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アニメ『憂国のモリアーティ』全24話ネタバレ感想-名推理と手腕から目が離せません!

2020年10月11日より放送開始された、アニメ『憂国のモリアーティ』。
原作の漫画が大好きなわたしは、アニメーションを制作されるのが、愛してやまない『Production I.G』さんだと知って、万歳しながら待ってました!!
もう、期待しかない!!

全24話構成で、2クール目は2021年4月より放送スタートとのことです。

この記事ではアニメ『憂国のモリアーティ』のネタバレ感想を書きます。
苦手な方は、ご注意ください。
※記事内のイラストは自分で描いております(不都合ありましたら削除しますのでご連絡ください)

【スタッフ】(敬称略)
監督:野村和也
シリーズ構成:雑破 業(1クール目)、岸本 卓(2クール目)
原作:構成/竹内良輔、漫画/三好 輝
アニメーション制作:Production I.G

【キャスト】(敬称略)
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:斉藤壮馬
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:佐藤拓也
ルイス・ジェームズ・モリアーティ:小林千晃
セバスチャン・モラン:日野聡
フレッド・ポーロック:上村祐翔
シャーロック・ホームズ古川慎
ジョン・ H ・ワトソン:小野友樹

第1話 #01 伯爵の犯罪

cometikiのざっくりしたあらすじ-第1話【キャスト】(敬称略)

19世紀末。イギリス・ロンドン。7人の少年を拉致し暴行・惨殺するという、連続殺人事件が世間を騒がせていた。
新聞に目を通していたウィリアム(CV:斉藤壮馬)は、被害者たちの親の職業に注目する。一見バラバラに見えるが、すべての職種が貴族とつながりがあることを示していた。
貴族がらみの犯罪と判断したウィリアムは、兄・アルバート(CV:佐藤拓也)と、弟・ルイス(CV:小林千晃)と共に事件解明へ向けて動き出す。
被害者の中に1人だけ、ホームレスの少年・キャスがいた。貴族とは縁がなさそうな彼が、なぜ選ばれたのか?キャスの友人(CV:佐藤はな)から、彼がよく立っていた場所を聞き出したウィリアムは、犯人の居場所をガストロスクラブのクラブハウスと特定。
アーグルトン伯爵(CV:てらそままさき)に接触し、犯人である確証を得た。
アルバートは仕立屋イーデン(CV:飛田展男)を訪れ、店主・イーデンにある提案をする。イーデンはこの事件で息子・ロディー(CV:青山玲菜)を亡くし、犯人に激しい憎悪を抱いていたからだ。
ウィリアムたちはアーグルトン伯爵を拉致し、イーデンの手でに復讐をとげさせる。すべての証拠を消し去り、事件が起きたことすら悟らせない…これが『犯罪卿・モリアーティ』の完全犯罪だった。

第1話はアニメだけのオリジナル展開だった

漫画がアニメ化…というと、つい「この回は漫画のどの部分かなー」と考えてしまうのですが。ウィリアム役:斉藤壮馬さんと、アルバート役:佐藤拓也さんのコメントを見ると、第1話はアニメだけのオリジナル展開だったとのことの。

貴族が子どもたちを誘拐する話?「漫画にもあったような…」と見返してみたら、漫画『憂国のモリアーティ』第3巻-第10話と第11話『パスカヴィル家の狩り 第一幕と第二幕』のことと混同していたようです。(かなり残虐非道なお話なので、アニメ化されても見るのキツイかも…)

とはいえアーグルトン伯爵のねっとりとした気持ち悪い雰囲気も、なんともいえない嫌さでした。そこへ切り込んでいく、ウィリアムのなんとすがすがしくて、カッコイイこと!!
スパーン!スパーン!!と推理を展開して、伯爵を追い詰めていく場面は、見ていてスッキリしました。

あと、印象的だったのは、アルバートとイーデンの場面。息子を亡くして、絶望しているイーデンをいたわる、アルバートの優しさがたまらんかったです。声のトーンとか表情とか、ロディーを悼む気持ちがひしひしと伝わってきて。

イーデンが復讐を果たし終えたあとも、お店の外から気遣うアルバートの姿にもキュンとしました。復讐方法はアレでしたけども『モリアーティ』のおかげで、イーデンはまた笑顔を取り戻せたんだと思うから。

ありがとう!『モリアーティ』!!って、言ってしまう!!

【4コマ漫画】父にアニメ『憂国のモリアーティ』を見せてみた-001

【4コマ漫画】父にアニメ『憂国のモリアーティ』を見せてみた-002