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ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第5話ネタバレ感想-母娘の愛を見守る9係があったかい!

こめなべ-20170513

チームワークがバッチリで見応えがありました!

2017年5月11日(水)21時から放送された、ドラマ警視庁捜査一課9係 season12第5話。 メインキャストは渡瀬恒彦さん、井ノ原快彦さん、羽田美智子さん、津田寛治さん、吹越満さん、田口浩正さん、原沙知絵さん、中越典子さん。

ゲストは万里紗さん、根岸季衣さん、加藤虎ノ介さん。

>公式サイト⇒警視庁捜査一課9係 season12|テレビ朝日

予告動画からは、想像できなかった展開で(当者比)。 9係のメンバーだけでなく、静香さんや俊介さんたちも輪に入っての"チームワーク"がバッチリで、見応えがありました!! なにより母娘の愛を見守る9係の皆さんの姿が、とてもあたたかかったです。

今回はドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第5話 殺しの刺しゅうネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第5話 殺しの刺しゅうのざっくりしたあらすじ

ファッション通販サイト『グラン・クラルテック・コーポレーション』の社長・影山隆一(石田佳央さん)が、ホテルの一室で殺害された。

仕事場として利用しているその部屋で、影山は胸に裁ちバサミを突き刺された状態で、ホテルの清掃係に発見される。 その裁ちバサミは左利き用で、影山の物ではない。

また、室内にあった洋服が1着盗まれている。

小宮山志保(羽田美智子さん)と村瀬健吾(津田寛治さん)は、専務の本橋裕也(加藤虎ノ介さん)から影山の話を聞く。

影山は、女癖が悪い。 5年前には、部下の浜田留未(足立美咲さん)と不倫。 妻にバレて、別れ話を切り出したとき、留未は別れを苦に自殺してしまった。

その頃。 浅輪直樹(井ノ原快彦さん)は、チーフデザイナーの並川詩織(万里紗さん)が左利きであることに、気づく。 さらに詩織の裁ちバサミは、数日前に盗まれたという。

青柳靖(吹越満さん)と矢沢英明(田口浩正さん)は、広報部長の永森彩音(間瀬樹里さん)からは、影山が詩織に言い寄っていたとの証言を得る。

留未を調べていた小宮山と村瀬は、彼女が影山に引き抜かれる前に働いていた店を突き止めた。 その店は、なんと詩織の実家だった。

ミカワ洋裁店・店主の並川結子(根岸季衣さん)は、留未が自殺に追い込まれたことを知りながら、娘の詩織を影山の下で働かせているのか?

結子は、詩織と10年前から会っていないという。 その頃、結子は大手ファッションブランドの縫製を、引き受けていた。 仕事に追われる日々の中、病気した夫の看病を詩織に任せっぱなしにして。

仕事を優先して、結子は夫の死に目にもあえなかったのだ。 そんな母親に失望し、詩織は家を出た。 それ以来、2人は会っていないという。

小宮山と村瀬は、店内の家宅捜索に踏み切る。 すると、現場から盗まれたであろう、ワンピースが発見された。 結子は事情聴取を受けることになるが、黙秘を貫き通す。

9係に持ち帰られたワンピースを見て、浅輪はあることに気づく。 詩織のデザインしたものなのに、詩織のデザインにはない“花の刺しゅう”が施されていたのだ。

その見慣れない花の名前が知りたくて浅輪は、華道家の早乙女静香(野際陽子さん)の元を訪れる。 静香は刺しゅうを見て「ハハコグサ」だと言う。 花言葉は「母親が子どもを想う、無償の愛」。

刺しゅうを見た、画家の園田俊介(中村俊介さん)は、花の色が濃く見えることに気づく。 「刺しゅうの下に、何か色が塗ってあるのでは?」と、油絵の描き方を浅輪に伝える。 浅輪は俊介のアドバイスを受け、血痕を隠そうとしたのではないか?と。

ワンピースを調べてもらうと、確かに血痕があった。 だがその血は影山のものでも、詩織のものでも、結子のものでもない。

青柳と矢沢は、犯行時刻に彩音がホテルにいたことを突き止める。 さらに詩織がチーフデザイナーになる前は、彼女がその役職にいて、影山と付き合っていたのだ。

詩織に気持ちが移った影山は、アッサリ彩音を振った。 散々尽くしてきた彩音は、影山の心変わりが許せず、自分だけのものにするため、殺害したという。

ワンピースの血は、彩音のものだった。 詩織の身を案じ、影山の元を訪れた結子は、それを見て詩織のものではないかと思い、娘を守りたい一心と…娘のワンピースから、血痕を取り除きたい一心で、ハハコグサの刺しゅうを施したという。

浅輪が詩織と結子の仲を取り持って、ようやく2人は長年のわだかまりをとかすことができた。

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てっきり詩織さんの復讐なのかと思ってしました

見ていて思ったのが…「グラン・クラルテック・コーポレーションって社名、早口言葉みたいで言いづらそう」でした。 舌を噛みそうな名前って、覚えてもらいにくそうですが、ファッションの世界では、これくらいの方が箔がついていいのでしょうか?

私にはこの会社の電話応対、無理だな…って、思いました。

さて。 留未さんの自殺の話を聞いて…自宅の洋裁店で働いていた、彼女を慕っていた詩織さんが、復讐のために影山さんに近づいたのかと、思ってました。

そして、娘の復讐に気づいた結子さんが、止めようとして影山さんのホテルに行ったのかと。

でも実際は、詩織さんと結子さんは10年前から絶縁状態で…私の予想はまたしても大きく外れてしまいました。 展開を読むの、難しい…。

家族の縁を切ったのなんのと言いながらも、やはり娘は母を想い、母は娘を想っているものなんですね。 刺しゅうで犯行の証拠を、隠滅しようとするところとか、結子さんの“母親の愛”を強く感じました。

2人のすれ違ってる想いを、上手く軌道修正してあげる、浅輪さんと9係のメンバーたち。 ハッピーエンドな結末に、思わず拍手してしまいました!

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