鳩子さんの塞ぎこみむ姿にハラハラしました
2017年6月2日(金)22時からNHKで放送開始された、ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』。 出演は多部未華子さん、高橋克典さん、上地雄輔さん、片瀬那奈さん、新津ちせさん、江波杏子さん、奥田瑛二さん、倍賞美津子さん。
最終回「解き放たれた言葉」。
前回、カシ子さんの手紙を読んで、泣き崩れる鳩子さんが痛々しくて。 さらに塞ぎこんでしまった姿を見ていると、もう明るい鳩子さんは見られないんじゃないかと、ハラハラしました。
伝えたい思い、ありませんか? その手紙、あなたに代わって書きます―
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2017年5月30日
いよいよ最終回!多部未華子さん主演の「ツバキ文具店」。https://t.co/cdOuDgdmp1#NHK #ツバキ文具店 #多部未華子
今回はドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』最終回のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』最終回 解き放たれた言葉のざっくりしたあらすじ
雨宮鳩子(多部未華子さん)は、祖母・カシ子(倍賞美津子さん)に、小さい頃から代筆屋の後継ぎとして、厳しく育てられた。 友人と遊ぶこともままならず、ひたすら文字を書かされる日々。
鳩子は不満を募らせ…遂に8前、家を飛び出した。 しかしカシ子の死をきっかけに、実家に戻った鳩子は、不思議な縁が繋がって、文具屋と代筆屋の仕事を継ぐことになる。
ある日。 母親がカシ子のペンフレンドだったという、アンニョロ「アレックス・JDさん)がカシ子の手紙を持って、店を訪れた。 アンニョロの母親は、どうしてもカシ子が書いた手紙を、鳩子に読んでもらいたいのだという。
カシ子との間には、嫌な思い出しかない鳩子。 手紙を読むことを躊躇していたが、いざ読み始めるとそこには、鳩子への愛情が溢れていた。
不器用なカシ子の愛情を理解出来ず、たった1人で逝かせてしまったことを後悔する、鳩子。 自分を責めて、全く手紙が書けなくなってしまう。 さらに鳩子は文具店も休業し、部屋に引きこもってしまった。
隣の家に住むバーバラ婦人(江波杏子さん)は、鳩子を心配して声を掛ける。 そして実はカシ子と仲良くしていて、鳩子のこともよく話していたと語り始めた。
カシ子が亡くなる直前まで、鳩子を愛していたこと。 傍にはいなくても、鳩子のことを身近に感じて、幸せだったことをー…。
「だから、もう自分を赦してあげて」と、バーバラ婦人は鳩子に微笑んだ。 鳩子はバーバラ婦人の言葉に救われ、少しづつ元気を取り戻してゆく。
しかし、守景蜜朗(上地雄輔さん)が、店を閉めて実家の長野へ戻るという事実は、鳩子の気持ちを暗くさせる。 鳩子はずっと、蜜朗に淡い恋心を抱いていたから。
告白も出来ぬまま、時間だけが過ぎてゆく。
バーバラ婦人が鳩子を、自宅の庭の花見に誘う。 そこには男爵(奥田瑛二さん)、パンティー(片瀬那奈さん)、白川清太郎(高橋克典さん)、魚福の奥さん(大島蓉子さん)と旦那さん(江良潤さん)、そして蜜朗の娘・陽菜(新津ちせちゃん)も居た。
蜜朗が次の経営者と話をして、遅れてやって来ると、鳩子は席を立つ。 顔を合わせた分だけ辛くなると、言わんばかりに。
そんな鳩子の気配を察する、蜜朗。 バーバラ婦人と清太郎は、鳩子の気持ちを…それとなく代弁してやる。
蜜朗は鎌倉に残る決意をし、鳩子に「これからも、傍に居て欲しい」と、告白した。
大団円のエンディングに拍手喝采です!
「好き」とは、言われなかった気がするのですが。 それでもほんのり通じ合っているところが、鳩子さんと蜜朗さんなんでしょうね。
このドラマが始まった当初は「鳩子さんは、清太郎さんと結ばれるに違いない!」と、思っていました。 歳は離れているかもしれませんが、恋愛に歳の差なんて!…と。
穏やかで、包容力ありまくりの清太郎さんと、実は身の内に熱い心を秘めている鳩子さん。 お似合いだと思ったのに…。
でも“穏やかで、包容力ありまくり”は、蜜朗さんにも当てはまることでした。 陽菜ちゃんとのやりとり見てたら、キュンとしますし。
なにより鳩子さんが「好き」って思った相手に、想いが届いたことがよかったねー…って、嬉しくなりました!
嬉しいといえば、男爵とパンティーさんの婚約ですっ!! いやはやパンティーさん、頑張った!!
途中、このまま振られて終わりなのかな…と、思っていましたが。 ふふふ。 男爵に、あんな表情させるなんて。 パンティーさんだけですね! 本当におめでとうございます!!
最終回、大団円のエンディングに、拍手喝采です!! チーム・ツバキ文具店の皆さま、お疲れ様でした! 素敵な時間を、ありがとうございます!!