ずっと見ていたかったドラマがまた終わってしまいました
2017年5月20日(土)20時15分からNHKで放送された、ドラマ『4号警備』最終回。 出演は窪田正孝さん、北村一輝さん、阿部純子さん、賀来賢人さん、濱田マリさん、高木渉さん、神戸浩さん、久保田紗友さん、麿赤兒さん、木村多江さん、片岡鶴太郎さんです。
土曜ドラマ『4号警備』、きょう深夜、最終回の再放送です。24時55分から、総合テレビ。最大のミッション、迫り来る犯罪組織、そして小林。まだご覧になっていない方、是非に。https://t.co/ka53k9xGKK #4号警備 #NHK
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2017年5月26日
できればずっと見ていたかったドラマが、また終わってしまいます。 最終回…最後の最後まで、朝比奈さんと石丸さんの掛け合いがたまりませんでした!
今回はドラマ『4号警備』最終回のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
ドラマ『4号警備』最終回のざっくりしたあらすじ
外国人労働者が人身売買されているとして、マフィアからその証拠を?み出そうとする、弁護士の渋谷謙一(塚本晋也さん)。
組織内部の人間とコンタクトを取り、証拠の取引まで取り付ける。 だが、それを快く思わない組織の人間に、襲撃を受けてしまう。
渋谷は命の危険を感じて、民間の警備会社・ガードキーパーズの警備部長・池山幸雄(片岡鶴太郎さん)へ警護の依頼をした。 通常の身辺警護とは異なる条件に、社長の本田薫(木村多江さん)は心配を募らせる。
池山自身が警護にあたる…とまで言い切る中、コンビを組む相手に選ばれたのが、朝比奈準人(窪田正孝さん)と石丸賢吾(北村一輝さん)。 池山は、どちらか1人を選ぼうとするが、朝比奈も石丸も「組むなら、石丸がいい!」、「朝比奈クンがいい!」と譲らない。
結局、朝比奈と石丸の2人で警護につき、池山はサポートという形をとる。
取引当日。 渋谷と共に、取引現場に向かった朝比奈と石丸。 約束した相手が現れ、無事に取引が完了した。
そこへ組織が雇った殺し屋が現れ、容赦無く3人に襲いかかる。 機転をきかせて、殺し屋を取り押さえる朝比奈と石丸。 渋谷も無事、保護できた。
危機を感じて駆けつけた、池山たちは3人の元気な姿を見て喜ぶ。 安堵したのも束の間。 小林三喜男(賀来賢人さん)が現れ、石丸の娘・楓(久保田紗友さん)を誘拐したと告げる。
手には拾った拳銃を握りしめ、どこまでも高飛車な態度を決め込む、小林。 周りの声は、無視。
小林は、仲良くしていた楓が死んだら、朝比奈が苦しむだろうという理由で、楓を殺そうとしていた。 「やめてくれ!」と必死で縋る石丸を見て、小林は朝比奈に石丸か楓のどちらを殺すか、選ばせようとする。
小林が石丸に向かって、引き金をひいた瞬間ー… 朝比奈は石丸の前に飛び出し、その銃弾を身体で受け止めた。 腹部を撃たれ、瀕死の状態になる、朝比奈。
小林は死にそうな朝比奈を見て、「もう飽きた」というように、拳銃を手放した。 タイミングよく到着した警察に、小林は連行されてゆく。
後日。 身辺警護のリハーサルを行う、ガードキーパーズの面々。 そこには、元気一杯の朝比奈と石丸の姿があった。
小林さんて朝比奈さんのこと好きだったんじゃないかと
結局…小林さんは、何がしたかったんでしょう。 朝比奈さんのことが、好きだったのかな?とさえ、思えました。
朝比奈さんの彼女を殺したー…と、聞いたときは。 「彼女のことが好きだったけど、彼女が朝比奈さんを選んじゃったから…手に入らないなら、殺してしまえ」的な、理不尽なものなんだろうと、想像していました。
でも。 小林さんの話ぶりを見ていると、彼の執着は彼女ではなく、朝比奈さん本人なんですよね。
朝比奈さんが苦しむことをする→朝比奈さんは、小林さんのことしか考えられなくなる→小林さんの計画通り…なのかな?と。 どんな手段を使っても、朝比奈さんの記憶に残りたい感が、ひしひし伝わってくるのです。
これってもう、恋なんじゃ…。
朝比奈さんの周囲にいる人間は、どう扱っても構わないけど、朝比奈さん本人は大事にしなきゃ…という、小林さんルールがありそうで。 撃つつもりのなかった朝比奈さんを撃って、張り詰めてた糸がプツッと切れてしまったように見えました。
小林さんは、朝比奈さんが生きている世界でないと、生きていけない人なのかもしれません。 愛情表現は、捻くれまくってますが。
そういえば。 最終回なのに、石丸さんの好物…チクワが登場しなかった気がします。 勿体無い!!
ラストシーンでガードキーパーズの皆さんが、元気に集合されていたので、嬉しくなりました! できれば、2nd seasonの放送が決定されますように!!