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マンガ『ワケあり物件にワケあり』第1巻ネタバレ感想-キツネのもふもふにやられました!

こめなべ-20180623

表紙のキツネのもふもふにやられました!

コミックシーモアで、マンガワケあり物件にワケあり第1巻おむ・ザ・ライス著・リブレ)を読みました。

表紙のもふもふキツネが可愛くて、「うわ!このコ、もふりたい!!」という衝動にかられて、ページをめくったのです。

登場人物

〇井上春海(いのうえ はるみ)…実家が貧乏で、共働きの両親の代わりに弟妹の面倒を見てきた。そのため、多少のことでは動じない現実主義者
〇クロガネ…キツネの妖怪で、この部屋の"ワケあり"の張本人。普段人に認識されることがないので、春海は特別。真面目で努力家で、一途
〇三津木(みつぎ)…春海の会社の先輩。春海に好意を抱いている様子
〇東ゆみ(あずま ゆみ)…春海の会社の同僚。好奇心旺盛で、策士な一面もアリ

今回は、『ワケあり物件にワケあり』第1巻のネタバレ感想を書きます!
苦手な方はご注意ください。

『ワケあり物件にワケあり』第1巻のざっくりしたあらすじ

実家が貧乏で、自分の部屋が持てなかった、井上春海。
就職を機に家を出て、念願の一人暮らしを始めた。

そのアパートは、駅チカ・1LDK・オートロックつきで、月3万円。
破格の家賃の理由は、"ワケあり物件"。
怪現象が起きてもなんのその!春海は、一人で暮らせることに喜びを感じていた。

そんなとき視界に入って来たのは、キツネの妖怪・クロガネ。
頭上にキツネの耳、お祭りスタイルの和装男子。
普段人に認識されることは無いが、なぜか春海には姿が見えて、触ることができる。

春海は追い出そうとするが、この部屋はクロガネのナワバリらしく、出て行くことができないらしい。
クロガネは家事全般を引き受ける…という、条件で居候させてもらうことになった。

ところがクロガネは、文字も読めず家事もできない。
春海は、文字、算数、料理と…クロガネにイチから教えてやる。
一生懸命努力して、ひとつづつできるようになる、クロガネ。

春海は健気に慕ってくれるクロガネに、情がわいてくる。
できるだけ一緒に過ごしたいと思う、春海。

毎日楽しそうにしている姿を見た、春海の会社の同僚・東ゆみは「彼氏ができたに違いない」と推察。
「違う」と言い張る春海の自宅におしかけ、会社の先輩・三津木とともに、物証を見つけようとする。

突然の来訪に驚いた春海は、クロガネを隠そうと必死!
元々人には見えないのだから、隠すこともないのだが…そんなことも忘れる程、テンパっていたのだ。

しかし、ゆみにはクロガネの姿が見えていた。

ゆみは春海に、三津木とデートに出かけるよう促し、部屋から追い出す。
2人きりになった部屋で、ゆみはクロガネに正体を晒したー…彼女はクロガネと同じキツネの妖怪・梅香(うめか)だった。

クロガネに春海が三津木を選んで、この部屋を出て行くかもしれないと脅しをかける。
梅香に焚きつけられたクロガネは、人に化けて春海の後を追いかけた。

「春海とクロガネ、もう付き合っちゃえばいいのに…」って、思う

クロガネのキツネバージョンが、最高にカワイイです!!
もっふもふ感がハンパなくて、メッチャ萌えます!!
そして、その姿で喜んだり、スネたり、表情豊かにいられると、妖怪だってことを忘れてしまうくらいです。

クロガネの人型バージョンもまた、純真無垢な青年なので、とても好感が持てます。
なにしろ春海のためにと、文字も計算も覚えて、果ては家事まで完璧にこなすようになってしまうのですから!
どんだけ健気なんだと…胸の中がほっこり、あたたかくなります。

キツネで妖怪だけど「春海とクロガネ、もう付き合っちゃえばいいのに…」って、思ってしまいます。

素をさらけだせる相手に出会えるのって、なかなか無いから…。
春海とクロガネにある壁は、高くて厚いかもしれませんが、2人で乗り越えて幸せになってくれると信じています!