カシ子さんの隠してきた事実が明らかに―…
2017年5月26日(金)22時からNHKで放送された、ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』。 出演は多部未華子さん、高橋克典さん、上地雄輔さん、片瀬那奈さん、新津ちせさん、江波杏子さん、奥田瑛二さん、倍賞美津子さん。
第7話のサブタイトルは「話せなかった思い」。
ここへきて、カシ子さんのメイン回! なにか隠しておられるのでは…と思っていたので、いつか語ってくださることを期待していました。 でもこんな形で、カシ子さんの言葉を聞くことになるとは…予想外です。
イタリアからの留学生の母が、カシ子と文通?多部未華子主演「ツバキ文具店?鎌倉代書屋物語?」第7話あらすじ https://t.co/CiSrLs1d7z #多部未華子 #ツバキ文具店 #片瀬那奈 pic.twitter.com/Tu64VZDCLS
— music.jp (@musicjp_mti) 2017年5月25日
今回はドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』第7話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代筆物語~』第7話 話せなかった思いのざっくりしたあらすじ
雨宮鳩子(多部未華子さん)は、祖母・カシ子(倍賞美津子さん)に、小さい頃から代筆屋の後継ぎとして、厳しく育てられた。 友人と遊ぶこともままならず、ひたすら文字を書かされる日々。
鳩子は不満を募らせ…遂に8前、家を飛び出した。 しかしカシ子の死をきっかけに、実家に戻った鳩子は、不思議な縁が繋がって、文具屋と代筆屋の仕事を継ぐことになる。
この日、代書の依頼に訪れたのは、1人の女性。 「絶縁状を書いて欲しい」と鳩子に迫るが、名前を聞いても名乗らない。
鳩子は彼女を“匿名さん”(平山さとみさん)と、名付けた。 匿名さんが絶縁状を送りたい相手は、まるで姉妹のようだと言われていた女性。 とにかく、スッパリ縁を切りたいという。
鳩子は、代書は相手を幸せにするもの…と、思い始めていたので、この依頼を受けることに、戸惑いを見せる。 匿名さんの勢いに押されて、引き受けてからも「この手紙は、書かない方がよいのでは…」と、悩む。
文具店を継ぎ、代筆屋を営むようになってから、鳩子は人の縁というものを、とても大切に想うようになった。 匿名さんにも思い直して欲しいと、依頼を断る決意をする。
すると匿名さんは、これまで妹のように可愛がってきた女性の本音を聞いてしまったという。 仲がいいと思っていたのは自分だけで、相手は匿名さんのことを嫌っていた。 それを知った匿名さんは、自ら縁を切ることを決意し、鳩子に絶縁状を依頼したのだ。
匿名さんの覚悟を目の当たりにした鳩子は、改めて依頼を受け直す。 匿名さんにとっては、大切だった妹。 今でもその想いは変わっていないが、互いのために別れる決意をした…そのことを、妹さんに伝えたいと思う。
そんなとき、「むぎカフェ」守景蜜朗(上地雄輔さん)の娘・陽菜(新津ちせさん)からもらった手紙を見て、ヒントを得る。
逆さ文字の手紙。
そのままでは読めず、鏡に映すと文字が読めるというもの。 匿名さんに完成したものを渡すと、自分の気持ちを、自分以上に表現してくれている内容に、涙を零して喜んだ。
そしてその手紙をきっかけに、人生を再スタートさせることを宣言する。
一方、鳩子の身辺を嗅ぎまわっていた、外国人の男が店頭に現れた。 男はアンニョロ(アレックス・JDさん)と名乗り、母親がカシ子のペンフレンドだったと語る。 母親の頼みで、これまで文通していた手紙を鳩子に持ってきたのだ。
鳩子はカシ子の手紙を読み、カシ子の隠してきた事実を知る。 鳩子の母親は、鳩子を捨てたのではなく、カシ子の我儘で鳩子だけを引き取ったのだ。 さらに代筆屋はカシ子が始めたもので、歴史などなかった。
厳しくすることが愛情だと思い、鳩子を育てたカシ子だったが、鳩子が家を飛び出したことで、それも間違っていたことに気づいたと。 カシ子は死ぬまで、鳩子に謝りたいと願っていた。
カシ子の想いを知った鳩子は、手紙を前に泣き崩れた。
男爵の職業が人気エッセイストだったなんて!!
今回はいろんな事実が明らかになって、驚くことばかりでした! 本当なのかな…と、疑いたくなるくらいの事実。 カシ子さんが、自分の孤独を埋めるために、鳩子さんを引き取ったとは。
代筆屋の歴史については…まあ、長くても短くてもいいと思うのですが。 鳩子さんのお母さんの件については…いくら身内でも、許されないのではないかと。 鳩子さんのお母さん、今、なにされてるんだろう。
強引に引き離されてしまったなら、ずっと気にしておられるだろうなぁ。 叶うなら、鳩子さんとお母さんが再会できる日が来ますように。
驚くといえば、男爵(奥田瑛二さん)の職業です!! やっぱり第3話で名前だけ登場した、人気エッセイストは男爵だったんだー!!
なんていうか人気エッセイスト=男爵…ピッタリじゃないですかー!! そうだといいのにな、と思った展開に胸が高鳴ります!!
次回、最終回…どんな結末が待っているのか、気になります。