まさかの公安9課大ピンチ!!
Huluで配信されていた、アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 第24話は、攻めに回っていたと思われた公安9課が、追い詰められてしまいます! 予想外の展開に、ビックリ!!
第23話であれほど、根回しに根回しを重ねていたのが、お偉いさんの一言で無かったことにされてしまうという…権力って怖い。
出演されている声優さんは、 草薙素子:田中敦子さん 荒巻大輔:阪 脩さん バトー:大塚明夫さん トグサ:山寺宏一さん イシカワ:仲野 裕さん サイトー:大川透さん ボーマ:山口太郎さん パズ:小野塚貴志さん タチコマ:玉川紗己子さん です。
なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。
>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site
今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第24話-孤城落日のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第24話-孤城落日のざっくりしたあらすじ
公安9課の調べにより笑い男事件の真犯人は、当時の厚生労働大臣で現連合与党の幹事長・薬島薫だとわかる。 薬島は政界や海上自衛隊にパイプを持っており、いくら公安9課といえど簡単に手出しのできない人物だ。
そのため、もう1人の事件の当事者であるセラノ社の社長・アーネスト・瀬良野(CV:中嶋聡彦さん)に、素子が笑い男と呼ばれている凄腕ハッカー・アオイ(CV:山寺宏一さん)になりすまし近づいた。 瀬良野は素子と話す内、薬島たちの悪事を告発する決心をする。
暗殺される前に瀬良野を確保できたものの、薬島たちに先手を打たれてしまう。 アオイのフリをして、瀬良野と密会していた素子の姿がテレビに映し出され、なんと公安9課が一連の笑い男事件に関与していたと報道されたのだ。 さらに独自の力を持ち過ぎた、危険な組織であるとされる。
お偉方たちは報道を受け、公安9課を取り潰す話し合いを進めていた。 荒巻はその方針を阻止すべく、総理大臣に薬島逮捕の情報を切り札に掛け合う。 しかし、9課を切り捨て世論の声を抑えることは、既に決定事項だった。
公安9課が取り潰しになり、チームの人間たちが狙われる側に回ったことを悟った荒巻は、素子に連絡をとり「死ぬな。必ず生き延びろ」と命令を出す。 荒巻とトグサは、政府の追っ手によって取り押さえられてしまう。
取調室で事情聴取を受けることになったトグサは、何が起きているのかわからない。 刑事たちから辻褄の合わない質問を繰り返され、ただただ面喰うばかりだった。
本部へ集まった素子は、バトー、イシカワ、サイトー、ボーマ、パズに6体の義体を用意させる。 そして9課を闇に葬ろうとする特殊部隊が、間もなく訪れることを告げた。 作戦は適度に交戦を続けた後、司令室に逃げ込み自爆する…というもの。
6体の義体を囮として燃やし、時間稼ぎをする間に各個人で逃げ延びる算段をつけてゆく。 だがイシカワ、サイトー、ボーマ、パズは次々に追っ手に捕まってしまう。
逃げきれないだろうと覚悟したバトーは、追っ手の目をかいくぐって、素子がセーフハウスに忘れて来てしまったという、想い出の腕時計を取りに向かった。 全身義体化を繰り返す素子にとって、それは唯一の"自分"を示すもの。 素子の想いを知っているバトーは、命と引き換える覚悟で、腕時計を取りに行く選択をする。
まさか公安9課が潰されるほどに追い詰められようとは
上に"切り捨てられた"とわかってからの、荒巻と素子の手際の良さといったら…どこまで見通していたのかという程です。 あらかじめ使用した電脳を埋め込んだ状態の、義体が用意してあったり、隠し通路が備えられていたり。 常日頃から、切り捨てられたときの行動というのは、シュミレートしてあるんでしょうね。
世知辛い…。
まさか公安9課が潰されるほどに追い詰められようとは、思ってもみませんでした。 だって荒巻が交渉の切り札にできる…と、自信を持てるほどの情報ですよ? それを見ても、なんら心動かされることなく、自分の利益を優先させるトップって一体。
さらには9課を切り捨てるとか、意味がわからないんですがっ!! 薬島という人が、どれほど政界にとってオイシイ存在なのか…ということかぁ。 総理大臣、迷いありませんでしたから。9課を潰すことに。
今回は素子とバトーの、ラブラブな場面(バトーの一方的な)が見られて新鮮でした。 なんのかんの言いながら、バトーは素子を思いやってあげるんですもん! メチャクチャ男前でした!!
解散を命じられてしまった9課は、どうなってしまうのか?! ラボからそれぞれの別の職場へ配置されたタチコマは、9課のニュースを見てどう動くのか!? 最終回まで気が抜けません!!