1年間『note』を使ってみて思うこと
私は『note』というSNSサイトに、オリジナルのイラストや小説を投稿している。
きっかけは、1年前。 「イラストや写真、小説など気軽に販売できます」という謳い文句に、惹かれた。 『note』ではフリーマーケットのように、誰でも簡単に自分の作品を販売できる…と。
実際、手順は本当に簡単で…記事を投稿する際、販売価格を決めて入力すればいいだけ。 記事のどこからどこまでを、有料扱いにするかも決められるし、全文無料で公開して「気に入ったら、投げ銭を」とされる人もいる。
記事が購入されたら、登録したアドレスにメールが送られてくるし、『note』の管理画面で売上を確認が可能。 誰が、どの記事を買ってくれたのかもわかる。 また、管理画面から購入者の方へお礼のメッセージを送ることもできてしまう!!
…と、手順はとても簡単なのだが、記事が売れることは、ほとんどない。 私の作品に魅力がないとか、売り方が下手…というのはもちろんあるけど、『note』は作り手さんが多く、みんな自分の作品を売る方に力を入れているから。
作品が売れないとわかったのに、なんで『note』を使い続けているのか。 それは、居心地がいいから。
Twitterやpixivにはない、居心地のよさが『note』にはある
イラストを描いていると、どこかにUPしたくなる。 誰かに見てもらえたら嬉しいし、感想がもらえたらさらに嬉しくて励みになる!
でもTwitterやpixivでは、見てもらえることはほとんどなくて…なにより、目には見えない色んなルールに馴染めない。
私は、空気を読むのが致命的に下手なので、コミュニケーションで失敗することが多い。 場に馴染めず悶々としていると、自分のダメさ加減だけに目が向いて、どんどんヘコんでいってしまう。
その点『note』は、堅苦しいルールがない(今のところは)。 そしてユーザーの方が、とても温かい。 優しい目で見守ってくれる…というか、受け入れてくれる。
「コミュニケーション苦手なんです」って言っても、「それでも大丈夫だよー」な空気だし。 「いろんな人が居て、いいんだよー」と、自分でも否定している部分にOKをくれたりする。 これは本当に、ありがたい。
変に飾ることなく、気張ることなく、自分のままで居ていい場所。 だから、とても居心地がいい。
コラボが盛んなので、自分1人じゃ出せない力がだせる!
積極的にコミュニケーションをとるのは苦手だけれど、『note』内で面白い企画があればこっそり参加している。 面白そう!と感じたことを、やらずに後悔するのは勿体無いと思うから! それに、自分の作品が売れない…というのは、この1年でよくわかったので…「それなら、売れる作品を考えるよりも、自分がどれだけ楽しめるかを考えた方がいいじゃん!!」という結論に達したのです!
自己満足を突っ走っている私に、コラボのお誘いが来たのは1月のこと。 それまであまりお話もしたことがない人から、メッセージが届いた。 「作った歌を動画にしたいので、イラストを描いてくれませんか?」…と。
動画用のイラストなんて、描いたことはなかったけれど、企画内容をお話していく内に、どんどん楽しくなってきた!! 「これは、やらなきゃ勿体無い!!」 短いスケジュールの中、やりたいことがどんどん出てきて…最終的に歌の動画と、ボイスドラマムービーの2つが完成!!
遂に!『片想い企画』PVバージョン、UPです!ヘビロテしたくなりますよっ!!>【コラボ作品】野戸町商店街楽団|yukirnoff|note(ノート) https://t.co/JuOBZ6kEOm
— cometiki (@cometiki) 2016年2月29日
お待たせしました『Viola』完成!(≧▽≦)|asaginokaze|note(ノート) https://t.co/z180nsSO7K
— 月里文音 (@tsukisatoayane) 2016年3月2日
これは、この時期、このタイミング、このメンバーでなければ作れなかっただろうと思う作品で…本当に奇跡みたいだった。
『note』でなければ、作れなかった作品。 『note』だからこそ、できたこと。
『note』を使ってみて1年。 1人ではできないことも、誰かと力を合わせれば出来ることを、改めて知った。 自分じゃできないことは、できる人に頼めばいいんだってことを、学んだ。
相変わらずコミュ力は皆無ですが、ここでなら楽しく遊べると強く強く思う。
昨夜は、エア打ち上げもやったんですよ! ネットだからできること。 沢山の人のお話しが聞けて、楽しかったー!!