「大丈夫?」が口癖です
私は「大丈夫?」って言葉を、よく使う。 直接的な言い方じゃなくて、「体調崩さないでね」とか「雨で道が滑るから、気をつけてね」とか。
すると相手から必ず「cometikiさんの方こそですよ!」と、心配される。 う、うん。 そうだね…しょっちゅう風邪ひいてたり、道で転んで足を痛めて、ふくらはぎが1.5倍に腫れ上がったりしたのは、私だね。
まわりにいる人は、私よりずっとずっとしっかりしている。 だからホントは、心配なんかしなくてもいいのかもしれない。 それなのに、つい口から出ちゃう「大丈夫?」って。
なんで言ってしまうのか考えてみたら、自分が散々痛い思いをしてるからだった。
自分がドンくさいから口癖になった
未だに自分の身体のことは、管理しきれないけれど…体調は崩しやすいほうだ!ということと、普通より大分ドンくさいっていうのは、わかってきた。
気温差考えないで薄着してて、風邪ひいたり。 かいた汗を拭きそびれて、風邪ひいたり。 平地で思いっきり躓いて、転んだり。 自転車乗ってて、ブレーキかけそびれて、壁に激突したり。 閉めるドアに自分の手を置き忘れて、指をつめたり。 …なんか、いくらでも書き出せる。
そのたびに痛い思いや、不自由な思いをしてるので、「そうならないように」って気をつけようとするんだろうな。 一般的に生活してる人からしたら「え?そんなこと、心配しなくても…」ってところさえ、私には苦い経験があるので「大丈夫?」が出るらしい。
ドンくさい私だからこそ気づけるモノがある
面倒臭いタイプの人間ですね、私。 でも奇跡的に「大丈夫?って言ってもらえて嬉しかった!」って、喜ばれることがあります!
365回に1回くらいかなぁ。 3,650回に1回かもしれません。 …すみません。回数はアバウトです。
とにかく稀に「ありがとう」って言われることがあって。 それは「こんなことを、気にかけてくれるって思わなかった」というものです。
他人より生きるのが下手で、身体弱くてドンくさい私だけど…私だからこそ、知った痛みで。 自分がその痛みを経験してなかったら、「大丈夫?」って口に出せないものだった。 だからそのとき、辛くて、しんどくても感じておいてよかったんだ!って…思えた。
失敗も、痛みも。 その最中には、思いもよらないけど…どこかに…誰かに繋がっているんだなぁ。
「ありがとう」をくれたあなたに、「ありがとう!」。