映画『デスノート Light up the NEW world』にLはあまり出て来なかった
2016年10月29日から公開されている、映画『デスノート Light up the NEW world』を見てきました。 出演は東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さんです。
>参照:藤原竜也が10年ぶり夜神月に!『デスノート Light up the NEW world』テレビスポット - YouTube
L役の松山ケンイチさんが登場されるという話題に、私は喰いついたのですが、Lの出番は想像以上に短かったです。 その分、夜神月役の藤原竜也さんは重要なところで、出て来られていました。 見終えた直後に「月ーっ!!」と、思わず叫びそうになるくらい。
今回は、映画『デスノート Light up the NEW world』のネタバレ感想を書きます。 結末や犯人までわかる内容となっていますので、苦手な方はご注意ください。
感想まで書いていたら、とんでもない長さになったのでこの記事ではざっくりしたあらすじのみです。 映画の感想については、映画『デスノート Light up the NEW world』ネタバレ感想-感想&妄想中心にまとめています。
映画『デスノート Light up the NEW world』のざっくりしたあらすじ
夜神月(藤原竜也さん)が、キラとしてデスノートを使い沢山の人を殺したことを、死神大王はとても面白がり、喜んでいた。 是非ともまた、キラのように大量に人を殺してくれる人間が見たいと、死神大王は死神たちに6冊のデスノートを地上に下ろすことを許されたー…
デスノート対策本部は1年前から連続して起きている、犯罪者の不審死に注目。 10年前と同じく、デスノートが使用されていると確信し、“新生キラ事件”として捜査を開始する。
デスノート対策本部の三島創(東出昌大さん)たちは、渋谷で起きている大量無差別殺人の現場に向かう。 そこには死神の目(デスノート保有者が、死神と自分の寿命の半分と引換に、人間の本当の名前と寿命を見ることができる能力)を使って、デスノートに名前を書き殴っている青井さくら(川栄李奈さん)がいた。
逃げ惑う人々を前に、青井になんの手も出せない三島。 そこへ、ひょっとこのお面をつけたLの後継者・竜崎(池松壮亮さん)が現れる。 竜崎は、麻酔銃で迷い無く青井を撃ち、動きを止めた。
しかし、青井のメッセージを受取り、現場に駆けつけた人間がもう1人居た。 サイバーテロリストの紫苑優輝(菅田将暉さん)だ。 紫苑もまたデスノート保有者であり、さらにキラ信奉者だった。 キラの信念から懸け離れた使い方をする、青井が警察に捕まったのを見て、口止めのために殺してしまう。
デスノート対策本部に戻った三島と竜崎たちは、手に入れたデスノートに触れ、死神・ベポ(声:松坂桃李さん)を見る。 三島と竜崎は、ベポから今、人間界に6冊のノートがあることと、7冊目以降のデスノートは効力を持たないとの情報を得た。 三島は6冊のノートを手に入れ、デスノート対策本部で厳重に管理すれば、二度とデスノートを使った殺人が起きないと考える。
三島のアドバイスを受け、デスノート対策本部は6冊のデスノートを集めることと、新生キラを逮捕すると方針を決める。 ところが紫苑の方が一枚上手で、次々とデスノートは彼の手に渡ってゆく。 紫苑はあっと言う間に、4冊のデスノートを手に入れた。
さらにデスノート対策本部が持っているデスノートも手に入れるため、紫苑は三島と竜崎にも攻撃を仕掛ける。 その中で10年前からデスノート事件に関わっている捜査官、松田桃太(青山草太さん)が殺されてしまう。
同時に、デスノートがいかに危険であるかが上層部にも伝わり、国策として早急にデスノートを回収する動きとなる。 そのためデスノート対策本部は、解散。
竜崎はたった1人で、紫苑との対決に臨む。 竜崎の態度に異変を感じた三島は、彼の自宅へ行き部屋の照明のスイッチに貼り付けられたデスノートの切れ端から、死神・アーマ(声:沢城みゆきさん)を発見。 竜崎がデスノート保有者であることに気づく。
竜崎が持つデスノートと、デスノート対策本部にあるデスノート…残り2冊が、こんな身近にあったのだ。 亡きLとの約束で、デスノートを保有しながらも全く使っていない竜崎。 三島は、彼に賭ける覚悟を決める。
紫苑と接触する竜崎をサポートすべく、封鎖されたデスノート対策本部に忍び込む、三島。 そこに他の捜査官たちも、やってくる。 竜崎から、頼まれたのだ。
竜崎はデスノート2冊を持って、紫苑が待つ東京ニューシティホールへ向かう。 待ち合わせ時間に現れたのは、なんと死神の目を持った、弥海砂(戸田恵梨香さん)。 弥は、竜崎の本名をデスノートに書き込む。
三島たちは紫苑の妨害に遭い、竜崎のフォローができない状態に陥っていた。 その場に倒れこむ、竜崎。
弥は竜崎からデスノートを奪うと、待っていた紫苑に渡す。 そして“6冊揃うと、約束の場所でキラが復活する”という言葉を信じて行動する紫苑に、死神の目で月の写真を見て、月は既に死んでいることを伝える。 約束の場所・甲羅山山頂のホテルに行っても月には会えない。
紫苑を見送った弥は、破り取っていたデスノートに自らの名前を書き、亡くなる。
甲羅山山頂のホテルに到着した紫苑は、死神・リューク(声:中村獅童さん)と、死神の目の取引をする。 弥の言葉で、自分が騙されていたことを知った紫苑は、これから現れる人間を殺そうと考えたのだ。 そこで改めて、自分が新しいキラになると決めて。
現れたのは、三島だった。 続いて、竜崎。
竜崎は弥に名前を書かれて、死ななかったことと、リュークが漏らしたある言葉で、自分が既に誰かの手により、未来の日付でデスノートに名前が書かれていると確信。 それができるのは、三島だと竜崎は断言する。
全く身に覚えが無いと、反発する三島に竜崎はリュークのデスノートを握らせた…すると、デスノートを持っていたときの記憶が、一瞬で三島の元へ戻ってきた。
弥の事件を担当していた検事・魅上照(水上剣星さん)の失踪事件を捜査していた三島は、月の子どもを殺害した魅上を発見。 自分も殺されそうになり、三島は魅上を殺害してしまう。 現場にあったデスノートを手にした三島に、リュークは月の遺した意思を囁いた。
月に心酔していた三島は、リュークに煽られるままデスノートを使った粛清を始める。 デスノート対策本部が本格始動し、竜崎が捜査に参加すると、三島は死神の目を使い、竜崎の本名を確認。 未来の日付で、竜崎の名前をデスノートに書き込む。
そして一旦、デスノートの記憶を放棄するため、リュークにデスノートを託したのだった。 そのデスノートは紫苑の手に渡り、さらに計画通り6冊揃った状態でまた三島の元へ戻ってきた。
真の新生キラが三島だとわかった頃、三島、竜崎を紫苑もろとも“デスノートを使って、大量殺人を犯した犯人”として、射殺しようと特殊部隊が突入。 紫苑は撃たれて亡くなり、三島と竜崎は怪我を負いながら、6冊のデスノートを手にその場から逃げ出す。
このまま国にデスノートを手渡せば“国策”として、どのようにデスノートが使われるか想像できたからだ。 逃げながら竜崎は三島に、デスノートを使い人を殺すことの罪を解く。 デスノートを一切使わなかった竜崎の言葉は、重く三島の心に響いた。
2人が逃げ回っている間に、ICPOの根回しで射殺許可が取り消され、三島と竜崎は警察に確保される。
新生キラとして逮捕された三島は、独房に入れられていた。 そこへやって来る、竜崎。 この日は三島が決めた、竜崎の亡くなる日だった。
竜崎は折角集めたデスノートが、搬送中に狙われ4冊が焼失。 また新たにデスノートを使った事件が発生していると、告げる。 そして自分の代わりに、Lとして生きることを託した。
竜崎が三島として独房で亡くなり、三島はLとして独房を後にしたー…。
映画『デスノート Light up the NEW world』ネタバレ感想-感想&妄想中心につづく