こめなべ

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アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第25話-硝煙弾雨ネタバレ感想

こめなべ-20170511

タチコマの活躍とバトーの戦いが熱い!!

Huluで配信されていた、アニメ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』。 第25話は、ひたすら怒涛の展開でした。

タチコマが久しぶりに大活躍でしたし、バトーの戦いもかつてない程の事態に!! 涙が止まらない回でした。

出演されている声優さんは、 草薙素子田中敦子さん 荒巻大輔:阪 脩さん バトー:大塚明夫さん トグサ:山寺宏一さん イシカワ:仲野 裕さん サイトー:大川透さん ボーマ:山口太郎さん パズ:小野塚貴志さん タチコマ玉川紗己子さん です。

なお、あらすじや感想は公式の物ではなく、私が見て受け取ったものを文章化しておりますので、ご注意ください。

★アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のざっくりした舞台設定について 物語の舞台は、西暦2030年ー。 情報ネットワークが、あらゆる進化を遂げている世界。 アンドロイドはもちろん、生身の身体と機械を融合させる技術も発展していた。 大半の人々は“義体化”という…脳や中枢神経以外の身体のパーツを、人工臓器や義肢などへ機械化している。 それにより、犯罪も多様化した。 政府は深刻な電脳犯罪への対処、要人警護、暗殺、政治家の汚職摘発、凶悪犯罪の捜査を一手に引き受ける、組織を内務省直属でつくりだす。 それが、公安9課。 通称「攻殻機動隊」と呼ばれている。

>公式サイト⇒攻殻機動隊 Information Site

今回はアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第25話-硝煙弾雨ネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』第25話-硝煙弾雨のざっくりしたあらすじ

笑い男事件の黒幕が、薬島であることを突き止めた公安9課。 しかし薬島に先手を打たれ、逆に9課のメンバーが笑い男事件を、裏で操っていたことにされてしまう。

真実を知る9課の人間たちの口を封じるため、薬島は特殊部隊を投入する。 素子たちはバラバラに散り、身を隠そうとするが1人また1人と捕まってゆく。

荒巻は、なんとか公安9課のメンバーを守ろうと奔走する。 薬島に関する捜査資料も全て手渡したものの、交渉は思うように進まない。

その頃。 個性を獲得したために、軍用機としては不向きとされ、民間企業へ貸し出されていた多脚戦車・タチコマ。 公安9課が悪者にされ、かつての仲間たちが非難を浴びるニュースを見て、居ても立っても居られなくなる。

公安9課は、タチコマの育った場所だ。 中でもバトーには、沢山可愛がってもらった。 何か9課の力になれないか、と考えたタチコマは職場を抜け出し、本部のあった場所へ向かう。

本部は見る影もないほどボロボロで、どれだけ酷い戦いだったかが伺えた。 しかしそんな場所に、不似合いなくらい丁寧に天然オイルが置かれている。

タチコマはすぐに、バトーが置いてくれたのだと察する。 天然オイルは昔、バトーが内緒でコッソリと、タチコマに味あわせてくれたものだった。

ラボ送りになったタチコマたちは、人工知能の研究のためにほとんどが解体されていた。 生き残った3体は、それぞれ別の民間企業で働いていたが、9課の危機を知って、ここに集う。

そしてバトーを助けよう!と、動き出した。

一方、バトーは素子のセーフハウスにいた。 素子が「忘れて来た」と言っていた、腕時計を取りに来たのだ。 腕時計は唯一、素子が素子としてあるための記憶の拠り所。

特殊部隊に追われながらも、どうにか腕時計を取り戻す。 ホッとするのも束の間…海上自衛隊の兵器・アームスーツ2体によって、バトーは片腕を引き千切られてしまう。

そこへ、タチコマたちが駆けつける。 援護射撃を行い、バトーから注意を逸らしアームスーツに向かっていった。

戦闘能力の高いアームスーツに撃たれ、蜂の巣にされてもタチコマは倒すことを考え続ける。 タチコマの切り札は、老人ホームのおじいちゃんからもらった、古い古いミサイル。

自分の身体に取り付けて、タチコマは最後アームスーツに激突し、自爆してしまう。 「さよなら、バトーさん」と、つぶやいて。

タチコマの活躍で助けられたバトーの元へ、少女の義体に移った素子が現れた。 素子はバトーを連れて、隠れ家へ戻る。

元の義体に戻った素子に、バトーは「大切にしろ」と、腕時計を差し出した。 2人は…せめて生き延びて、これまでのことを記録に残そうと、約束する。

そして。 日本を離れようと、素子とバトーが飛行機に乗り込む直前ー…。 2人を追っていた特殊部隊により、素子は頭を撃ち抜かれてしまう。

バトーは「素子ーっ!!」と、目の前の状況が信じられずに叫ぶが、血に染まった身体からは、何も声が聴こえなかった。

タチコマのバトーさん愛が強くてただただ涙です!

この回のタチコマ、これまで以上にバトーへの愛を感じて、とても好きです!! 言葉は違うかもしれませんが、まさに相思相愛!!

こんなことになる前に、もっともっとバトーとタチコマの掛け合いを、見たかったなぁ。 戦闘機として開発されたのでなければ、また違った未来があったのでしょうか?

AIなのに、死に憧れ。 AIなのに、神様を想う。 そして、バトーさんを愛してる。 そんなタチコマが、私は本当に大好きです!!

なんかもう、バトーの養子になっちゃえばいいのに。 人間の義体に記憶を移せば、タチコマなら普通に生きていけそうな気がします。 …倫理的にー…とか、宗教的にー…とかあって、難しいんでしょうか? 勿体無い。勿体無い。

確実に力では叶わない相手にでも、バトーのために倒すと決めたら、一直線!! …死は怖くなくても、バトーに二度と会えなくなることは、怖かったんじゃないかな、タチコマ

そう感じたので「さよなら、バトーさん」には、ただただ号泣しかありませんでした。 こんなに健気なコを、あっさりと逝かせてしまうなんて。

悔しさばかりが、残ります。 タチコマ…戻って来て…。

いつか9課のみんなと、アタリマエに話せるような日々が戻って来るといいなぁ。