こめなべ

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コミュ障はお仕事頑張るだけじゃダメですか?

こめなべ-20161226

コミュ障にとって、飲み会はもはや苦行でしかない

私が1人、前回の忘年会で何も食べていなかったから…という理由で二度目の忘年会が開催されました。

こめなべ-20161222-01 >引用元:【4コマ漫画】上司の命令は絶対ですか? | こめなべ

“食べなかった”と言うのは、自分の体調を考えてのことで…子どもの頃から胃腸の弱い私は、神経質過ぎるほど神経質に、口に入れる物を選ぶのです。 万が一、合わない物を食べてしまった場合。 軽く一ヶ月は体調不良を引きずることになるので、真剣さが増します。

例え“食べられる物”があったとしても、お店の料理の味が変わってしまったり、その日の体調によっても“食べられる物”は変わってしまうのです。 上手く説明出来ずに、まごまごしている内に…“食べられる物があるお店を、私が選ぶ”…という、逃げ場のない状態になってしまいました。

お店に着いてからは“自分で選んだんだから、しっかり食べろ”の圧力が、半端ありませんでした。 元々食が細いのに加え、その圧力で食欲は減退。 ますます食べられなくなったのですが、それを「遠慮している」と、とられてしまいました。

遠慮ではなく、本当に食べられないんだと説明しても、次々にお皿へ盛られてゆく料理たち。 食べられないわ、コミュ障なので上手に喋れないわで、申し訳ない気持ちが高まり胃がキリキリ痛みました。 忘年会が行われた数時間は、まさに苦行でした。

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人に興味を持てないことは罪ですか?

飲めないし、食べられない。 さらに人との会話が弾まないことも、自覚済み。 そんな私は、飲み会を楽しむー…という感覚を理解できません。

「楽しまなきゃ!」とか、「ほら、もっと打ち解けて!」と、沢山アドバイスをいただくのですが…正直、何をどうすればいいのかサッパリです。 笑顔で、肯定とも否定ともとれるように頷くのが精一杯。 いっぱいいっぱいなんです!本当に!!

そんな私に、「普段、聞けないこと聞いていいよ!」というムチャぶりが来ました。 プライベートなことを、聞いてくれ…と言うのです。

奥様のことや、お子さんのこと。 趣味の話や、健康のことなどなど…。

聞きたいこともないので、正直に「ありません」と答えると、「寺脇さんにしか、興味がないのか」、「人に興味がないんだよ、この人は」と、吐き捨てられました。 「寺脇さんのことなら、楽しそうに話すクセに、なぜそれをこの場で出来ないんだ」と。

私は、頭が真っ白になりました。 “人に興味がないー…”

確かに私は、相手のプライベートを突っ込んで聞こうと思いません。 相手が自分から話してくれること…それだけで、充分だからです。 逆に、自分が突っ込んで話を聞かれるのが、嫌だ…というのもあります。

ところが、その態度は“人に興味がない”と、非難されるべきものだったようです。 ビックリしました。 なぜ非難されなければいけないのでしょうか? いろんな距離感の人がいても、いいじゃないですか…と、思うのは、やはり“人に興味がない”所為なのかなぁ。

私にすれば、ただ一つ胸を張って“好きです”と言えることなのに…寺脇さんを好きだと想う気持ちをバカにされたようで、とても傷つきました。 そして、寺脇さんと同じくらいの熱量で、職場の人を想えない自分は、冷たい人間なのか と驚愕したのです。 (そこまでじゃないと、自分では思っていたんですね)

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イケダハヤトさんの前向きな言葉にあやかりたいです!

話しても会話は噛み合わなくなるばかりで…ほとほと疲れてしまい、正直に「コミュ障なので、申し訳ありません」と伝えました。 すると「え?どこが?どういう風に?」と、突っ込んで聞かれてしまい…泣きながら気絶しそうでした。

家に帰ってから、コミュ障対策…という訳ではないですが、ネット検索してみるとイケダハヤトさんの記事を見つけました。

深刻なコミュ障を患っている人は、ぜひ自分のコンテンツ力を磨く方向に、可能性を見いだしてみてください。具体的には、 ・自分が情熱を持っていることに関しては、誰にも負けないくらいの気概で研究・実践する ・研究や実践の成果を、積極的にデジタルな手段で発信していく ・同じ興味関心のある仲間とつながり、切磋琢磨する なんてアクションになるでしょう。 >引用元:コミュ障は「コミュニケーション力」を諦めて「コンテンツ力」を磨くべし : まだ東京で消耗してるの?

イケダハヤトさんがコミュ障な方…というのも想像していなかったので、意外な内容でした。 読んで思ったのは、コミュ障でも前向きなタイプと、後ろ向きなタイプで、人生変わるんだなぁ…です。

1人で悶々と反省会を繰り広げていたって、傷口に塩を塗る行為ですよね。 それよりは反省会なんてやめて、"コンテンツ力"という方向にそのエネルギーを持って行ってもいいんじゃないか…と。

この際、才能の有る無しとか、カリスマ性の有る無しとか…諸々のことは置いておいて。 ちょっとでも自分を嫌いになる力を抑えられるんじゃないかな…と思ったのです。

"コンテンツ力"…って、なんだか言葉もカッコイイし。 とにかく、他人の言葉に左右されないくらい、熱中への努力を頑張ってみましょうか。

コミュ障対策とか、人とのかかわり方など。 何冊も本を買って知識は得ましたが…全然役立てることができていないのです。 いささか、疲れました。

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