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ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第2話ネタバレ感想-アテモヤ覚えました!

こめなべ-20170424

竹中直人さん演じる黛教授の過去が明らかに!!

2017年4月19日(水)21時から放送された、ドラマ警視庁捜査一課9係 season12第2話。 メインキャストは、渡瀬恒彦さん、井ノ原快彦さん、羽田美智子さん、津田寛治さん、吹越満さん、田口浩正さん、原沙知絵さん、中越典子さん。

何気に竹中直人さん演じる、黛さんの過去が明らかになった回でした。 黛さんの若かりし頃…ちょっと想像もつきませんが、意外と可愛らしかったのかもしれないと、妄想してしまいました。

悪ぶってるけど、純情で一途なところは…どこか青柳さんに、似てるかもとも。

今回はドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第2話 消えた水死体ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第2話 消えた水死体のざっくりしたあらすじ

恩師である、黛優之介(竹中直人さん)に呼び出された、監察医の早瀬川真澄(原沙知絵さん)は、9係の小宮山志保(羽田美智子さん)と共に、帝都大学へ向かう。

プールサイドに立ち尽くす黛は、2人に「水死体が消えた」と呟く。

黛の話しによると、午前6時。 日課としている空手の練習のため、大学の屋上へ向かった。 そこで、プールに浮かぶ死体を見つけたのだ。

服装から、友人の来栖康利(上杉祥三さん)だと判断した黛は、慌てて駆け下りる。 しかしプールサイドに辿り着いたときには、その死体が消えていたと。

同じ頃、埠頭で男の水死体が発見される。 現場に立ち会っていた浅輪直樹(井ノ原快彦さん)から、小宮山の携帯に写真が送られてきた。 写真を黛に見せると、来栖で間違えないという。

解剖の結果、来栖の体内から発見されたプランクトンから、彼はプールで殺害された後、埠頭に運ばれ遺棄された…と、いうことがわかる。 胃からは、未消化の種子が見つかるが、なんの種なのかはわからない。 また、早瀬川が見逃していた、胃の炎症を黛が指摘する。

9係のメンバーは、来栖について調べ始める。 小宮山と村瀬健吾(津田寛治さん)は、大学で経済学部准教授の岡村孝昌(西ノ園達大さん)と来栖が、揉めていたことを突き止めた。

岡村は他大学からの引き抜き話を、来栖に潰されたらしい。 来栖に恨みを持つには、充分だ。

だが犯行時、岡村は学生たちと奥多摩にゼミ合宿へ行っていたという、鉄壁のアリバイがある。

青柳靖(吹越満さん)、矢沢英明(田口浩正さん)は来栖の財布に残されていた、高級クラブの名刺を調べてゆく。 来栖はかなり傲慢で横柄な客で、従業員たちからは嫌われていた。

特に、滅多に手に入らない「アテモヤ」という果実を、執拗に買ってこいと命令した。 果物を食べることよりも、来栖は血眼になって自分のために、アテモヤを買って来る人間を、蔑んで楽しんでいるようだ。

解剖で見逃してしまっていた、来栖の胃の炎症をさらに調べた早瀬川は、毒キノコが原因だとわかる。 形がしめじによく似ているため、間違って食べる人もいるという。

そのキノコは、奥多摩でよく採れるらしい。 岡村たちが使った合宿所には、来栖専用の宿泊所もある。 小宮山と村瀬が室内を、青柳と矢沢が屋外を調べると、いろんな物証が見つかった。

何者かに勧められるまま、来栖はここで毒キノコ入りのシチューと、アテモヤを食べたのだろう。 その後犯人は、大学のプールの水を溜めたポリバケツに、意識を失った来栖を浸けて殺害し、遺体を埠頭へ棄てたのだ。

水を含んだ衣類は、重い。 それに気づいた浅輪は、黛の見たものが“遺体のフリをした誰か”だと推理する。 その誰かとは、来栖の妻・杏子(筒井真理子さん)。

杏子は来栖と結婚したものの、彼の目的が自分の家柄と、財産であることに気づく。 さらに杏子すらも壊して、全てを独り占めしようとしていた。

来栖にだけは、両親の遺したものを渡したくないと考えた杏子は、全額を子どもたちが教育を受けられるように、寄付しようとする。 それに気づいた来栖は、執拗に言葉の暴力を繰り返すようになった。 杏子は来栖に殺されると、本気で怯える。

そんなときアテモヤを買いに行った先で、岡村の助手をしている・下田栞(広澤草さん)と出会う。 彼女もまた、来栖の研究費流用に気づいてしまったが為に、言葉の暴力を受けていたのだ。

2人はいつしか「来栖を殺すしかない」と、考えるようになる。 杏子が計画を立て、栞が実行に移した。 助かるには、これしか方法がないのだと互いが思い込んで。

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アテモヤって現実でも買える果物なんだとビックリです!

アテモヤ…。 ドラマの中だけの、仮想果物なんだろうと思っていたら…現実世界でも、ちゃんと売ってました!!

見終えて検索してみたら…1個、1万円くらいするようです。 高っ!!

浅輪さんが「セレブな食べ物」って言われてましたが、納得出来ました。 そんなに、美味しいのかなぁ?

値段を知って思ったのはー…。 高級クラブでの「アテモヤ、買ってこい」は、フルーツ盛り合わせの一環として、来栖さんに請求できます。

でも、杏子さんと栞さんは、来栖から商品代金を返してもらうなんて…できそうにありません。 お2人は、言葉の暴力に加えて、恐喝まで受けていたことになるんじゃ…そう思うと、「殺さなければ、殺される」がよりリアルに伝わってきて、怖くなりました。

栞さんなんて特に、一族郎党の個人情報を来栖さんに握られて、脅されているのですから、借金してでもアテモヤ買っていそうです。

最終的な被害者とはいえ、来栖さんの杏子さんと栞さんに対する態度は、加害者そのもの。 見ているだけでも、腹が立ってきました。

あれだけ「アテモヤ!アテモヤ!!」言ってるなら、自分で買って持って歩けばいいのにっ!!と、アテモヤに対する怒りまで湧いてきた程です。

…ふと。 season10で放送された『完全犯罪理論』を思い出しました。 犯罪心理学の権威・宮崎京介(塩野谷正幸さん)教授が、意図的に人を操り殺人をさせようと試みたけど、失敗に終わり。 結果、自殺を装った他殺に見せかけた自殺をして、完全犯罪を成立させようとするお話でした。

あのときの宮崎教授も、見ていてイライラしましたが…それ以上でした!来栖さん!!

宮崎教授が生きておられたら、自分と来栖さんとの違いをねちっこく研究されてたんだろうなぁ…なんてことを、妄想してしまいました。

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