浅利陽介さん演じる青木の黒さが今後どうなっていくのか
2017年1月11日に放送された、ドラマ『相棒season15 第11話-アンタッチャブル』を見ました。 出演は水谷豊さん、反町隆史さん、鈴木杏樹さん、川原和久さん、山中崇史さん、山西 惇さん、浅利陽介さん、片桐隆二さん、小野了さん、大杉漣さん。
ゲストは、桜田ひよりさん。
【今夜９時】
— 相棒 (@AibouNow) 2017年1月11日
相棒
第11話「アンタッチャブル」
ゲスト：桜田ひより
特命係、終わりの始まり…。
警視庁No.2副総監の衣笠（大杉漣）も登場！
中園（小野了）も反乱！？https://t.co/pAvNPi5pRJ#aibou#相棒
浅利さん演じる・サイバーセキュリティ対策本の・青木さんが、いよいよ本気出してきた回です。 彼の黒い面が、ここから存分に発揮されるのでしょうか？！
今回はドラマ『相棒season15 第11話-アンタッチャブル』のネタバレ感想を書きます。 苦手なかたはご注意ください。
ドラマ『相棒season15 第11話-アンタッチャブル』のざっくりしたあらすじ
杉下右京（水谷豊さん）と冠城亘（反町隆史さん）は、刑事部長室に呼ばれていた。 そこには刑事部長の内村完爾（片桐竜次さん）と参事官の中園照生（小野了さん）が居て、2人がしている捜査を止めるように制す。
特命係の2人が追っているのは、都内の裏通りで会社員の男性が刺殺されたもの。 有力な目撃者がいたものの、何故かその目撃者への接触が禁じられているのだ。 おかげで、特別捜査本部の捜査は一向に進んでいない。
中園は、警察関係者の身内が目撃者のため、親族が事情聴取を行なったと報告書を読み上げるが、全く役に立たないものだった。 「くれぐれも引っ掻き回すな！」と、釘を刺された特命係。
しかし右京と冠城にとっては、上の命令など右から左。 早速、事件現場へ足を運ぶ。 目撃者となった女子中学生は、なぜこのような何もないところを、通ろうとしたのか？
周辺を調べていると、一軒の廃屋に出会う。 ここは中学生たちのたむろ場所で、目撃者となった女子中学生も、通っているらしい。
一方、中園は昔馴染みの刑事から、被害者が娘の誕生日にケーキを買って帰る途中で殺されたと聴く。 中園にも娘が居り、自分と被害者をダブらせてしまう。
勝手な捜査を続ける特命係を叱るため、刑事部長室に右京と冠城を呼び出した、中園と内村。 中園は、怒りで我を忘れたフリをして、目撃者が副総監・衣笠藤治（大杉漣さん）の娘だと、ぶちまける。
右京と冠城は、それを手がかりに、サイバーセキュリティ対策本部・青木年男（浅利陽介さん）から、衣笠の家族について情報を得ることができた。 青木の父親は、衣笠と竹馬の友らしい。 青木曰く、過去に衣笠を脅迫する文書が送られてきて、家族まで狙われている事がわかったため、家族の身を守るべく“別姓”にしているという。
衣笠の娘・市原里奈（桜田ひよりさん）に、話を聞きに行く右京と冠城。 里奈は、衣笠に嘘をついて廃屋で遊んでいたことを、秘密にするという条件で右京の質問に答えてゆく。
すると里奈は、事件当時のことを次々に思い出し…犯人が逮捕できるまでになっていた。 里奈のことを犯人が見ている可能性があるため、家に帰るよう諭す右京。
右京は冠城と共に、犯人が勤務しているであろうホームセンターへ向かう。 冠城が、捜査一課の伊丹憲一（川原和久さん）と芹沢慶二（山中崇史さん）に応援を要請した。
中々来ない捜査一課に痺れを切らした、右京と冠城は店内を捜索。 里奈の証言から、左利きの男を捜す。 そこに、里奈が持っていたはずのものが“落し物”として、預けられるのを見て、里奈が来ていることに気づく。
バックヤードに飛び込んだ右京と冠城は、店員・関直人（高橋政裕さん）にカッターナイフを突きつけられる、里奈の姿だった。 冠城が関を取押え、そこへ捜査一課も到着して犯人は確保。
ことなきを得たが、里奈のあまりの無鉄砲さに、右京は無茶をしてはいけないと諌める。 里奈は自分の証言が、直接犯人逮捕に繋がったことの、スゴさを痛感したようだった。
青木さんがあんなに自由なのは副総監の指示だからだったんだ！
今回は、青木さんの「特命係の終わりの始まりだ」という言葉に、興味が湧きました。 味方のフリをして、暗躍を続けている青木さん。 いよいよ、本領発揮でしょうか？
いかんせん。 心を入れ替える前の姿を知っているので、彼の“いい言葉”を額面通りに受け取る事ができずにいます。
右京も薄々気づいていそうですけど、黙認しているところを見ると…青木さんの、動き待ちなのでしょうか。 静かな笑顔の裏で、物凄い駆け引きが展開されてそうですよね。 パッと見では、全然わかりませんが。
しかし…青木さんの背後についているのが、副総監の衣笠さんだったとは。 特命係の情報をくまなく収集させるために、青木さんをサイバーセキュリティ対策本部なんかに置いていたんですね。 あの部署なら、警察内部も外部の情報も好きにし放題でしょうから。
衣笠さんの見ていた報告書に、“亀山薫”の文字を見つけて、心臓が飛び跳ねてしまいました！！ 現相棒の冠城さんだけに留まらず、初代相棒から調べ尽くしているなんて…青木さん、スゴイなぁ。
膨大な量があったでしょうに…上手く報告書にされたんだ。 衣笠さんも、本気で全部を読もうと思ったら、何日徹夜しなきゃいけないんでしょうね。
図らずしも…この2人が、警視庁一の“特命係マニア”になりそうで、口元が緩んでしまいました。 青木さんの集めた情報が、どんな風に使われてゆくのかはわかりませんが、今後の展開に期待したいと思います！！
