こめなべ

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映画『僕だけがいない街』ネタバレ感想

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マンガを読んで惹かれていた『僕だけがいない街

本日シネマデーということで、「見たいなー」と思っていた映画僕だけがいない街』に行ってきました!
感想を書きますが、ネタバレを含みますのでご注意ください。

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この映画はマンガ僕だけがいない街』(カドカワコミックス・エース|三部けい著) が原作。
コミックシーモアというサイトで、1巻無料キャンペーンのときに読んで以来、気になっている作品でした。

なにが気になるかというと、主人公・藤沼悟が持つ“リバイバル”という能力!
彼の周囲で事故や事件が起きそうになると、悟本人の意思に関係なく数分前に時間が巻き戻り、原因を突き止め解決するまで、その現象が続きます。

悟はその能力で、1つの誘拐事件を防ぐことに成功したのですが…それをきっかけに18年前の、幼女誘拐連続殺人事件が動き出す。

マンガの1巻は、こんな感じで…悟の持つ能力で、狡猾で残忍な犯人にどう立ち向かっていくのか、というところで終わりました。

それにしても、18年?
18年もの間(もしくは、それよりも前から)、犯罪を繰り返してるって、なんだそれ!?と、犯人に対して変な怒りが湧いてきて。
「悟!頑張れ!!」と応援せずにはいられませんでした。

>公式サイト様⇒映画『僕だけがいない街』公式サイト

主人公の悟=藤原竜也さんは、イメージ通りでした!

映画『僕だけがいない街』のメインキャストは、藤原竜也さん、有村架純さん、石田ゆり子さん、杉本哲太さん、中川翼クン、鈴木梨央ちゃん。

映画本編のあらすじは

主人公の藤沼悟は、「悪いことが起こる原因が取り除かれるまで」直前の時間に何度も短時間でタイムスリップする「再上映(リバイバル)」という特殊能力の持ち主。

自分にとっては何のメリットも感じられない能力を持て余しながら、アルバイトで生計を立てていましたが、ピザ屋で一緒にアルバイトしている愛梨と、ある交通事故をきっかけに親しくなります。

そんな中、ある誘拐事件の真犯人に、母・佐知子が気づいてしまい殺害され、悟が犯人に仕立てあげられてしまいます。ここぞと「再上映」を発動、母を助けようとする悟だが失敗に終わってしまいます。

もう一度「再上映」を発動させたところ、短時間ではなく、20年近く前の小学生時代にタイムスリップ。これは母が殺害された原因が20年前にあるということ。悟は、その原因を取り除くため、2つの時代を行き来しながら事件の真相に迫っていきます。

>引用元:実写映画『僕だけがいない街』あらすじ・キャスト【原作のネタバレ紹介も!】 | Ciatr[シアター]

中でも、主人公・悟を演じる藤原さんは、原作を読んだイメージ通りの“悟”でした!
だから、映画の中にもすんなりと入っていけて!!

気が弱いし、面倒なことには巻き込まれたくない悟に、親近感が湧きました。
漫画家になるという夢は持ち続けながら、バイトもこなし生活し。
だけど、どこか密に人と接することを恐れている部分とか。

そんな悟が“リバイバル”に囚われて、事件や事故に巻き込まれていくのは大変なことだっただろうなぁ。
私だったら…なんていうか、心がもちそうにない。発狂しそう。

悟が愛梨ちゃん(有村さん)と出会えたのは、本当に幸せだったよね。
詳しい話をした訳でもないのに、信じてくれて手を伸ばしてくれて。
時に悟を励まし、背中を押す姿は、女のコだけどヒーローに見えた。

そんでまた、笑顔がメチャクチャ可愛いの!!
愛梨ちゃんが笑うと、キラキラキラーって光が彼女の周りを舞ってましたよ!
ピザ屋の店長さんみたく、隠れファンも多いハズ!

2人には、未来で幸せになって欲しかったんだけどなー!!!

なんで来ないの?!リバイバルーっ!!!

悟は18年前と、現在を行き来しながら、犯人である矢代(及川さん)…現在の名前は「西園」…を追い詰める。
自殺をしようとナイフを取り出した矢代を、必死で止める悟。

揉み合いになった末、悟は喉を切られて死んでしまうのだった……って、なんでここで来ないんだ!?リバイバルーっ!!

悟「大丈夫。正義の味方は、死なないさ」
>引用元:映画『僕だけがいない街』より

ふわりと悟が微笑んだから、てっきりリバイバル始まって、駆けつけた警察が矢代を取り押さえて、ハッピーエンドかと思ってましたよ!!

愛梨ちゃんとは、違った出会い方になっちゃったけど…悟の気持ちが前よりハッキリしているから、絶対うまくいくって思ったのになー。

そりゃあさ、悟の目的は果たされたかもしれない。
お母さん(石田さん)も無事だし、愛梨ちゃんも護れた。
でも、自分が死んじゃったらダメでしょーうっ!!

白鳥さん(林遣都さん)とだって、積もる話があったでしょうにー!!
なんかもぉ、なんかもぉ、「さーぁーとーぉーるーぅーーーっ!!」って叫びそうになりました。
あんまりに切なくて!!

原作の感想を調べてみると、映画とは違った展開や、矢代の過去が描かれているようなので、買って読もうと思います!!

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