怒涛の展開とアクションでドキドキハラハラしっぱなし!
ミッション:インポッシブルが大好きで、今回の『ゴースト・プロトコル』も見る前から期待しかありませんでした!!
見終えての感想は…「今までで一番好きなストーリーかも!」です。
今回は『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のネタバレ感想を書きます。結末まで書いているので、苦手な方はご注意ください。
【出演】(声の出演)※敬称略
イーサン・ハント…トム・クルーズ(森川智之)
ウィリアム・ブラント…ジェレミー・レナー(花輪英司)
ベンジー…サイモン・ペッグ(根本泰彦)
ジェーン・カーター…ポーラ・パットン(東條 加那子)
ヘンドリクス…ミカエル・ニクヴィスト(仲野 裕)
シディロフ…ウラジミール・マシコフ(水内清光)
ウィストロム…サムリ・エーデルマン(宮内敦士)
レオニド…イワン・シュヴェドフ(大滝 寛)
ブリッジ・ナス…アニル・カプール(天田益男)
サビーヌ・モロー…レア・セイドゥ(行成とあ)
ハナウェイ…ジョシュ・ホロウェイ(成田 剣)
ステファンスキー…パベル・クリッツ(梅津秀行)
ボグダン…ミラジ・グルビッチ(遠藤純一)
フォッグ…イリア・ヴォロック(駒谷昌男)
【監督】ブラッド・バード
【脚本】ジョシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメック
イーサンが囚人になっている状況につい裏を読もうとして
秘密諜報組織「IMF(Impossible Mission Force)」に所属する、敏腕エージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)。彼は最愛の妻ジュリア(ミシェル・モナハン)を殺した組織に殴り込み壊滅させたとして、モスクワの刑務所に収監されていました。
そこへ、イーサンの能力が必要となったIMFのエージェント、ベンジー・ダン(サイモン・ペグ)とジェーン・カーター(ポーラ・パットン)がやってきます。
システムや囚人たちを誘導し、イーサンの脱獄を成功させるベンジーとジェーン。イーサンは脱獄の際、ミッションに無関係な情報屋のボグダン(ミラジ・グルビッチ)を連れて出ようとします。
ベンジーたちは余計なことをするなとイーサンをなだめますが、情報提供に協力したボクダンとの約束をイーサンは守り通しました。
ベンジーはブダペストで行われていた、トレヴァー・ハナウェイ(ジョシュ・ホロウェイ)の任務が失敗したことを、イーサンに報告するのです。
トレヴァーはロシアの核兵器発射コードを、運び屋のマレク・ステファンスキー(パヴェル・クリス)から奪うことに成功したものの、他組織の殺し屋、サビーヌ・モロー(レア・セドゥ)に追われ、殺されてしまいます。
作戦の指揮をとっていたジェーンは部下であり、婚約者でもあったトレヴァーの死と、秘密ファイルまで敵に奪われてしまったことを悔やみました。
ジェーンは秘密ファイルを取り返すため、ベンジーに協力を求めイーサンとチームを組んで汚名返上しようとします。
いっぽうIMFは、イーサンたちに『コバルト』というコードネームの人物の正体を探るため、クレムリンへの潜入捜査を命じるのでした。
IMFの情報をもとに、イーサンとベンジーは軍人に変装し『コバルト』の手がかりを求めクレムリンへの潜入を試みます。
ところが目的の資料はすでになく、真犯人の罠だと気づくイーサンとベンジー。
急いで撤収しようとしたイーサンたちを、真犯人が仕掛けた爆弾が爆発してしまいます。
爆破に巻き込まれてしまったイーサンは、病院へ運び込まれてしまうのです。
うすうす気づいてはいたもののイーサンたちの扱いよ
病院で目を覚ましたイーサンは、ロシア諜報員のアナトリー・シディロフ(ウラジミール・マシコフ)から、クレムリン爆破テロの犯人にされてしまったことを知ります。
ひとりではどうにもならないことを悟ったイーサンは、病院を逃げ出すとIMFに緊急脱出要請を申請しました。
友好勲章授与ためロシアを訪れていたIMF長官(トム・ウィルキンソン)と分析官のウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)に保護される、イーサン。
車の中で安堵したのも束の間、IMF長官からアメリカ政府が『ゴースト・プロトコル』を発動したことを告げられます。
アメリカ政府はロシアからクレムリン爆破テロ疑惑を晴らすため、IMFを解体し作戦に一切関与しないということを決定したのです。
イーサンは事態の深刻さと、自分たちチームがアメリカ政府から見捨てられたことを痛感します。
IMF長官は絶望的な状況ながら、イーサンにバックアップなしで任務を継続するよう暗にアドバイスをしました。
その直後、アナトリーの部隊に襲撃を受けるイーサンたち。
IMF長官が殺されてしまい、イーサンはブラントと命からがら逃げ延びました。
ベンジーとジェーンと合流する、イーサンとブラント。
独自の捜査で一連の黒幕が、かつてスウェーデン特殊部隊に所属していたストックホルム大学の元物理学教授、カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)で『コバルト』ではないかと推理します。
ヘンドリクスは核戦争を自然の秩序の一つだと考える核戦争論者で世界的な核戦争を目論み、クレムリンから核兵器発射制御装置を盗んでいました。
さらに、ブダペストで盗まれた秘密ファイルは核兵器発射コードです。
ヘンドリクスとモローが、衛星のコード取引の為にドバイへ向かったという情報を得たイーサンたちは、取引が行われる超高層ビル『ブルジュ・ハリーファ・ビル』へ向かいました。
ゆけゆけ!イーサン!!応援にめっちゃ力が入ります
イーサンたちは、ヘンドリクスとモローの取引を阻止する作戦を考えます。
それは取引相手のウィストロム(サムリ・エーデルマン)にはモローとして、モローにはヘンドリクスとして変装したイーサンたちが対応するというものです。
作戦を成功させるカギは『ブルジュ・ハリーファ・ビル』の強固なセキュリティに侵入し、ビルを支配すること。
そのためには130階にあるサーバールームへ侵入し、コンピューターに直接アクセスする必要がありました。
IMFの隠れ家から持ち出せた旧式のアイテムを使って、イーサンはビルの外壁をよじ登っていきます。
途中アイテムが故障し、あわや転落というハプニングもありながら、持ち前の身体能力の高さを活かして、ミッションを完了させるイーサン。
一方、ベンジーたちはヘンドリクス変身するためのマスクを作っていたが、こちらの機器にもアクシデントが発生。マスク完成前に、システムが止まってしまいました。
イーサンはマスクなしでヘンドリクスとして、モローに合うことを決意します。
ヘンドリクスにはモローとして、ジェーンが取引にあたりました。
イーサンとジェーンの取引を円滑に進めるため、ベンジーがふたりの間を取り持ちます。
取引が無事に成立しかけたとき、モローに正体を見破られてしまう、イーサン。
モローを捕まえ、情報を聞き出そうとします。
モローはジェーンの隙をついて逃げ出そうとし、格闘戦に発展。その最中にモローが転落死してしまいました。
クレムリン爆破テロの犯人としてイーサンたちを追っているシディロフたちも、現場に到着。
ウィスロムはイーサンとシディロフたちが揉めている隙をついて、逃走してしまいます。
イーサンはウィスロムを追いかけますが、大きな砂嵐に見舞われ取り逃がしてしまったのでした。
手がかりを失ったイーサンは、モスクワの刑務所で知り合った情報屋のボグダンを頼ります。
ボグダンに従兄弟の武器商人を紹介してもらい、ヘンドリクスが目をつけているのがインドのメディア王、ブリッジ・ナスが所有するロシアの古い軍事衛星ではないかという情報を手に入れました。
最後の最後まで結末が読めませんでした
インドへ渡ったイーサンたちは、ヘンドリクスよりも先に軍事衛星を乗っ取るため、ナスのパーティーへ潜入します。
しかし、軍事衛星はすでにヘンドリクスの手に落ちた後でした。
核ミサイルは原子力潜水艦から、アメリカへ向かって発射されていたのです。
イーサンは核弾頭を無力化させるため、ヘンドリクスの持つ制御装置を奪おうと後を追います。
ベンジーたちも最悪の事態を避けるため、システムからミサイル制御装置の命令変更を試みました。
駐車場でヘンドリクスに追いついたイーサンは、制御装置を巡って激しい戦いを繰り広げます。
着弾までの時間が迫る中、イーサンはなんとかヘンドリクスを追い詰めることに成功しました。
あとは制御装置を奪うだけ…そう思った瞬間、ヘンドリクスは時間稼ぎのため制御装置をもったまま、高所から飛び降りてしまうのです。
まともなルートで階下まで行っていては、核弾頭の無効化が間に合いません。
イーサンはそばにあった車に乗りこみ、高所から飛び降りました。
車は大破し、イーサンも大ケガを負ったものの、見事に制御装置を奪取。
間一髪のところで、核弾頭を無効化することに成功したのです。
イーサンたちの任務完了後『ゴースト・プロトコル』は解除され、IMFが再結成されました。
任務達成を喜びお酒を酌み交わす、イーサンたち。
そんな中ブラントだけが、沈んだ表情をしていました。
ブラントはこの任務に就く前、極秘裏にイーサンとジュリアの護衛をしていたのです。
けれど、力及ばずジュリアを守り切ることができませんでした。
ブラントはイーサンに、任務が失敗してしまったことを悔いて謝ります。
イーサンはそんなブラントに、ジュリアが生きていることを告げます。
実はジュリアの死は、イーサンの自作自演だったのです。
ジュリアを死んだと見せかけることでIMFのしがらみから解き放ち、イーサンは彼女のこれからの人生を守ることにしたのです。
【追記】
某クラウドソーシングサイトのタスクに応募したものの、却下されて報酬をいただけなかったので、ここで弔い。
(悪質なクライアントさんでないことを祈るばかりです)