こめなべ

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アニメ『サクラダリセット』第3話ネタバレ感想-ここから本編!?

こめなべ-20170520

第3話「CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY 1/2」から、いよいよ本編スタート?!

2017年4月5日よりTOKYOMX他で放送されている、アニメサクラダリセット』。 Huluでも、現在配信中です。

第3話「CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY 1/2」から、いよいよ本編スタート!といった感じです。 第1話のサブタイトルが「MEMORY in CHILDREN 1/3」で、第2話の「MEMORY in CHILDREN 2/3」だったので、てっきり第3話が「MEMORY in CHILDREN 3/3」になるんだと思っていたのに…全然違うサブタイトルで。

しかもお話が、パキッと変わっていました。 第1話と第2話は、本編に入る前の説明的なものだったのかなと。

◆咲良田という街と特殊能力について 日本の片隅にある咲良田で暮らす人間の約半数は、この特殊能力を持っている。 能力は、千差万別。 大半はくだらないもので、大抵は物理法則に反している。 ◆浅井ケイの特殊能力 ケイの能力は、“記憶保持”。 過去の自分の五感、意識を再生する能力。 一度、見たこと聞いたこと、考えたことは、何があっても忘れない。 また状況に応じて、そのときのことを確実に思い出すことができるのだ。 ◆春埼美空の特殊能力 美空の能力は、“リセット”。 リセットで巻き戻せる時間は、最大3日。 ただし、時間を巻き戻すのではなく、全てを過去の状態に配置し直すだけで、時間を完全に消し去るものではない。 脳細胞も過去の状態に再配置されるので、人の記憶は消える…と。 また、美空の能力には制限がある。 ①事前に“セーブ”していなければ、リセットは使えない セーブの効果は72時間で切れてしまう ②リセットしてから24時間経たなければ、次のセーブができない つまり何度も同じ時間を繰り返すことはできない ③リセットは美空本人にも影響する そのため美空の記憶も消え、リセットを使ったことも覚えていない 追記:ケイから「リセット」の指示がない限り、リセットを使わない

今回はアニメ『サクラダリセット』第3話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

アニメ『サクラダリセット』第3話 CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY 1/2のざっくりしたあらすじ

咲良田で暮らす、浅井ケイ(CV:石川界人さん)と春埼美空(CV:花澤香菜さん)は、高校1年生になった。

中学2年生の夏。 ケイは自分のために、美空の能力“リセット”を使ったことで、同級生・相麻菫(CV:悠木碧さん)が亡くなってしまう。 以来、ケイは美空と共に、菫の命を取り戻すための方法を探し続けている。

芦原橋高校に入学したケイと美空は、教師・津島信太郎(CV:上田燿司さん)に、呼び出されていた。 2人を、奉仕クラブへ入部させるためだ。

奉仕クラブとは、管理局の人間でもある信太郎が、能力者であるケイと美空の監視を行うためのもの。 中学の頃からクラブ活動の一環として、2人に能力者に関する事件を、解決させていた。

7月14日(金)。 信太郎は、ケイと美空に村瀬陽香(CV:牧野由依さん)に関わる依頼を行った。

7月15日(土)。 依頼通りにケイと美空は、喫茶店で陽香と会うことに。 2人は陽香から「死んだ猫を生き返らせて欲しい」と、頼まれる。

陽香が帰った後、ケイと美空はこの依頼がいつもと様子が違うことを、感じ取っていた。 「死んだ猫を生き返らせる」だけならば、自分たちが陽香と会う必要はない。 信太郎がケイに、リセットするよう頼めばいいだけだ。

ケイは、管理局公認の情報屋である非通知くん(CV:西山宏太朗さん:電話の声は、紗倉のり子さん)に電話をする。 非通知くんはすでに猫探しのことを知っており、ケイに野々尾盛夏(CV:三澤紗千香さん)を紹介した。

盛夏は、眠ったり頭の中を空っぽにすることで、猫と意識を共有させる能力の持ち主。 彼女は咲良田に暮らす、全ての猫たちの情報を持っているという。

非通知くんはケイに「マクガフィンを知っているかい?」と、尋ねる。 マクガフィンとは、物語のきっかけとなるアイテムで、代替可能な主人公の目的のこと…だが、それは非通知くんの言う“マクガフィン”では無いらしい。

神社に居る盛夏に会う、ケイと美空。 陽香の猫の話をするが「知らない」と言われる。 そこでリセット可能なギリギリの時間を迎えてしまい、ケイは美空にリセットを指示した。

7月12日(水)2回目。 3日前に戻ったケイは、信太郎にリセットしたことを報告。 すると「任せる」と、言われてしまう。 さらにマクガフィンについて尋ねるが「知らない」と、答えられた。

リセット前にあった盛夏に、再度会いに行くケイと美空。 猫が死んでしまうかもしれないと、盛夏に協力を仰ぐ。 今、彼がどこで何をしているのか、盛夏に探ってもらうのだ。

リセット前のことを聞き、この依頼にこだわることへ疑問を持つ、美空。 ケイは、なにか意味があると信じて、依頼を完遂しようとする。

盛夏から「猫は、誘拐されている」と連絡を受ける、ケイ。 これは、リセット前には無かったことだ。 誰が何の目的で誘拐したのか、謎が深まってゆく。

7月13日(木)2回目。 友人の中野智樹(CV:江口拓也さん)と、皆実未来(CV:山田悠希さん)の噂話に、変化が起きた。 壁に手の形の穴が空いていて、見ている内にその穴が塞がった…というのだ。

ケイは、U研(未確認研究会)に所属している未来に、マクガフィンについての噂を調べて欲しいと頼む。

ケイと美空が昼食を食べていると、盛夏から電話が入る。 猫は今、高級なキャットフードを食べて、喜んでいるらしい。 猫の無事を確認したところで、リセットを使ってから24時間が経った。

ケイの指示で7月13日(木)12時59分15秒で、美空がセーブをかける。

7月14日(金)2回目。 猫が轢かれる…という、商店街のパン屋前に集まる、ケイと美空と盛夏。 事故が起きる前に、助けられるか…と考えていたら、盛夏が突如走り出す。 その背を追いかける、ケイと美空。

盛夏が立ち止まった先には、陽香と猫が居た。 猫を盛夏に預けると、ケイの制止の声を無視して陽香は飛び去ってしまう。

学校に戻り、信太郎に状況を報告するケイ。 すると「3日間ギリギリまで、リセットを使わないでくれ」と、頼まれる。 猫の命を助ける依頼は、完了したらしいがまだなにかあるようだ。

7月15日(土)2回目。 ケイが自室のベッドで目を覚ますと、幽体となった未来が浮いていた。

あんなにリセット使ってたらケイの記憶容量パンクしそう

信太郎からの依頼を受ける度、ケイと美空はリセットを使ってきたんですね。 リセットで前の記憶が無くなる人は、まだいいものの…リセット後も、前の記憶を引き継いでいるケイは、物凄い記憶量になっているんだろうなぁ。

ケイの記憶量に、上限ってないんでしょうか?

2回目の7月13日に、美空にセーブを依頼したとき「まだ、次のリセットはしてないみたいだね」と、ケイが言うのですが…なんの確認だったんだろう。 何回目のリセットか、なんてケイのほうが余程わかっているハズなのに。 妙に引っかかってしまう、セリフでした。

妙…といえば、非通知くんとの連絡方法!! 公衆電話からかけるのですが、何度ダイヤルしても「おかけになった電話番号は現在使われておりません」というアナウンスが…。

でもこれが非通知くんの声(電話用)で、彼がこのアナウンスに疲れるまで、付き合ってかけ続けなければいけないという、ルールだそうです。 なんて面倒臭い…。

「このルール、やめませんか?」と言いつつも、律儀に付き合ってあげるケイは、やはり優しいなぁ。

そして言葉の使われ方から、物事の本質を捉えられる頭のキレの良さといったら! 本当に、ただの高校生なんでしょうか? 尋常じゃない賢さが気になって仕方ありません。