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ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』第6話ネタバレ感想-宝石箱みたいな手紙!

こめなべ-20170529

清太郎さんと千代さんメインの回でした

2017年5月19日(金)22時からNHKで放送された、ドラマツバキ文具店鎌倉代筆物語~』。 出演は多部未華子さん、高橋克典さん、上地雄輔さん、片瀬那奈さん、新津ちせさん、江波杏子さん、奥田瑛二さん、倍賞美津子さん。

第6話のサブタイトルは「愛するチーちゃんへ」。

清太郎さんと、そのお母さん・千代さんのお話でした。 いつかメインで語られるんだろうと思っていましたが、想像以上の内容で…途中から涙が止まりませんでした。

今回はドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』第6話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』第6話 愛するチーちゃんへのざっくりしたあらすじ

雨宮鳩子(多部未華子さん)は、祖母・カシ子(倍賞美津子さん)に、小さい頃から代筆屋の後継ぎとして、厳しく育てられた。 友人と遊ぶこともままならず、ひたすら文字を書かされる日々。

鳩子は不満を募らせ…遂に8前、家を飛び出した。 しかしカシ子の死をきっかけに、実家に戻った鳩子は、不思議な縁が繋がって、文具屋と代筆屋の仕事を継ぐことになる。

この日、代書の依頼に訪れたのは、白川清太郎(高橋克典さん)だった。 認知症の母・千代(草村礼子さん)を施設に預けることにしたのだが、徘徊が止まらないという。

千代は認知症を患って以来、亡き夫から「手紙が届く」といって、探し歩いている。 千代が一人で歩き回って、周囲に迷惑をかけたり、怪我をするかもしれないことを、清太郎は恐れた。

清太郎は鳩子に「父からの手紙を書いて欲しい」と、依頼する。

貿易商だった父は、千代へよく手紙を書いていたらしい。 清太郎が持ってきた手紙を見た鳩子は、“愛するチーちゃんへ”から始まる文面に、千代への愛を感じる。

さらに鳩子は清太郎に頼んで、千代から直接、夫の話を聞いてみることにした。 夫の話をする千代は、本当に嬉しそうで溢れんばかりの愛情が伝わってくる。

鳩子は“千代が安心して、待っていられる手紙”を書きたいと、思う。 届かない手紙を待って不安になるのではなく、1枚の手紙でずっと安心できるような…。

文面に悩み続ける鳩子に、バーバラ婦人(江波杏子さん)が、鎌倉の七福神巡りをしようと提案する。 男爵(奥田瑛二さん)とパンティー片瀬那奈さん)も加わり、4人で町を歩く。

高台に置かれた望遠鏡に、興味を惹かれ覗いてみる鳩子。 遠くにいる人々を、そっと見守るような感覚に、千代の夫の想いを重ねた。

七福神巡りを終え、店に戻って来た4人は昼食を摂る。 パンティーは男爵に、亡き妻にずっと操を立てるのかと尋ねると「それが幸せだと思うなら、再婚も考える」と語った。

生きているものは、亡くなった者の分まで笑顔で、幸せに生きなければ…という、男爵の言葉に鳩子は突き動かされる。 紙やペンを選ぶ余裕も無いほど、千代の夫として手紙を書きたくなったのだ。

仕上がった手紙を清太郎に見せると「父の字だ」と、驚かれる。 そして文面を読んで、ポロポロと涙を溢れさせた。

清太郎は、千代の元へ手紙を運ぶ。 千代に手紙を見せると、それはそれは大喜び。 手紙を抱きしめて、安心した微笑みを浮かべるのだった。

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宝石箱みたいな手紙…芸術品のようでした

なんてラブラブな、ご夫婦だったんでしょう。 千代さんと旦那さんて!! メチャクチャ憧れてしまいます。

手紙の数だけ、千代さんは一人でいた時間が長かったんだなー…ともとれますけど。 旦那さんからの愛は、溺れるほどですよね。

どれだけ心細くても、手紙が届いたら満たされて…すごく安心できたんだろうなぁ。 旦那さんの想いの強さに、どれだけ距離があったとしても、抱きしめられてるというか。

文字だけで、あんなにも伝えられる想いがある旦那さんは、本当にスゴイ人だったんだなぁ。

今回、そんな旦那さんの手紙を、見事に代筆してしまえた鳩子さんも、やっぱりスゴイ人なんだなぁと、感動しました。

押し花の彩りに、蝋引きまで。 細やかな配慮がたまりません!

宝石箱みたいな手紙…一度でいいから、もらってみたいものです。

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