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ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第4話ネタバレ感想-まさか早瀬川さんが!

こめなべ-20170507

早瀬川さんが狙われる日が来ようとは…

2017年5月4日(水)21時から放送された、ドラマ警視庁捜査一課9係 season12第4話。 メインキャストは渡瀬恒彦さん、井ノ原快彦さん、羽田美智子さん、津田寛治さん、吹越満さん、田口浩正さん、原沙知絵さん、中越典子さん。

ゲストは白洲迅さん、河西健司さん、松下恵さん。

>公式サイト⇒警視庁捜査一課9係 season12|テレビ朝日

まさか早瀬川さんが、こんな直接的に狙われる日が来ようとは、思いませんでした。 黛さんは「こういう事例は、海外にある」と語っておられましたが…そんなに日常的なものなんでしょうか。 初めて知ったので、驚きました。

今回はドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第4話 ねらわれた監察医ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『警視庁捜査捜査一課9係 season12』第4話 ねらわれた監察医のざっくりしたあらすじ

ゼネラルサイバー社の経理課長・柳沢栄司(永井裕久さん)が、水死体で発見される。 柳沢の遺体はすぐに、司法解剖にまわされた。

遺体の解剖を始めた監察医の早瀬川真澄(原沙知絵さん)が、突然倒れる。 メスで切れ込みを入れた途端、体内から有毒ガスが発生したのだ。 解剖室は封鎖され、すぐに除染作業が行われた。

意識不明の重体になった早瀬川だが、毒物が特定できないため治療が思うように進まない。 浅輪直樹(井ノ原快彦さん)は、法医学者の黛優之介(竹中直人さん)に再解剖を依頼する。

黛は、毒物をコルセリンと特定。 コルセリンは神経に作用する毒だが、燃料電池の材料にされることもあるらしい。

柳沢が死んだ後、犯人はコルセリンを注入した。 コルセリンは気化すると、有毒ガスに変わる。 つまり、犯人は早瀬川の命を狙ったのだ。

コルセリンは現在では使っている企業も少ないため、出所を掴むのは簡単だと思われた。 そこへ「コルセリンを盗まれた」という、通報が入る。

青柳靖(吹越満さん)と矢沢英明(田口浩正さん)が、サンシャインテクノロジーへ行くと、コルセリンの管理者・古川和夫(河西健司さん)が居た。 柳沢が殺害されたことを聞くと、古川の顔色が変わる。

古川を調べると、一度会社が倒産してコルセリンを使った開発に行き詰まり、落ち込んでいたという。 だが最近「生き甲斐を見つけた」と、明るさを取り戻したらしい。

捜査を進めていく内、古川がゼネラルサイバー社の未公開株を購入していたことがわかる。 ところがゼネラルサイバー社は、株式を上場するにあたり古川から株を買い戻したという。

上場すれば株の値段は上がる…それをみすみす逃す人間がいるだろうか。 古川とゼネラルサイバー社との間に、何か揉め事があったのではないだろうか。 古川のいう生き甲斐とは、柳沢への復讐だったのではないかと、思われる。

捜査が進む内、古川への容疑が深まってゆく。 そんな中、古川が遺書を残して自殺してしまう。

犯人死亡により、捜査は終了かと思われたが、9係へ黛がやってくる。 古川の解剖を担当した黛は、「これは殺しだ」と断言した。

9係のメンバーは、古川と柳沢について再捜査を進めてゆく。 小宮山志保(羽田美智子さん)と村瀬健吾(津田寛治さん)は、柳沢の自宅で隠し帳簿を見つける。

ゼネラルサイバー社は、柳沢に粉飾決算を一任していた。 柳沢はその重圧に耐えかねて、社内のトイレで自殺を図る。 遺体を発見した社長の杉山隆正(若杉宏二さん)は、秘書の富田一郎(白洲迅さん)に、遺体を他殺に見せかけて片付けるよう命じた。

柳沢の自殺を隠蔽することになった富田は、父親の亡くなったときのことを思い出す。 会社の倒産により、借金を抱えてしまった父親は、保険金を受け取るため“他殺に見せかけた自殺”をした。

刑事たちは事件だと思い込んでいたのに、早瀬川が自殺と断定する。 富田は、父親の想いを踏みにじった早瀬川を恨み、柳沢の遺体にコルセリンを仕込んだのだった。

古川は富田の父親に恩があり、亡くなってからは富田のことを実の息子のように思っていた。 コルセリンを盗んだ富田を偶然目撃し、事件の概要を聞いて彼の罪を被って自殺しようとする…そこに富田が現れ、古川を殺害したことがわかる。

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周囲の優しさに気づけたら、富田さんは道を誤らなかったのかも

“監察医が狙われた”…なら、ストンと話が入ってくるのですが。 早瀬川さん個人が狙われたとなると、なんだかモヤモヤしてしまいます。

監察医って当番制(だったハズ)だから、どの監察医がどのご遺体を解剖するかって、富田さんにはわからないんじゃないかと思って。

早瀬川さんのスケジュールを把握するにしても、富田さんに監察医方面の人脈なんて、なさそうに見えるのです。 どちらかというと監察医を恨んでるから、そういう職業の人を遠ざけてそうですし。

例えば計画的に柳沢さんを殺して、早瀬川さんのスケジュールに合わせたならまだしも…柳沢さんは自殺。 早瀬川さんを狙っての行動とはいえ、下手をすると他の監察医の方が、命を奪われてたかもしれないのに。

…そこまで考えないか。 人を殺そうと、思っている心理状態なら。

古川さんの思いやりまで、気づけなくなってるんですもんね。 どれだけ盲目になってしまっていたのか、富田さん。 彼の周りは、優しさに溢れていたのに。

なんて、勿体無い人なんだろうと。 ただ。 取調べで、青柳さんから言われた一言が、ちゃんと富田さんに届いているようだったので、安心しました。

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