『そして誰もいなくなった』というドラマタイトルと犯人と
2016年7月17日(日)より、夜10時30分から日本テレビ系列で放送されている、ドラマ『そして誰もいなくなった』。 出演は、藤原竜也さん、玉山鉄二さん、二階堂ふみさん、伊野尾慧さん、志尊 淳さん、今野浩喜さん、遠藤 要さん、おのののかさん、桜井日奈子さん、ミムラさん、小市慢太郎さん、神保悟志さん、ヒロミさん、鶴見慎吾さん、黒木瞳さんです。
今回は、ドラマ『そして誰もいなくなった』第2話(2016年7月24日放送)のネタバレ感想を書きます。 あと、誰が犯人か?という推理もしています。 苦手な方は、ご注意ください。
ついに、明日??よる10時半から「そして、誰もいなくなった」第2話です😂一週間早い💦明日の新一は逃げて逃げて逃げまくりなんですが、こんなとこに身を潜めるシーンも…👾明日の放送前に一話を見直してみるのはいかがですか?😁 #そし誰 pic.twitter.com/yyJ2vplIMr
— 【公式】そして、誰もいなくなった (@soshidare_ntv) 2016年7月23日
ソフト開発とか、なりすまし…というと、なんとなく動きの少ない場面の連続…だと思っていましたが、新一は追われる立場になっているから、走る×走る!! 今回は街中をスーツ姿で、全力疾走!! 藤原さんや後を追われた皆さまは、どのくらい走られたんだろう? 暑い中、本当にお疲れ様でした。
ドラマ『そして誰もいなくなった』第2話のざっくりしたあらすじ
指定した、画像や文字データを消去&置き換えができるシステム『ミス・イレイズ』。 株式会社L.E.Dのシステム開発部で働いていた、藤堂新一(藤原竜也さん)が作ったものだが、このシステムを使って誰かが、新一の存在を全く別の人間…川野瀬 猛(遠藤要さん)と入れ替えてしまった。
現在、新一は“藤堂新一のなりすまし”として、疑われるハメになっている。 会社から放り出された新一だったが、誰が自分をこんな目に遭わせているのか、調べていた。
上司の田嶋達生(ヒロミさん)に協力してもらい深夜会社へ侵入し、誰がミス・イレイズを使ったのか調べようとする。 ところが、ログが全て削除されていた。 途方に暮れる新一と、それを心配する田嶋。
そこへ“ガキノツカイ”と名乗る男から、電話がかかってくる。 新一に「伝言」として、意味不明な数字を言い残す。
田嶋に夜食を買って戻って来る、同僚の五木啓太(志尊 淳さん)。 新一は、咄嗟に机の下に隠れる。 2人の会話を聞いていると、五木の友人が働いている法律事務所の所長・西条信司(鶴見辰吾さん)が川野瀬の担当をするという。
西条はかなりのやり手弁護士として有名で、一般人の川野瀬の弁護に就くのは異例だ。 新一はそこに何かが隠されていると感じ、西条の事務所を訪ねる。 どうにか西条との面会にこぎ着け、新一は事情を説明するが、全く聞き入れてもらえない。
しかし、会話の中で西条が新一のことを“本物の藤堂新一だ”と、知っていることを掴む。 だがそれ以上の情報は、なにも貰えなかった。
新一は、ガキノツカイに与えられた数字の謎を解こうと、行動に移る。 辿り着いたのは、動物園。 そこには何故か新一の母・万紀子(黒木瞳さん)とヘルパーの西野弥生(おのののかさん)、そして小山内保(玉山鉄二さん)が居た。
小山内は新一に、自分の上司も相談に乗ってくれるらしい…と、3人で会う約束をして、立ち去る。 万紀子は、新一宛に届いたという郵便物を手渡した。
その封筒の中には携帯電話が入っており、ガキノツカイから電話が掛かってくる。 「早く逃げろ」と言われて振り返れば、黒服の男たちが6人も追いかけてきた! 逃走も虚しく、捕まる新一。
新一が目隠しされ連れてこられたのは、古いビルの一室。 そこへ男たちのリーダーらしい男・鬼塚孝雄(神保悟志さん)が現れ「お前は、誰だ?」と、新一に拳銃を突きつける。
新一は必死に「藤堂新一だ!」と訴えるが、まるで信じてもらえない。 遂に鬼塚は、引き金に手をかけるー…。 ところが、拳銃には弾が入っていなかった…脅しだったのだ。 しかも彼らは、警察の人間だとわかる。
新一は弁護士を呼ぶことを強く求め、西条に電話する。 駆けつけた西条は「お金さえ払えれば」と、新一を助ける手はずを整える。 そして新一を襲った男たちが公安の人間であること。 また、新一に国からスパイ容疑がかけられていることを伝える。
予想以上に大きな事件に巻き込まれていることがわかり、新一は言葉を失くす。
犯人は藤堂新一なのではないか?と思う理由
第2話を見て、唐突に思ったことがあります。 「これって、新一の自作自演なのかな?!」と。
第1話のスナイパーに狙われる場面…あれも、実際は銃弾なんか飛んできてなくて、新一さんの目に見えているだけで。 スナイパーとの会話も、新一さんの脳内でのやりとり…だったりして?
「こいつ程、温厚なヤツはいない」と、小山内さんが言われていましたが、そんな新一さんとは別に“もう1人の新一さん”が、心の中に居て…昔から、周囲の人に恨みを抱いていた。 ただ、その想いは温厚な新一さんが“強くある”ことで、表面化されなかった。
しかし…なにかのきっかけで、“もう1人の新一さん”のアドバイス(新一さん曰く「思いついて」)から、ミス・イレイズを作り。 そして、自分の存在を消すことで、罪を犯しても捕まらない状況を作った。
被害者のフリをしているのは、後々疑われないようにするための保険?みたいな??
これだと「なぜ、新一さんが狙われたのか」が、ストンと納得出来る気がしたのです。 狙われたっていうか、自分を被害者にしておくための準備でしょうか。 あと、ミス・イレイズをなぜ開発したのかも。
“もう1人の新一さん”について知っているのは、母・万紀子さんだけで…なんとなく知っていそうな気がするんです…はるかさんには、概要だけ伝えて新一さんを守ってもらっているのかな?と、思いました。 だから万紀子さんとはるかさんは、よく電話でやりとり(報告?)をしている。
新一さん自らが言われてましたが「なぜこんな回りくどいやりかたをするのか?!」。 自作自演なら、説明がつくのかなと考えてみた次第です。
なんでこんな発想になったかというと…スナイパー言う望みを叶えるならば、新一と手を組むことは真逆なことなんじゃないかと思って。 それなら"新一と手を組んで、尚且つスナイパーの望みを叶えるなら?"と考えたとき、すべてが新一の自作自演なら可能じゃないかと。
それからタイトルの『そして誰もいなくなった』も、新一だけが残るのであれば犯人は新一では?…なんて、ちょっと突飛なことを考えております。 全然見当違いな推理かもしれませんけども、これはこれで予想として置いておこうと思います。