こめなべ

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アニメ『サクラダリセット』第2話ネタバレ感想-チーム戦まで期待できそう!

こめなべ-20170510

第1話の独特な世界観そのままに第2話もさらに楽しめました!

2017年4月5日よりTOKYOMX他で放送されている、アニメサクラダリセット』。 Huluでも、現在配信中です。 第1話を見て、私は独特の世界観に引き込まれました!

第2話「MEMORY in CHILDREN 2/3」は、第1話からのつづきです。 前話を見てからケイと菫の関係性が、ものすごく気になっていました。 ところが…どうにも話の展開は、ケイと美空中心に進んでいくようです。

さらには友人や同級生たちの力も借りて、まるでチーム戦!! 別のワクワクも、生まれてきました。

今回はアニメ『サクラダリセット』第2話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

◆咲良田という街と特殊能力について 日本の片隅にある咲良田で暮らす人間の約半数は、この特殊能力を持っている。 能力は、千差万別。 大半はくだらないもので、大抵は物理法則に反している。 しかし街の外へ出ると、その能力のことを忘れてしまう。 故に、能力を使うには、咲良田に居なければならない。

アニメ『サクラダリセット』第2話 MEMORY in CHILDREN 2/3のざっくりしたあらすじ

咲良田で暮らす、中学2年生の浅井ケイ(CV:石川界人さん)は、同級生・相麻菫(CV:悠木碧さん)から、ある提案をされる。 夏の間ケイと菫、春埼美空(CV:花澤香菜さん)の3人で、なるだけ一緒にいようと言うのだ。

菫の意図が読めないケイは、一旦は断るものの美空の持つ“リセット”という…最大3日間、全てを過去の状態に配置し直す能力に、興味を持つ。

美空のリセットと、自分の持つ“記憶保持”…過去の自分の五感、意識を再生する能力を使えば、世界を変えられるのではないかと、考えたのだ。

そんなケイに菫は、美空の能力を知るきっかけになった少女・クラカワマリ(CV:久野美咲さん)が、実は7年前に死んでいると告げる。

ならば美空と一緒にいるマリは、何者なのか? ケイはマリに会い、推論をぶつけた。 それは、マリの母親の能力。 彼女は出産時に娘の死を感じたとき、新たに“マリ”という命を作り出したのだ。

マリを迎えにやって来たのは、能力者たちの監視を行っている、管理局の津島信太郎(CV:上田燿司さん)。 警戒するケイに、母親がマリを捨てて街を出たことを告げる。

納得がいかないというケイのために、信太郎は母親の状況を説明してゆく。 マリの母親は、もう娘を愛することが出来なくなっているのだと。

マリの父親は、妻の作り出した娘を受け入れられず、3年前に家を出てしまった。 そんな夫を見ている内、作り出したマリを愛するなんて、本当のマリへの裏切りだと考えるようになる。

咲良田を出て行けば、能力のことを忘れることができる…つまり、今いるマリも忘れることができるのだ。

信太郎に連れて行かれるマリを見て、美空は「助けたい」と思った。 ケイは2人の力を合わせて、マリの未来を幸せなものにしようと、提案する。 美空はリセットを使い、数日分過去の状態に戻した。

ケイは特殊能力を持つ、同級生の生徒会長の坂上(CV:井口裕一さん)と友人の中野智樹江口拓也さん)の力も借り、マリの母親に接触する。

「もう、娘を愛せない」というマリの母親に、ケイは坂上の力を借りて、マリを生み出した瞬間の記憶を思い出させた。 そこへ智樹が能力を使い、マリの本当の想いを届けたのだ。

お母さんと離れたくない、お母さんに愛されたいと望むマリの声を聞いた、マリの母親は罪悪感から逃れたかっただけで、マリのことを愛しているのだと痛感する。

後日、美空は幸せそうに笑うマリを見かけたという。 ケイたちは、マリの未来を変えることができたのだ。

ケイの指示で自分の力を使うと、人を助けることができると学んだ美空は、ケイのことを「好き」だといい、信頼すると笑った。 だがケイは、美空の想いが恋愛感情ではないと言い切る。

自分に言い聞かせる目的もあり、ケイは美空にキスをした。 そしてリセットするよう、美空に指示を出す。

なんの感情もないキスが、美空の記憶に残ることを嫌って、ケイは身勝手に過去の状態に戻させたのだ。

その影響か…菫が遺体で発見された。 ケイは自分のしたことを強く悔やみ、なんとか菫を生き返らせたいと、施策を巡らせる。

菫は"全て"を知っていそうな気がしてなりません

今回はケイと菫が、雨の降る日にバス停で話をする場面が、とても好きでした。 どうにも菫は、“全て”を知っていそうな気がしてなりません。

“繰り返してる”のほうが、言葉的には合っているのでしょうか。 もしかするとケイと菫は、もう何度も何度も同じ会話を繰り返しているのではないかと思いました。

ケイは菫のことを「何度か話したことがあるくらい」と、言っていましたが菫の口ぶりは、それ以上です。 ケイが何を考え、何に苦しんでいるのかまで正確に把握し、どうすればケイが苦しまずにいられるかまで、承知しているー…

菫「浅井ケイ。 あなたは春埼美空のために善人でいなさい。 春埼美空に正しい感情を教えるためなのだと言い訳にして、正しくあり続けなさい」 >引用元:アニメ『サクラダリセット』第2話 MEMORY in CHILDREN 2/3 より

この言葉には、菫の愛と願いが込められているように感じました。 また、この会話ー…

菫「あなたが春埼美空を愛しているからよ」 ケイ「なるほどね」 菫「あら、残念。否定するかと思ったのに」 >引用元:アニメ『サクラダリセット』第2話 MEMORY in CHILDREN 2/3 より

このやりとりで、想いを否定しなかったケイに、菫が少し驚くのです。 だから「ケイが、いつもと違う反応をした」と、思ったのかなと。

何度も何度も繰り返し、再生される映画を見ているような感覚なのかな…と、菫の態度を見て思いました。 バスに乗るとき、菫がケイに言った「さようなら」はこの後、自分がどうなるのか理解して受け入れているように見えます。

やはり私の中で、菫はこの世界の創造主というか…要になっている人物のような気がしてなりません! …というか、本当に亡くなっているんでしょうか、菫は?

続きが気になります!!