笑い男の記憶を共有したことは、荒巻にも報告していません。 これから素子は、どう動いていくのでしょうか?!

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