2021年1月10日より放送開始された、アニメ『怪物事変』。
放送決定時からこの日を楽しみにしていました!
この記事ではアニメ『怪物事変』のネタバレ感想を書きます。
苦手な方は、ご注意ください。
※記事内のイラストは自分で描いております(不都合ありましたら削除しますのでご連絡ください)
【スタッフ】(敬称略)
監督:藤森雅也
シリーズ構成:木村暢
原作:藍本松
アニメーション制作:亜細亜堂
【キャスト】(敬称略)
日下 夏羽(くさか かばね):藤原夏海
蓼丸 織(たでまる しき):花江夏樹
岩木山雪里白那之五十六子 晶(いわきやまゆきさとしろなのごじゅうろくし あきら):村瀬歩
隠神 鼓八千(いぬがみ こはち):諏訪部順一
ミハイ:小野大輔
紺(こん):花守ゆみり
飯生 妖子(いなり ようこ):花澤香菜
野火丸(のびまる):下野紘
■第一話 夏羽
🎍あけましておめでとうございます🎍
— TVアニメ「怪物事変」公式アカウント (@Kemonojihen_tv) 2021年1月1日
今年はいよいよTVアニメ「怪物事変(けものじへん)」が放送&配信になります!!
夏羽たちの活躍をぜひ、ご覧ください✨✨
放送&配信情報は公式サイトをご参照ください。
1/10~放送&開始スタート🌸https://t.co/i6hGXJX3Kb#怪物事変 pic.twitter.com/9Sy37Dx24Q
cometikiのざっくりしたあらすじ
田舎にある村で、家畜が次々と変死する事件が続いていた。宿屋・鹿の子荘の女将から事件解決のためにと呼ばれたのは、東京で探偵事務所を営む・隠神。隠神は情報収集として、宿屋の居候・夏羽に話を聞く。
幼いながらも自分の立ち位置を理解している夏羽は、隠神の問いに的確な答えを返す。新月の夜に次の事件が起こると推理した隠神は、夏羽とともにその日を待つ。
ところが宿屋の息子・弥太郎の行動で、夏羽の真の姿が明らかになってしまう。夏羽は血を持たぬ鬼“屍鬼(クーラー)”と人間の間に生まれた半妖の子だったのだ。隠神は怪物専門の探偵で、自身もまた化狸だと告白。夏羽の特性を正しく説明し、変死事件の真犯人を追う。
真犯人を退治をすることができたものの、夏羽は居場所を失ってしまった。隠神は、宿屋の女将からの本当の依頼が夏羽の暗殺であったと告げる。夏羽は納得して隠神に殺されるのだった。
夏羽の扱いが酷すぎて泣けました
キャラクターが動いて喋っている分アニメのほうが、夏羽の扱いの酷さが感じられて、見ていてツラくなりました。
一応、叔母の家である宿屋に置いてもらっている、夏羽。でも学校にも行かせてもらえてないみたいだし、下手したらまともに食事させてもらえてないのでは?とさえ思います。
それでも文句ひとつ言わずに、ひたすら働くのは自分が"捨てられた"と思い込まされているから…。隠神の話では、叔母曰く「姉から預かった」とのことなのに、"半妖=人間ではない"と認識されてしまったのかな。
叔母から、一切"情"を感じ取れませんでした。ちょっと恐ろしいくらい。…変死事件が起きる前は、多少なりとも情があったのでしょうか?
夏羽を見ていると、とてもそうは思えないですよね。
感情がほとんどないし、人から拒絶されるのが当たり前…みたいに行動するんですから。隠神から頭を撫でられたときの、不思議そうな表情!意味がわからない…みたいで、悲しくなりました。(今後は隠神さんに、撫でくりまわされたらいいね!!)
夏羽の扱いが酷い…といえば、隠神の接客につく前ですよ!体を洗うの石鹸じゃなくて、食器用洗剤使ってませんでした?!斬新な容器に入ったボディソープならいいんですけど。
夏羽よりも弥太郎のほうが危険人物なのでは?!
叔母は「夏羽が怖い」と言って、隠神に始末を頼むのですが。第一話を見ていると、怖いのは弥太郎のほうなんじゃないかと思えてなりません。
自分より立場の弱い者を見下し、気に入らなければ暴力をふるう。挙句、夏羽を一度殺してるっていうんですから。しかも、懲りてない。
お家がお金持ちで外面もよさそうなので、挫折さえしなければ真っ当に生きていけるのかなぁ。
これまで八つ当たりしてきた夏羽がいなくなった後は、バランスを崩しそうで怖くもあります。どこに矛先が向くのか…。母親に力がありそうなので、事件になる前に揉み消されるんでしょうか。
怪物より、人間のほうが怖いですね。
■第二話 怪物屋
TOKYO MX、YTV、BS11および配信にてご覧いただいた皆様ご視聴ありがとうございました!!
— TVアニメ「怪物事変」公式アカウント (@Kemonojihen_tv) 2021年1月13日
無事 #怪物事変 第1話放送となりました✨
次週は第2話「怪物屋」
気になる第2話のあらすじを公開💻https://t.co/iQDnxuvrk3
1/15(金)~は見逃し生放送も有りますhttps://t.co/yY3vg2u9em
次週もお楽しみに pic.twitter.com/ek9nwfzBYi
cometikiのざっくりしたあらすじ
隠神に頭を撃たれた夏羽だったが、半妖だったため死ぬことはなかった(屍鬼は首を落とさない限り、死なないらしい)。東京にある探偵事務所こと『怪物屋』に連れて来られた夏羽は、隠神から「ここで働かないか?」と誘われる。
事務所には織と晶という子どもがいて、彼らもまた怪物だという。夏羽を気に入らないという織から、手ひどく絡まれるが無感情な夏羽には響かない。結果、余計に織の機嫌を損ねてしまう、夏羽。
そこへ『怪物屋』としての依頼が飛び込んでくる。隠神、織、晶とともに夏羽は現場へ向かう。
古い家の一室。救急隊員たちが目張りしたふすまの前で、緊張感を高めている。見たことのない虫が、子どもと母親、救助に向かった隊員を飲み込んでしまったらしい。
隠神が確認すると、サンシチュウという虫だった。通常は害のないものだが強い罪悪感と、それを引き起こしている物にたかる習性がある。大量のサンシチュウに噛まれると、命を落とすことも。
隠神でさえ躊躇する現場に、夏羽は仕事をこなすため入ってゆく。虫に体中を覆われても、目的の物を取り上げることに成功する、夏羽。子どもと母親、隊員を無事に救助することができた。
夏羽の変化と隠神にもらった「光」
織の夏羽に対する嫌がらせがどこまで描かれるのかと思えば、足の肉を持っていかれるとこまでだったので、安心しました。(漫画ではもっと手荒いことになっているので)
自分の体にさえ興味がない夏羽が、織にはすましてるみたいに見えたのでしょうか。足の肉よりも、隠神から言われた言葉を「光」だと言って大切にする、夏羽。どれだけ暗闇の中(精神的に)で過ごしてきたんだろう…聞いていると、胸が苦しくなってきました。
でも村にいたときよりは、夏羽の声のトーンが明るくなっている…ような気がする。"自分の意志"みたいなのが、見えてきたみたいな?
歳の近い織や晶と関わっていくことで、嬉しいや楽しいはもちろん、悲しいや苦しいといった感情も取り戻せますように。
隠神の電話シーンで胸キュンしました!!
不意打ちだったから??いえいえ!色気増し増しだったからです!!
事件解決後、事務所にて飯生に電話をかける場面。「ごめん、ごめん。寝てた?」←コレ!!ココぉおぉおぉっ!!(落ち着け)
第二話時点で、電話相手が秘密(?)だからなんでしょうか??仕事を心配しているであろう恋人に話しかける、みたいなトーンじゃありませんでした?!聴いた瞬間、背中にぶわわわわってピンクな電気が駆け抜けましたよ!!
漫画を読んだとき、この場面で隠神のこういう雰囲気を想像していなかったので…「諏訪部さん(隠神役)、すごい…」としばし放心状態に。
どこかで、お芝居のお話を聴ける機会があったらいいなぁ。『怪物事変ラジオ』とかされないのでしょうか?(見落としてる??)