マギーさんがご出演されるとのことで楽しみでした!
2017年6月30日(金)22時から放送された、ドラマ『ブランケット・キャッツ』。 出演は西島秀俊さん、吉瀬美智子さん、島崎遥香さん、唐田えりかさん、酒井美紀さん、美保純さん。
第2話「我が家の夢のブランケット・キャット」。 ゲストはマギーさん、原舞歌さん、高村佳偉人さん、奥貫薫さん。
【きょうの #ブランケット・キャッツ 】
— NHK編成センター (@nhk_hensei) 2017年6月30日
ぼくの名前はむぎ。ちょっと怖がりだけど・・・子どもと遊ぶのは好き!「ブランケット・キャッツ」は総合テレビ30日(金)今夜10:00~ #西島秀俊 #吉瀬美智子 #島崎遥香 #猫 #NHK https://t.co/55Iwg6bOBN pic.twitter.com/2DoVG1CM7m
2年前に妻・陽子を交通事故で亡くし、以来7匹の猫と共に生活している。
淡々とした性格で、あまり感情を表に出さない。
現在、猫の飼い主を募集中だが、貰い手には厳しい態度で接する。
藤村美咲(フジムラミサキ)…吉瀬美智子さん
秀亮の幼馴染で、動物病院の医師。
何かと秀亮のことを気にかけていて、その態度には幼馴染以上の感情がこもっている。
水島楓(ミズシマカエデ)…島崎遥香さん
藤村動物病院で働く、動物看護師。
美咲の秀亮に対する想いを察して、応援している。
佐伯さくら(サエキサクラ)…唐田えりかさん
母・奈緒子が営む、さくら食堂の看板娘。
気配り屋で、奈緒子のフォローをすることもある。
椎名陽子(シイナヨウコ)…酒井美紀さん
秀亮の亡くなった、妻。
猫が大好きで、7匹も飼っていた。
佐伯奈緒子(サエキナオコ)…美保純さん
さくら食堂の女将。
昔から知っている秀亮を、息子のように思っている。
陽子を亡くした秀亮を心配し、見合いの世話まで焼いたりする。
マギーさんがゲスト出演されると知り、さらに楽しみの増した第2話! しかも"冴えないおじさん"で登場されるとは…私の中では、ドラマ『ラストコップ』の清美さんの色香が強く印象に残っているので、どんな"冴えない"っぷりが見られるんだろうと、ワクワクしておりました!!
明日22時?NHKドラマ『ブランケットキャッツ』に出演しとります。個人的には昨年の『家政夫のミタゾノ』『リテイク』に続く、冴えないおじさんシリーズその3。今回は『いつかこんな役やりたかった!』な哀愁お父さん。これ、観て欲しいヤツ!https://t.co/W4dWYlz5Lz
— マギー(ジョビジョバ リーダーのほう) (@u_1_gp) 2017年6月29日
今回はドラマ『ブランケット・キャッツ』第2話のネタバレ感想を書きます。 苦手な方はご注意ください。
ドラマ『ブランケット・キャッツ』第2話「我が家の夢のブランケット・キャット」のざっくりしたあらすじ
椎名秀亮(西島秀俊さん)は、2年前に妻・陽子(酒井美紀さん)を交通事故で亡くした。 現在は、陽子が愛した7匹の猫と共に、生活している。
自由奔放な猫たちに振り回され、仕事である家具の修理もままならない日々。 だが秀亮は、特にそれで問題ないというように、猫たちの好きにさせている。
幼馴染みの藤村美咲(吉瀬美智子さん)は、猫たちに陽子の面影を探す秀亮を見ていられず、里親探しを積極的に行う。
ところが秀亮は、里親に立候補してくる人間にとても厳しい。 自分以上に猫たちを幸せにしてくれる者以外には、渡せないー…という勢いで。 だから一向に、猫たちの引き取り手は見つからないままだ。
ある日、店の扉を開いたのは樋口隆平(マギーさん)。 里親募集の張り紙を見て、やって来たという。
猫を勧める美咲に対し、隆平はどこか本気で飼う態度が感じられない。 訝しむ秀亮だったが、美咲の押しに負けて、むぎを3日間のトライアルに出すことに。
隆平はリストラされてから、次の就職先が思うように見つけられなかった。 折角買ったマイホームも、かなりのローンを残したままで、売りに出さなければならなくなってしまう。 収入を得られないことは妻の春恵(奥貫薫さん)や娘の美雪(原舞歌さん)を不安にさせ、隆平に冷たく当たる。 不憫に思った息子の陽太(高村佳偉人さん)が父親を励ますが、それは却って隆平に不甲斐なさを痛感させた。
家を手放す日が近づくにつれ、隆平は子どもたちの夢を"なにか1つ"叶えてやりたくなる。 それが"猫を飼うこと"だった。
ところがむぎを連れ帰ってすぐに、春恵から「返してきて!」と叱られ。 美雪には見向きもされず、陽太は猫を飼いたいと言った記憶さえなかった。 3日間だけ預かったら、むぎを返すと宣言する。
預かったむぎを大切に扱う隆平に、怒りを覚える美雪。 子どもの気持ちより、猫のほうが大切なのかと腹が立ったのだ。 むぎの大事なブランケットまで、捨ててしまう。
自分より弱いものを困らせてはいけないと、美雪を叱る春江。 春江の言葉に、これまでの態度を反省する美雪。 神社に隠したブランケットを、持って帰る。
3日後、秀亮にむぎを返しに行く隆平。 隆平は、むぎのおかげで家族での話ができたと感謝する。
隆平さんに感情移入し過ぎて辛かったです
7匹の猫たちの食事風景に、ほっこりしたのも束の間。 隆平さんのリストラという現実が、ドーンと立ちふさがって…「そうだ、これが現実だよね」と、打ちのめされました。
春恵さんの話を聞けば、リストラされてまだ3ヶ月。 3年くらい経ってるのかと、思っていたので…「まだ、3ヶ月じゃん!!」と、ビックリです。
近年の就職活動状況って、甘くないですから。 働きたくても働けないという、隆平さんの想いが痛い程わかりました。 隆平さん、すごく頑張っておられるじゃないですか!!
新卒の就職状況は、今後どうなるかわかりませんが…数年後には、美雪さんも隆平さんと同じ苦労をすることになるのに。 お父さんの今の姿が、未来の自分の姿かも…と思うと、あんな怒りもなくなりそうです。
面接って、本当にモチベーションを下げられますから…。 弱っているときに何度も面接に行くと、自己否定に拍車がかかるというか。 生きているのが辛くなってしまいます。
隆平さんは「せめても猫を」と、空回りしてしまう訳ですが。 自分のテンションも、家族のテンションも上がればいいな…って、思われたんだろうなと。 健気さに、ほろりとしてしまいました。
隆平さんに1日でも早く、よい就職先が見つかりますように。 我がことのように、思います。