こめなべ

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第21話-置き去りの軌跡ネタバレ感想

こめなべ-20170407

バトーと素子の新たな一面に驚きました

Huluで配信されていた、アニメ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 第21話は、バトーと素子の新たな一面が見られました。 そしてなにより…トグサ、愛されてるなぁ…と。

出演されている声優さんは、 草薙素子田中敦子さん 荒巻大輔:阪 脩さん バトー:大塚明夫さん トグサ:山寺宏一さん イシカワ:仲野 裕さん サイトー:大川透さん ボーマ:山口太郎さん パズ:小野塚貴志さん タチコマ玉川紗己子さん です。

なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。

★アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のざっくりした舞台設定について 物語の舞台は、西暦2030年ー。 情報ネットワークが、あらゆる進化を遂げている世界。 アンドロイドはもちろん、生身の身体と機械を融合させる技術も発展していた。 大半の人々は“義体化”という…脳や中枢神経以外の身体のパーツを、人工臓器や義肢などへ機械化している。 それにより、犯罪も多様化した。 政府は深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発、凶悪犯罪の捜査を一手に引き受ける、組織を内務省直属でつくりだす。 それが、公安9課。 通称「攻殻機動隊」と呼ばれている。

>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site

今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第21話-置き去りの軌跡ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第21話-置き去りの軌跡のざっくりしたあらすじ

笑い男事件について調べていたトグサは、厚生労働省から『村井ワクチン接種者リスト』というファイルが無くなっていることに、気づく。 トグサは、ファイルの情報開示を求めていた『ひまわりの会』代表のノギ(CV:中庸助さん)から、話を聞くため事務所へ向かった。

ひまわりの会は、個人レベルの告訴や裁判を担当しているNPO団体。 電脳硬化症の治療として有効な村井ワクチンを、なぜもっと多くの人が利用できないのかと、訴えていた。

ノギの元で厚生労働省から無くなった、村井ワクチン接種者リストを見つけたトグサ。 リストの中に、村井ワクチンを不認可にした張本人、中央薬事審議会理事長・今来栖尚(CV:品川徹さん)の名前を見つけて、驚く。

そこへ、安岡ゲイル(CV:立川三貴さん)率いる、厚生労働省医薬局麻薬対策課強制介入班(通称:マトリ)が突入してくる。 村井ワクチン接種者リストを、取り返しに来たのだ。

ノギを逃がすため、トグサは1人事務所に残って、安岡たちと戦う。 だが安岡に撃たれてしまい、トグサは現場を後にする。

命からがら逃げ出したトグサは、病院に運び込まれた。 命に関わる状態にも関わらず、駆けつけた素子と、荒巻に「俺の記憶を見てください」と、頼む。

手術と共に、トグサの脳から16時間分の記憶が抽出される。 公安9課に持ち帰り、素子たちは彼の身に起きたことを共有した。 手術による麻酔の影響で、トグサの感情がダイレクトに伝わってきてしまう。

記憶の共有を終えた9課のメンバーは、状況を整理しようと“出来事”だけを、口にしてゆく。 ところがバトーは、トグサの記憶に感情移入し過ぎて、冷静さを欠いていた。

荒巻は強制介入班が、誰からの指示で動いたのかその経緯を。 素子はパズとサイトーを連れて、今来栖の家へ。 バトーとイシカワ、ボーマは記憶の解析を続けるよう、命令される。

荒巻は、厚生労働省医薬局長・新見(CV:三木敏彦さん)が、ひまわりの会掃討作戦を出したことを突き止め、話を聞きに行く。 のらりくらりと当たり障りの無い言葉で、追求を逃れようとする新見に、荒巻は「現場に部下がいた」ことを告げる。

新見は安岡に9課よりも先に、今来栖の身柄を確保するよう命令した。 安岡は命令を聞き入れる代わりにと、アームスーツを要求する。

一方、笑い男(CV:山寺宏一さん)にそそのかされて、ホテルへ逃げ込んだ今来栖。 ホテルマンの電脳をハッキングして、話しかけてくる笑い男に愚痴をこぼしていた。

笑い男は今来栖から、どうして村井ワクチンを、不認可にしたのかを聞き出す。 それは長年研究してきた電脳硬化症に効く薬を、自分より先に開発した村井への嫉妬だった。

けれど、村井ワクチンの効果は絶大で、電脳硬化症になった今来栖はそれを使用している。 その事実を自ら告白して欲しいと迫る、笑い男。 今来栖は、笑い男がハッキングを終えた隙に、部屋を抜け出す。

9課ではイシカワの提案で、米帝の環衛星通信傍受網を使わせてもらうことになる。 このシステムを使えば、日本中の通信をリアルタイムで傍受できるのだ。

今来栖が泣きついた電話を傍受した、イシカワ。 場所の特定ができると、バトーが本部を飛び出してゆく。

ホテルの部屋へ戻っていた今来栖を、確保するバトー。 しかし強制介入班も、今来栖の元へ到着していた。 殺そうとする安岡たちに、退路を塞がれたバトーの前に、素子が駆けつける。

脱出に成功したかに見えたが、アームスーツを着た安岡が、ロビーで待ち構えていた。 素子はアームスーツの危険性を加味し、バトーに今来栖を連れて逃げるよう指示する。

残った素子は、アームスーツを着た安岡に、投げ飛ばされる。 人形のように右へ左へ殴りつけられ、頭はコンクリートの地面に埋まるまで、踏みつけた。

サイトーとパズが、ライフルで安岡を攻撃。 よろめいたところを、素子が取り押えた。 そして、サイトーが持ってきたライフルを受け取り、至近距離から安岡に向かって、撃ち込んだ。

民間人を平気で殺し、トグサまで傷つけた…そのことに楽しみを覚えている安岡に、素子は激怒していたのだ。

アームスーツに守られている安岡を、それくらいでは傷つけることができないが、素子はひたすらに怒りをぶちまけた。 素子の怒りが伝わり、安岡は恐怖に怯える。

バトーは今来栖を、安全な場所へ避難させようとするが、そこへ笑い男が姿を現わす。 ふらりと笑い男の方へ足が向いた今来栖を、安岡とは別の人間が射殺する。

今来栖の最後の言葉に、笑い男がいることを知るが、バトーの目には何も映らない。 笑い男がバトーの目(視覚情報)を、リアルタイムで奪ったのだ。 それに気づいたバトーは、悔しさに吠えるが、笑い男はただ静かに立ち去ってゆく。

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これぞ公安9課!な展開に高まりました!!

トグサを傷つけられたことで、一気に感情的になる公安9課のメンバー。 熱い想いをそれぞれの形で、行動に変えてゆくところが…さすがだなぁ、と。

個人的にはバトーの、吠えるような怒り方がとても好みでした。 それがトグサのためだと思うと、さらに胸アツです!! 9課のメンバーの絆の強さや深さは感じているものの、こうして実際に目で見えるとまた感じいってしまいます。

好きだなぁ…公安9課。

そして素子の、キレっぷり。 男前でした。 特に、サイトーからライフルを受け取るときの叫び方。 何度聞いても、たまりません。

ここまで激ギレしている素子を、初めて見て驚くと共に見惚れました。 綺麗なんですよね…素子。

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