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マンガ『王様に捧ぐ薬指』第1巻から第7巻のネタバレ感想-外面大王対決!!

こめなべ-20170913

綾華と東郷の外面大王対決に惹き込まれました!

マンガ王様に捧ぐ薬指』(わたなべ志穂著・小学館)。
コミックシーモアの期間限定試し読みで、この作品を知りました。

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>公式サイト⇒王様に捧ぐ薬指 | おもな連載紹介 | プチコミック 公式サイト | 小学館コミック

美人で華やかオーラをまとっている、ヒロインの綾華。
実はモテた経験も数えるほどで、悪ぶっているだけで。
繊細な内面を隠して、演技を続けています。

それに気づいたのは"王様"と呼ばれる、東郷。
東郷も周囲に期待されている、姿を演じていました。
似た者同士故に、反発しあう2人。

しかし2人とも演技上手なので、外面対決はいい勝負。
内面で大ゲンカしながらも、完璧な笑顔を貫くところがツボです!!

今回は、マンガ『王様に捧ぐ薬指』第1巻から第7巻ネタバレ感想を書きます。
苦手な方はご注意ください。

マンガ『王様に捧ぐ薬指』第1巻から7巻のざっくりしたあらすじ

羽田綾華(はねだあやか)・27歳。
美人でスタイルもよく、男性ウケする態度も熟知している。
そのため、女性陣からは目の敵にされ“悪女”と呼ばれていた。

ホテル『ラ・ブランシュ』に、ウエディングプランナーとして就職して、3ヶ月。
仕事はデキるものの、協調性はゼロ。
見事に周囲から、浮いていた。

そこへ、新支配人としてオーナーの息子・新田東郷(にったとうごう)が、やって来る。
新田といえば、この街の権力者。
ゆりかごから墓場まで、新田一族にお世話になると言われるほど。

そんな東郷は、王様…と呼ばれているらしい。

東郷は、綾華の外見には一切惑わされず、厳しい言葉を投げつける。
最初は取り繕っていた綾華も、開き直ってしまった。

ところが!
その態度を気に入ったとして、綾華は東郷にプロポーズされてしまう。
恋愛感情は一切抜きの、ビジネスとしての結婚ー…。

東郷は綾華に、広告塔になることを命じた。
いつも幸せそうな顔をして、仲の良い夫婦を演じること。
そうすれば綾華の生活の面倒を見てやる…という。

その条件を飲んだ綾華は、東郷と結婚した。

ビジネスとして…とはいうものの、一緒にいる時間が長くなると、相手のこともわかってくるもの。
周囲からの勝手な決めつけで、悪女を演じていた綾華の素顔を、東郷は見抜く。

綾華はそんな東郷に、心を動かされてゆくが、彼には忘れられない女性がいた。
高校時代の先輩・小夜(さよ)だ。

東郷は小夜に恋していたが、中学時代に不用意な一言で親友を失ってしまったため、二度と想いを口にしないと決めているという。
彼女は東郷の友人・秋田(あきた)と、結婚した。

綾華は東郷と、せめて良いビジネスパートナーでありたいと、仕事に力を入れる。
結果、美男美女の宣伝効果は素晴らしく、ホテル『ラ・ブランシュ』には「式を挙げたい」というお客様が殺到。

東郷のためにと張り切る綾華は、朝早くから夜遅くまで、休みもとらない。
綾華を心配した東郷は「お客様からクレームが出た」と、嘘をつき休ませようとするのだが…逆に綾華の仕事魂に火をつけてしまう。

思いやりの行き違いはあるものの、仲良くやっている2人。
そこへ、一緒に暮らしているマンションの補修工事の間、1LDKで暮らすことになった。

偽装結婚上、一緒に暮らすとはいえ、部屋も別々で食事も共にしたことのなかった綾華は、東郷の傍にいられる時間が増えたと、喜ぶ。
少しでも仲良くなりたいと、頑張って家事をして、ケンカもしないように振る舞う、綾華。
しかし、その態度が逆に東郷を怒らせてしまう。

昔から寄ってくる、金目当ての女に似ていると言って。

恋愛に疎い綾華は、こんなときどう返せばいいのかわからない。
悶々としたままうたた寝していると、その想いが全て寝言として出たようで、東郷に聞かれてしまう。

綾華の本心を聞いた東郷は、変な気を回さず、これまで通りでいればいいと、零す。
裏表の無い姿でいて欲しいと。

その願いは、東郷の育った環境から来るものだった。
東郷は愛人の子どもとして、生まれたが、心臓の弱い母親だったので、正妻・静(しずか)の元へ引き取られた。
どんな仕打ちをされるのかと思ったが、静は優しかった。

実の母以上に、静を思い始めた頃。
東郷は母親の病室で、静が全て計画通りだと笑う姿を見てしまう。

子宝に恵まれなった静は、別の女性に子どもを産ませて、奪ってしまおうと計画したのだ。
東郷はショックを受け、人間不信になる。
そんな両親を見てきたから、夫婦や家族というものも、わからない。

弱々しく打ち明ける東郷に、綾華は2人でやっていこう!と、笑う。
恋人の期間は無いまま結婚したけれど、2人は確実に愛しい気持ちを育んでいた。

東郷に執着する静は、綾華の高校時代の同級生・神山(かみやま)に声をかける。
神山の父が病気で倒れ、会社が立ち行かなくなったとき、静は仕事を頼んで持ち直させた。
大恩ある静から、綾華と東郷を引き離すよう命じられ、神山は綾華に迫っていたのだ。

全てを知った東郷は、神山に謝罪し新たな業務提携を持ちかけた。
そして静に、二度と同じようなことをさせないように、入社式の企画で綾華と夫婦仲の良さをアピールしてみせる。

綾華と東郷の意志の固さを目の当たりにしても、東郷を諦めきれない、静。
そんな彼女の前に「貴方の息子です」という男・桜庭 新(さくらばあらた)が現れてー…。

巻を重ねるごとに甘くなっていく綾華と東郷がたまりません!

7巻で終わるのだと思っていたら(なんとなく)、物語はまだまだこれからのようです。
綾華と東郷曰く、ラスボス並の存在感で立っている静が、これからもそのしたたかさを見せてくれるのでしょう。

なんであんなに東郷に執着するのかも、これから明らかになっていくのかなぁ?
子離れできない母親…という訳ではなさそうなので、真相が気になります。

さて。
綾華と東郷。
美男美女、クールで完璧な外見を装っているクセに、内面の大人気ないこと、大人気ないこと。

巻数を重ねるごとに“子どものケンカ”が板についてきて、そのギャップに愛しさを覚えます。
逆に仲直りは、ケンカする度に甘くなっていって…「幸せそうだなぁ」と、微笑ましくて。

綾華も東郷も、ステレオタイプの理想の夫婦は演じることができるのに。
いざ素に戻ると、妻とは?夫とは??と、テンパる姿が可愛らしくて、応援したくなります!!

静が今後、どうやって2人の仲に割り込んでくるのか、全く想像がつきませんが…諦めてくれることを祈るばかりです。

綾華と東郷には、いっそバカップルを目指してもらいたいくらいなので!!