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ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』第4話ネタバレ感想

こめなべ-20160828

柿崎さんの必死な姿がメチャクチャ泣けました!

2016年7月7日より毎週木曜日、夜11時59分から日本テレビ系にて放送中のドラマ遺産相続弁護士 柿崎真一』。 出演は、三上博史さん、森川葵さん、酒井若菜さん、豊原功補さん。

ダメな父親と、その父を恨んでいる娘が登場する、第4話。 離婚歴のある柿崎さんは、自分のこととダブらせている部分があるのかな、と。 柿崎さんだからわかる、"不器用な父親の、娘への想い"。 ご遺体に娘さんを合わせようと、必死になるところとか、メチャクチャ泣けました。

今回はドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』第4話ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』第4話のざっくりしたあらすじ

車のカセットプレイヤーが壊れたため、修理に行く柿崎真一(三上博史さん)。 ところがリサイクルショップの店主・富沢英太郎(泉谷しげるさん)は、店を閉めるので修理はしないという。 代わりに店内にあるラジカセを持って行けと、勧める。

柿崎がそのラジカセの代金を払おうとすると、富沢は「遺言とレコードを娘に届けて欲しい」と頼む。 富沢から受け取る際、柿崎は誤ってレコードを落として割ってしまう。 張りつめていたものが切れたように、吐血して倒れる富沢。

病院へ搬送されるが、富沢は亡くなってしまう。 救急車の中で富沢の遺言書を作成した柿崎は、富沢の依頼を引き受けた。

早速、富沢の娘・璃菜(篠原ゆき子さん)に会いに行くが、話も聞かずに追い返されてしまう。 瑠菜は子どもの頃、父が起こした自動車事故で、同乗していた母を亡くし、交通刑務所へ送られた父の代わりに、たった一人で母の遺体を引き取ったそうだ。 以来、父親を憎んでいる瑠菜。

富沢の遺体の受け取りも拒否する瑠菜に、なんとか話を聞いてもらおうと、柿崎は下着泥棒を装い木村巡査(胡蝶英治さん)に逮捕される。 柿崎が持っていた下着を確認するため、警察を訪れた瑠菜。 そのチャンスを逃さず、柿崎は富沢から託されたレコードを聞いてもらえるよう説得した。

富沢から託されたレコードは、割れてしまったのだが、当時小学校で音楽教師をしていたバーのママ・ヨーコ(大島蓉子さん)が音源を持っていた。 その音源から新しいレコードを作った、柿崎。 新しいレコードには、古いレコードに入っていなかったある"音"が入っていた。

それは瑠菜が演奏に行き詰ったとき、応援してくれる父の声だ。 その声に励まされ、完璧な演奏をしてみせる瑠菜。

実は富沢は事故で失明しており、瑠菜を育てることに自信を失くしていた。 そのため、瑠菜に拒絶されたとき逃げてしまったのだ。 だが、そのことをずっと後悔していたことが、最期の最期まで富沢が握りしめていた紙切れを見て、わかる。

柿崎が瑠菜にその紙を見せると、父と母そして瑠菜の3人で写真を撮ったときのものだった。 写真店で撮ったものではない…証明写真のボックスに入って撮った、小さな写真だ。 目の見えなくなっていた富沢は、その写真を何度も何度も撫でていた。 既に擦り切れて、真っ白になっていたその紙を。

父の想いを知り、涙する瑠菜。 小さな箱に入った父を抱え、2人でゆっくりと帰って行く。

>公式サイト様⇒遺産相続弁護士 柿崎真一|読売テレビ

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後悔しないために感謝の気持ちだけは伝えてゆきたい!

今回は「おとーさーん!!」と、思わず床を叩きながら見入ってしまいました。 泉谷さん演じる富沢さんの、なんとも不器用で優しい想いがたまらず!! 娘の瑠菜さんを大切に想えば想うほど、母親を奪った自分が許せなくなっていたのでしょうし…。

でも、言葉に出して言わないと、伝わらないですからね。 どんな想いであっても。

それに富沢さんは柿崎さんに頼んで、自分の想いを伝えられたかもしれませんが、瑠菜さんは富沢さんに伝えられなかった想いを抱えて生きていかなきゃいけなくなるんですから…やはり大事なことは、生きている内に伝えておかないと…と、思ってしまいます。

恨み辛みを直接言えなかったことについては、まあ…どうにか消化できそうですが。 ありがとうとか、好きだってことを言えなかったことについては、後悔の度合いがハンパなくて、それこそ死ぬまで忘れられないですから。

自分が死ぬときに後悔するだろうな…ってのも、なにかをやり損ねたこと以上に、「ありがとう」とかを伝え損ねたことだろうと思うので、こまめに言葉にするようにしています。

人と話をするのは得意ではなくて、失敗する方が多いですが、感謝の気持ちだけはどうにか伝えてゆけるようにこれからも、努力してゆこうと思いました。