チームワークがバッチリで見応えがありました!
2017年5月11日(水)21時から放送された、ドラマ『警視庁捜査一課9係 season12』第5話。 メインキャストは渡瀬恒彦さん、井ノ原快彦さん、羽田美智子さん、津田寛治さん、吹越満さん、田口浩正さん、原沙知絵さん、中越典子さん。
夜9時は「警視庁捜査一課 #9係」第5話
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) 2017年5月10日
ファッション通販サイト会社社長が??裁ちバサミ(左利き用)で殺害され、直樹(#井ノ原快彦)はデザイナー(#万里紗)が左利きだと知るが…。美しい刺繍に秘められた殺意と真実…母娘の悲しい過去!?https://t.co/vPezLlTBoE
>公式サイト⇒警視庁捜査一課9係 season12|テレビ朝日
予告動画からは、想像できなかった展開で(当者比)。 9係のメンバーだけでなく、静香さんや俊介さんたちも輪に入っての"チームワーク"がバッチリで、見応えがありました!! なにより母娘の愛を見守る9係の皆さんの姿が、とてもあたたかかったです。
今回はドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第5話 殺しの刺しゅうのネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第5話 殺しの刺しゅうのざっくりしたあらすじ
ファッション通販サイト『グラン・クラルテック・コーポレーション』の社長・影山隆一(石田佳央さん)が、ホテルの一室で殺害された。
仕事場として利用しているその部屋で、影山は胸に裁ちバサミを突き刺された状態で、ホテルの清掃係に発見される。 その裁ちバサミは左利き用で、影山の物ではない。
また、室内にあった洋服が1着盗まれている。
小宮山志保(羽田美智子さん)と村瀬健吾(津田寛治さん)は、専務の本橋裕也(加藤虎ノ介さん)から影山の話を聞く。
影山は、女癖が悪い。 5年前には、部下の浜田留未(足立美咲さん)と不倫。 妻にバレて、別れ話を切り出したとき、留未は別れを苦に自殺してしまった。
その頃。 浅輪直樹(井ノ原快彦さん)は、チーフデザイナーの並川詩織(万里紗さん)が左利きであることに、気づく。 さらに詩織の裁ちバサミは、数日前に盗まれたという。
青柳靖(吹越満さん)と矢沢英明(田口浩正さん)は、広報部長の永森彩音(間瀬樹里さん)からは、影山が詩織に言い寄っていたとの証言を得る。
留未を調べていた小宮山と村瀬は、彼女が影山に引き抜かれる前に働いていた店を突き止めた。 その店は、なんと詩織の実家だった。
ナミカワ洋裁店・店主の並川結子(根岸季衣さん)は、留未が自殺に追い込まれたことを知りながら、娘の詩織を影山の下で働かせているのか?
結子は、詩織と10年前から会っていないという。 その頃、結子は大手ファッションブランドの縫製を、引き受けていた。 仕事に追われる日々の中、病気した夫の看病を詩織に任せっぱなしにして。
仕事を優先して、結子は夫の死に目にもあえなかったのだ。 そんな母親に失望し、詩織は家を出た。 それ以来、2人は会っていないという。
小宮山と村瀬は、店内の家宅捜索に踏み切る。 すると、現場から盗まれたであろう、ワンピースが発見された。 結子は事情聴取を受けることになるが、黙秘を貫き通す。
9係に持ち帰られたワンピースを見て、浅輪はあることに気づく。 詩織のデザインしたものなのに、詩織のデザインにはない“花の刺しゅう”が施されていたのだ。
その見慣れない花の名前が知りたくて浅輪は、華道家の早乙女静香(野際陽子さん)の元を訪れる。 静香は刺しゅうを見て「ハハコグサ」だと言う。 花言葉は「母親が子どもを想う、無償の愛」。
刺しゅうを見た、画家の園田俊介(中村俊介さん)は、花の色が濃く見えることに気づく。 「刺しゅうの下に、何か色が塗ってあるのでは?」と、油絵の描き方を浅輪に伝える。 浅輪は俊介のアドバイスを受け、血痕を隠そうとしたのではないか?と。
ワンピースを調べてもらうと、確かに血痕があった。 だがその血は影山のものでも、詩織のものでも、結子のものでもない。
青柳と矢沢は、犯行時刻に彩音がホテルにいたことを突き止める。 さらに詩織がチーフデザイナーになる前は、彼女がその役職にいて、影山と付き合っていたのだ。
詩織に気持ちが移った影山は、アッサリ彩音を振った。 散々尽くしてきた彩音は、影山の心変わりが許せず、自分だけのものにするため、殺害したという。
ワンピースの血は、彩音のものだった。 詩織の身を案じ、影山の元を訪れた結子は、それを見て詩織のものではないかと思い、娘を守りたい一心と…娘のワンピースから、血痕を取り除きたい一心で、ハハコグサの刺しゅうを施したという。
浅輪が詩織と結子の仲を取り持って、ようやく2人は長年のわだかまりをとかすことができた。
てっきり詩織さんの復讐なのかと思ってしました
見ていて思ったのが…「グラン・クラルテック・コーポレーションって社名、早口言葉みたいで言いづらそう」でした。 舌を噛みそうな名前って、覚えてもらいにくそうですが、ファッションの世界では、これくらいの方が箔がついていいのでしょうか?
私にはこの会社の電話応対、無理だな…って、思いました。
さて。 留未さんの自殺の話を聞いて…自宅の洋裁店で働いていた、彼女を慕っていた詩織さんが、復讐のために影山さんに近づいたのかと、思ってました。
そして、娘の復讐に気づいた結子さんが、止めようとして影山さんのホテルに行ったのかと。
警視庁捜査一課9係 season12
— 【公式】警視庁捜査一課9係 (@5drama9gakari) 2017年5月10日
第5話「殺しの刺しゅう」#TVer #警視庁捜査一課9係season12
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でも実際は、詩織さんと結子さんは10年前から絶縁状態で…私の予想はまたしても大きく外れてしまいました。 展開を読むの、難しい…。
家族の縁を切ったのなんのと言いながらも、やはり娘は母を想い、母は娘を想っているものなんですね。 刺しゅうで犯行の証拠を、隠滅しようとするところとか、結子さんの“母親の愛”を強く感じました。
2人のすれ違ってる想いを、上手く軌道修正してあげる、浅輪さんと9係のメンバーたち。 ハッピーエンドな結末に、思わず拍手してしまいました!