こめなべ

マンガ・アニメ・ドラマや映画の感想&声劇台本置いてます

乙女向けドラマCD『終末のエスペランサ Act.02 イツキ』ネタバレ感想-切なくて涙!

こめなべ-20170714

飄々とした雰囲気の須賀紀哉さんが絶妙で好みでした!

平井達矢さんが出演されている、乙女向けドラマCD終末のエスペランサ Act.03 アマネ』編。
とても好きな作品だったので、TSUTAYAで半額券をもらった機会に、他のシリーズも借りてみました!

『終末のエスペランサ』シリーズは、全部で3作。
アマネ編、カガリ編と聴いて、最後の『終末のエスペランサ Act.02 イツキ』編を聴きました。

先生と生徒というシチュエーションは、萌えますねー!!
イツキ役の須賀紀哉さんがまた、飄々とした雰囲気が絶妙で好みでした!!

>公式サイト⇒終末のエスペランサ | 花鏡

今回は、乙女向けドラマCD『終末のエスペランサ Act.02 イツキ』のネタバレ感想を書きます。
結末を含みますので、苦手な方はご注意ください。

乙女向けドラマCD『終末のエスペランサ Act.02 イツキ』のざっくりしたあらすじ

大学生のヒロイン(聴き手のこと)は、美術講師・イツキ(CV:須賀紀哉さん)の授業を受けている。
ところがイツキは、いつもやる気の無い態度。

授業を途中でやめてしまったり、休講も当たり前。
いい加減で、チャラチャラした性格だが、人当たりが良いので、女性からはモテる、イツキ。

「もっと、ちゃんと授業をしてください!」と、ヒロインはイツキに物申す。
真面目で正論を振りかざす、ヒロインを「真面目ちゃん」と呼び、イツキはまともに取り合おうとしない。

そんなある日、パンデミックが起きた。

あっという間に治安が悪くなり、ライフラインや通信網などが使えなくなる。
もちろん、大学も休講になった。

ウイルスに感染しないよう、なるだけ外出も控えていたが、何者かが自宅に押し入ろうとする。
怖くなり裏口から逃げ出したものの、外も殺気立っていて、足が竦む。

雨が降りしきる中、行くあてもなく蹲っていると、偶然イツキが通りかかる。
理由を聞いたイツキは、ヒロインを自宅へと招いた。

タオルと着替え、そして配給品のスープをご馳走する、イツキ。
安心したヒロインは、彼の前で泣きじゃくる。
パンデミックの影響で、家族の安否さえわからなくなっていたのだ。

イツキはヒロインに、ここで暮らすことを提案する。
2LDKなので、ヒロインには寝室を、自分は書斎として使っている部屋で寝るという。

一緒に暮らし始めてから、うなされているイツキに気づいた、ヒロイン。
心配して、何か助けになれないかと、事情を聞き出そうとするが、それは、イツキの逆鱗だった。

怒ったイツキは、ヒロインを傷つけ遠ざけようとする。
ところが政府により、イツキのマンション一帯が隔離されることに。

隔離とは…ウイルスが蔓延した地域は、政府により見捨てらることだった。
一度隔離扱いになると、中にいる住民は外へ出ることが出来なくなる。

ヒロインはイツキに連れられ、
マンションを抜け出す。
そして、一昼夜歩き続けてイツキが育った施設へ、辿り着く。

そこでイツキが子どもの頃、再婚の邪魔だ…という理由で、母親に捨てられたことを知る。
以来、自分に価値があると思えず、生きることに執着もないことも。

「あと1人なら、受け入れられる」という施設を見つけると、イツキはヒロインにアッサリ譲ってしまう。
ヒロインを傷つけたことを謝罪し、幸せに暮らすようにと言って、イツキは立ち去った。

イツキへの想いを自覚したヒロインは、施設を飛び出して彼の後を追いかける。
施設での安定よりも、イツキの傍に居たいと言って。

互いの想いを確かめ合った後、イツキがウイルスに感染していることがわかる。
ヒロインは短くとも、イツキと一緒にいることを望む。
「先生が死ぬ前に、私を殺して」と、頼んで。

一週間、2人で過ごした朝。
目覚めると、イツキの姿は無かった。
イツキはウイルスに感染しなかったヒロインを、手にかけることが出来なかったのだ。


>参照:シチュエーションCD【終末のエスペランサ Act.02 イツキ】(CV:須賀紀哉)予告動画 - YouTube

置いてけぼりを喰らうくらいなら、いっそ…と思ってしまったり

なんかもぉ…「イツキ先生ー!!」って、叫びたくなりました。
チャラくて、いつ死んでもいい…と思って生きている理由が、身勝手な母親の所為だったとわ。

イツキの子ども時代の話を聞いてからは「ヒロインと幸せになるんだぞ!」と、強く願わずにはいられなくなりました!
話は違うけど「アマネ、呼んでくる!!」と、本気で思った程です。

同じシリーズの仲間ってことで、融通効かせてくれないでしょうか。
感染してからも、完治する薬なんていうのも開発してくれそうなので。
※アマネは大手製薬会社の一人息子で、新薬の開発にも携わっている天才

そんな禁じ手を使ってでも、幸せになって欲しい方でした。
イツキ先生。

やっと出会えた運命の人(ヒロインのこと)と、こんな短い期間しか一緒にいれないとか…不憫過ぎる。
このエンディングだと、目覚めたときのヒロインが、イツキの後を追うんじゃないかとも、思いました。

通信手段が絶たれているから、ワクチンの開発状況もわからないし。
不安な中で、暴動だけは目の前で多発してゆく…としたら、生きる希望より絶望が先にきそうなので。

それに…ヒロインが他の人に殺されるかも…という考えはなかったのでしょうか。
「折角、幸せになって欲しいって、遺してきたのに!これなら、俺がっ!俺が手を下していれば!!」な、ことになりはしないかと。

ヒロインが遺されると、どうにもさらなるバッドエンドを妄想してしまいます。
…イツキ、置き手紙くらい残してくれていたらいいのですが。