私の書く物語は基本暗いのでした
今年始めに届いた、『noteしあわせ福袋』。 購入者全員に、福袋に参加されたクリエイター、どなたかの“当たり”が入っているという、太っ腹な企画がありました!
私の当たりは、ちくわさんの「朗読します券」(ネーミングセンスなくてすみません)!! 素敵な当たりに、小躍りしたのも束の間…何を読んでいただけばいいんだろう?と、悩み始めました。
ちくわさんは「なんでもいいですよ」と言ってくださいましたが、折角のチャンスです! できるなら、自分の書いた作品を読んでもらいたい!!という、欲が湧きました。
ところが… 過去に書いた物語を見返してみたら、基本…暗いモノばかりです。 朗読していただくにふさわしいだけの、長さと、明るい作品がまるでありません。
短編で読んでいただきたいものは見つかった後は、なんというか、こう…「これを読んでいただいても、いいものなんだろうか?」と、悩み。 「これで、お願いします」とは、中々言い出せずにいました。
今回は、きちんとした対価をお支払いした上での依頼ではありません。 “当たり”という、ちくわさんのご好意で読んでいただけるもの。
なるだけちくわさんの負担にならないようにと、考えて考えて。 考えていたら…あっと言う間に、数ヶ月が過ぎてしまったのです。
朗読にBGMまでつけていただけるというサプライズ!
連絡の無いことを心配したちくわさんが、様子伺いのメールをくださいました。 私は不安に思っていることと、自分の作品を読んでもらいたいけれど、暗いモノしかないことを伝えたのです。
すると「大丈夫ですよ」と言っていただけて、「それならまずは、作品を見ていただかないと!」と、朗読して欲しいと思っている短編を送りました。
そこからは、あっと言う間でした。 ちくわさんがお忙しい中、時間を割いて朗読をしてくださり。 さらには「BGMもおつけしましょうか?」という、嬉しいご提案までいただいたのです!!
図々しくもBGMつきをお願いしたら、すぐに対応してくださり、朗読されたデータが届いたのでした。
それが、こちら!!
思い描いていた以上の世界観を表現してくだり、本当に嬉しくて感謝いっぱいです!! 素晴らしい宝物ができました! ちくわさん、ありがとうございました!!
【今年の目標】 1本でいいから、明るい短編を書く