こめなべ

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ドラマ『緊急取調室 season2』第4話ネタバレ感想-ロミジュリ要素を期待してました

こめなべ-20170526

天海さんと矢田さんの共演が楽しみでした!

2017年5月11日(木)21時から放送された、ドラマ緊急取調室 season2』。 出演は天海祐希さん、田中哲司さん、速水もこみちさん、鈴木浩介さん、大倉孝二さん、三上市朗さん、でんでんさん、大杉漣さん、小日向文世さん、中村静香さん、生島勇輝さん。

第4話「ふたりの愛」。 ゲストは矢田亜希子さん、森尾由美さん、平岡拓真さん、大谷亮介さん。

私の中で天海さんと矢田さんと言えば、ドラマ『トップキャスター』です。 お2人の掛け合いが、テンポよくてとても好きでした。

久しぶりに共演されるとわかり、見る前からワクワクしていました!

今回はドラマ『緊急取調室 season2』第4話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。

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ドラマ『緊急取調室 season2』第4話「ふたりの愛」のざっくりしたあらすじ

授業中。 高校の教室で生徒・春日俊介(平岡拓真さん)が、もがき苦しんで倒れる。 教師・沢本 愛(矢田亜希子さん)の指示のもと、生徒たちは補修室で待機することになった。

搬送先の病院で、意識不明の重体となる俊介。 彼が倒れた原因は、青酸ソーダだった。

警察は俊介の自殺だとみるが、他殺の線も捨てきれない。 本人から事情が聴けない今、『緊急事案対応取調班(通称・キントリ)』の真壁有希子(天海祐希さん)は、教室にいた全員に事情聴取を行うと言い出す。

真壁の提案をきっかけに、生徒28人と沢本が呼ばれる。 沢本は「生徒たちを、不当な取り調べにあわせないために」と、事情聴取への同伴を主張した。

取調べが始まると、沢本はなにかと理由をつけて、生徒たちの発言を操作する。 その所為で真壁たちは、事件の核心に触れることのないまま、聴取を終了した。

小石川春夫(小日向文世さん)と中田善次郎(大杉漣さん)は高校へ行き、個別に生徒たちから事情を聴いてゆく。 すると沢本が、俊介をひいきしていたことがわかる。 沢本はなにかと俊介を目にかけ、よく2人きりで補修室にいたらしい。 勉強を教える…というよりも、仲良くじゃれ合っているようだった、と。

また、事件の起きた日の授業が、ヘンだったこともわかる。 相聞歌は、既に終えたハズの授業内容だったのに、なぜまた行ったのか?

沢本に、俊介との間になにがあったのか尋ねるが、話をはぐらかされてしまう。

沢本について調べてゆくと、彼女の母親が人殺しであることがわかる。 それは内縁の夫から暴力を振るわれていた沢本を助けるために、母親がとった行動だった。

俊介の母・愛は、弁護士の夫からその事実を聞いて「息子の担任には、ふさわしくない!」と、学校側へクレームを言いに通っていたらしい。 何度申し立てても、担任を変えてもらえなかった愛は、沢本に対してどんどん言葉を荒げてゆく。

沢本が怪しいとわかっても、どうやって毒物を飲ませたのか。 さらには青酸ソーダを、どうやって入手したのかがわからない。 真壁は沢本を挑発し、取調室へと招く。

心の内を決して見せようとしない沢本に、真壁は「あなたを理解しようとしている」と、訴えた。 それが逆に、沢本の神経を逆なでした。 「アンタなんかに、理解できるハズがない!」と。

愛に散々、暴言を吐かれた沢本は、愛の大切にしている息子・俊介を誘惑し、奪ってやろうと思い立つ。 女性に免疫のなかった生徒は、どんどん沢本にのめり込む。 俊介の情熱に恐れを抱いた沢本は、別れを切り出すが逆に脅されてしまう。

沢本は、俊介を殺す決意をする。

「家族旅行に行きたくない」という俊介に協力するフリをして、沢本は青酸ソーダを飲ませたのだ。 毒物は、沢本の母親が用意していた。 自分が人を殺すことで、沢本に辛い思いをさせてしまうと考えた母親は、いつでも楽に死ねる道を用意した。

「いつでも死ねる」ということを心の支えにして、沢本はこれまで必死に生きてきた。 ところが、同じ「愛」という名前の人間を目の前にしたとき…「ああ…自分は、どれだけ頑張っても、幸せにはなれないんだ」と痛感したという。

回復が難しいと言われていた俊介は、意識を取り戻した。 俊介は命を狙われても、沢本のことを想っているらしい。 そのことを沢本に伝える、真壁。

混乱する沢本に、真壁はいつか彼女が"愛"に気づけるようにと、祈った。

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全然ロミジュリ的なアレではありませんでした

教師×生徒の禁断モノかと思っていましたら、それ以上のボリュームが入ったお話でした。 予告を見て思ったのは、交際を反対されていた2人が『ロミオとジュリエット』みたいに、毒を飲んで…的なものかと。

ところがどっこい、蓋を開けてみたら沢本さんに"愛"はなかったようです。 …彼女が、気づいてないだけかもしれませんが。

憎くてたまらない女の人の子どもを、奪って、苦しめてやろう…というのが目的だったようですが、それも相手に本気になられて挫折。 本気になられたなら、沢本さんの思い通りなんじゃないかと、両手を上げて喜びそうなものですけども…別れを切り出すとか、謎です。

そもそも私に"憎くてたまらない女の人の子どもを、奪ってやろう"的な発想が無いので、彼女の苦労がわかりません。 憎い相手の子どもとなんて、一秒たりとも一緒にいたくないので。

結局、沢本さんがなにをしたかったのか、よくわからないままでした。 いっそのこと、退院した俊介クンと結婚しちゃえばいいのに。

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