こめなべ

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質問に質問で返されると、頭が真っ白になります…提案希望です

質問に質問で返され続けると心が折れます

先日、ホテルから自宅へ荷物を送ろうとしたときの話。
いくつかの物をまとめて、1箱にして送りたかったので、宅配用のダンボール箱を購入しようと思いました。

フロントで自宅へ荷物を送りたい旨と、そのためのダンボール箱が欲しいと告げました。

以前、別のホテルで相談したときは、フロントの方がダンボール箱を出してきてくださり、それを現金で購入。
箱は自分で部屋まで持って行って、梱包作業をした…という経験があります。

だから今回も、すんなり現金で購入して部屋まで持って上がれると、思い込んでいました。
ところが…接客してくださったフロントの方から返ってきたのは、さらなる問いかけだったのです。

「箱は、お部屋までお持ちすることも可能ですが、いかがいたしましょう?」

正直、そんな言葉が返ってくるとは思わなかったので、私はメチャクチャ混乱しました。
「それは、係の方が部屋まで持って行くという、このホテルのルールなんですけど」という意味なのか?とか。
「箱は部屋まで自分で持って行って欲しいけど、こちらからお願いするのは失礼なので、察してください」という意味なのか??などなど。

空気が読めず、質問の真意も全くわからなかったので「このまま部屋に持って帰るというのは、可能ですか?」と、おずおず訊ねると…さらに「それも可能ですし、お部屋までお持ちすることもできますが、いかがいたしましょう?」と、質問に質問で返されてしまいます。

部屋で箱詰め作業をする…というのが、いけないのかな?と思い…「じゃあ、荷物をこの辺りで梱包させていただくことはできますか?」と訊ねると、「こちらは狭いですが、そうしていただくことも可能です。お部屋で詰めていただいても、構いませんが…いかがいたしましょう?」と、一歩も前へ進みません。

私は頭が痛くなってきて「すみません、また考えてきます」と、一旦部屋へ入りました。

結局、なんと答えればフロントの方から、質問ではない形の言葉が出てきたのでしょう。
ホテルに泊まり慣れていて、尚且つ話術に長けている方なら、このフロントの方の言葉を上手く理解して、スムーズに次の言葉を引き出せたかもしれません。

しかし私は、一般的な会話もままならない人間です。
あれだけ何度も質問で返されたら、心が折れてしまいます。

私の中での会話の限界って書き出すとシンプルなものでした

フロントの方が、私にどんな回答を要求されていたのか。
考えても考えても、サッパリわかりませんでした。

逆に、私にとっての理想的な会話は…

私「家に荷物を送りたいので、ダンボール箱が欲しいのですが」

フロントの方「かしこまりました。どのサイズをご希望ですか?」と、箱の見本を見せてくれる

私「では、これでお願いします」

フロントの方「はい。料金は、チェックアウトの際にお支払いいただくことになります」

私「わかりました」と、箱を持って行こうとする←荷物が重たそう

フロントの方「もしよろしければ、お部屋までお持ちいたしましょうか?」

私「大丈夫です。ありがとうございます」

だったんですよ…。
というか、私の脳内で繰り広げられる会話のやりとりは、これが限界なんです。

ここへ…「箱は、お部屋までお持ちすることも可能ですが、いかがいたしましょう?」という問いは、ねじ込めません!

「箱は、お部屋までお持ちいたします」なら、まだ「ありがとうございます」というボールを返すことができたのですが。
「お持ちすることも可能ですが、いかがいたしましょう?」とは…。

質問に質問で返される…という技は、ダメージが強すぎました

部屋へ戻り、心を落ち着けてからフロントへ電話をしました。
もしかすると、他の担当の方が電話に出られて、話がスムーズに進むかもしれない!と、考えたからです。

残念ながら、電話に出られたのは先程のフロントの方でした。
何度言葉を交わしても、同じことの繰り返しです。
とりあえずダンボール箱が欲しかったので、フロントの方に部屋まで持ってきていただきました。

ところが…さらに質問に質問で返す、という流れが止まらなかったのです。

3種類の箱を用意してくださった、フロントの方。
私は、一番大きいサイズを選ぼうとしました。
上の蓋が閉じられなかったら、買い直さないといけないと考えたからです。

フロントの方「お荷物の量は、どのくらいですか?」

私「えっと…これくらいなんですが…」

フロントの方「それでは、こちらの中くらいのサイズでも大丈夫かと思いますが、いかがでしょうか?」

こ、ここで「いかがでしょうか?」とは、いかがなものでしょう?
それとなく一番大きいサイズを買いたいんですけど…と、アピールしてみるものの、全く通じず。

フロントの方「箱のサイズによって、料金がかなり変わって参りますが、いかがいたしましょう?」

もう会話のすべてが、疑問文。
私の頭は、ますます混乱してゆくばかりでした。

ちなみに…ダンボール箱の料金も、送料も私が支払うのです。
ホテルの方の負担ではありません。
どれを選んでも、ホテルの方に損は無いと思うのです。

親切で訊いてくださっている…というのもわかりますが、それならば「箱のサイズによって料金が変わりますので、一度、こちらの箱に詰めてみてはいかがですか?もしも入るようであれば、こちらの中くらいのサイズをオススメします」…だと、「そうですか、試してみます」と言葉が返せます。

会話慣れしていない私には、質問に質問で返される…という技は、ダメージが強すぎます。
着地点が見出せず、延々同じ言葉を繰り返してしまうからです。

「あ、この人。どう返していいか、わからないのかな?」と、もしも察していただけたなら…どうか質問をやめて、提案していただけないでしょうか。
すると、少しは違う言葉を返すことができると思います。

話している最中は、いっぱいいっぱいになっていますが…努力しますので、どうぞよろしくお願い致します。