こめなべ

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第10話-密林航路にうってつけの日ネタバレ感想

こめなべ-20170318

第10話はとてつもなく血生臭い内容でした

現在、Huluで配信されているアニメ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 アクションシーンもサスペンス要素も満載の作品ですが、第10話はとてつもなく血生臭い内容でした。 エグイ場面が苦手なかたには、オススメできません。

出演されている声優さんは、 草薙素子田中敦子さん 荒巻大輔:阪 脩さん バトー:大塚明夫さん トグサ:山寺宏一さん イシカワ:仲野 裕さん サイトー:大川透さん ボーマ:山口太郎さん パズ:小野塚貴志さん タチコマ玉川紗己子さん です。

なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。

★アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のざっくりした舞台設定について 物語の舞台は、西暦2030年ー。 情報ネットワークが、あらゆる進化を遂げている世界。 アンドロイドはもちろん、生身の身体と機械を融合させる技術も発展していた。 大半の人々は“義体化”という…脳や中枢神経以外の身体のパーツを、人工臓器や義肢などへ機械化している。 それにより、犯罪も多様化した。 政府は深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発、凶悪犯罪の捜査を一手に引き受ける、組織を内務省直属でつくりだす。 それが、公安9課。 通称「攻殻機動隊」と呼ばれている。

>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site

今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第10話-密林航路にうってつけの日ネタバレ感想を書きます。 苦手な方は、ご注意ください。

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第10話-密林航路にうってつけの日のざっくりしたあらすじ

ある一軒家の地下で、一家4人が惨殺されているのが見つかる。 女性の遺体は、上半身の皮膚をTシャツの形に切り取られていた。 猟奇的殺人に公安9課が、駆り出される―…。

現場を見たバトーは、なにやら犯人に心当たりがあるらしい。

この犯人は2ヶ月で5件…今回の件を含めると6件で、10人もの人間を殺している。 どの女性も生きたまま、被害者の皮膚を剥いでいた。

国防省のデータベースから、犯人はマルコ・アモレッティ(CV:郷里大輔さん)だと断定。 マルコは過去に、似た事件に関わっていることがわかる。 CIAからは、サトウスズキとワタナベタナカが派遣されてきて、9課を監視。

荒巻と素子はこの事件に何か裏があると感じ、並行してCIAの捜査も開始。

犯行現場の映像をDVD化したものが、露店で販売されていた。 内容は犯人の視覚情報を、被害者に見せるというものだった。

DVDを見たバトーは、9課に来る前のレンジャー時代を思い出す。 それは南米のジャングルでの出来事。

先の大戦で敵の戦意喪失の為、CIAが考案した作戦…"サンセット計画"。 工作員を敵地に送り込み、親しくなってから女、子どもをできるだけ残虐な方法で殺すゲリラ作戦。 この任務に就いたものは、精神を病んだ者が多いらしい。

マルコも、その1人だった。

7件目の被害者のDVDが発見され、声紋検索で住所を特定。 生きて発見されたものの、マルコの足取りは掴めない。 バトーとトグサはCIAのアドバイスから、マルコが地下水道に潜んでいると推理。

バトーとトグサがマルコの後を追って、地下水道に駆け込んだ頃。 イシカワがCIAのハッキングで得た情報から、彼らがバトーにマルコを殺させようとしていることがわかる。

素子が急いでバトーを止めに走ると、威嚇射撃をしただけでバトーはマルコを殺さなかった。 マルコが死体でないことに不満をもらす、CIA。 彼らの身勝手な発言に、トグサは飛び掛かって抗議する。

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電脳化された世界ならではの拷問方法にゾッとします

生きたまま皮を剥がれる…というだけでも、ゾッとしますが…さらにその一部始終を、犯人の目を通して見せられるという仕打ちは、電脳化された世界ならではの拷問方法ですよね。 犯人の視覚情報が流れ込んで来るということは、自分が目を閉じたくらいじゃどうにもなりそうにありませんし。

それにしてもケーブル1本で、あんな簡単に視覚情報を乗っ取られるとは…。 電脳化…恐ろしい。

今回はレンジャー時代のバトーを、見ることができました。 髪の毛が、短い!!←そこか?!

戦場にいるバトーて、イメージが湧かなかったのですが…イメージ湧かなくていいですね、これは。 思い出したくもない…精神を病む人も、トラウマになる人もいるでしょう。 "サンセット計画"…なんて作戦たててるんだ、CIA!!結末だって、予想できたでしょうに。

任務についていた者が狂ったら、その人間ごと抹消してしまえという考え方も、腹が立ちます。 しかも自分の手を汚さずに、片付けようとか…考え方が黒過ぎて。

最後の最後で、CIAの担当者にトグサが掴みかかる場面がありますが、思わず応援してしまいました! むしろ、もっとやれ!!くらいの勢いです。 何発殴ろうと、CIAの担当者には響きそうにないですけども。

バトーのために怒る荒巻、素子、イシカワにも胸アツです!! 9課の絆を改めて知ることのできる、第10話でした。

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